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 | <つづき> 
 kazuhikoです。エンジン始動前に、イグニッションONの位置で、油圧警告灯
 だけが点灯しなくなっていた原因が、油圧スイッチの不良であることが
 判明しましたので、早速部品を入手。
 
 いつもお世話になっている整備工場へ出向き、部品を頼みましたが、土曜日
 だというのに、すぐに発注してくれました。
 
 当初は、三菱の部品だと、週明けにならないと手に入らないはずでしたが、
 メカニックと話をしているうちに、もう届いたではありませんか。
 これは、三菱の純正部品ではなく、社外品なのですが、価格は、純正よりは
 安いらしいです。(月末に請求書が届くと思います)
 (製造元:F.E.W   FUTABA ELECTRIC MFG. CO., LTD.)
 
 三菱の純正部品番号は、MC840219となっており、
 まさや@松本さんの情報によりますと、現在1102円(税込み)。
 
 油圧警告灯のスイッチを脱着するには、26ミリのディープソケットが必要です。
 ちょっと特殊なサイズの工具ですが、昔のインチネジを使っていた頃の名残かな?
 
 自動車部品にしては珍しい工具サイズですねと、話をしたところ、各社とも
 特殊な工具が必要らしいのですが、それでも、国産車で使われている油圧
 警告灯のスイッチを外すには、3種類の工具さえあれば、どの車でも脱着
 できるよ、とのお話。どうやら、自動車メーカーの数よりも、部品は共通化
 されているらしい。
 
 <作業手順>
 
 ■ソケットツールの、ラチェットレンチに、エクステンションをつなげて、
 26ミリのディープソケットを使って、スイッチを外します。
 
 ■本来は、スイッチだけが外れるのかもしれませんが、今回は、スイッチと、
 その下にあるオイルラインのジョイントが、一緒に外れてしまいました。
 
 ■17ミリの工具を使って、スイッチ部分だけ外そうと思いましたが、
 固着して、かなり手ごわい。結局、片方をバイス(万力)に挟んで固定して、
 思いっきり緩めると、外れました。
 
 ■オイルラインのジョイントは、先に取り付けておきます。17ミリの
 ソケットを使って、締め込みます。
 
 ■取り外した、油圧警告灯のスイッチを比較してみました。
 故障していた部品は、端子の部分がグラグラになっていました。
 
 ■あとは、26ミリのディープソケットで、スイッチを取り付けます。
 
 ■取付後、インタークーラーを元に戻して、エンジンを始動して、スイッチ
 取付部分からのオイル漏れがないかどうかを確認します。
 
 
 <整備工場のメカニックから聞いた話>
 
 車検整備のときに、オイル漏れで修理する車の多くが、このスイッチ部分
 からの漏れのようで、このスイッチが不良になる症例は、意外にも多いのだとか。
 
 そのため、純正部品よりも安い社外品が出回っているそうですが、強度的には、
 社外品のほうが故障する確率が低いというから驚きです。
 このメカニックの話では、今までの経験上、社外品に交換してから、再度
 故障したことはないよと。三菱に限らず、純正部品は弱いのだそうで。
 
 
 確かに、よく見ると、純正部品は、端子の部分が、リベットのようなもので
 カシメてありますが、社外品はガッチリとビス止めでした。
 
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