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2.カーテンランナー  ■ おかしくなった水温計...  ■ サビとの戦い
3.このBBSの改善を若...  ■ 切り返すとカッ!と異...  ■ リア ロアアーム ブ...
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車高UPとリアスタビライザーの補正  投稿者: kazuhiko 投稿日:2009/03/22(Sun) 17:34 No.2636

皆さんこんにちは。静岡県に住んでいるkazuhikoです。
昨日は、ご近所さんと整備オフ。場所は、国道1号線の新富士川橋下の河川敷(静岡市側)です。

今回のお題は、YUJI@静岡さんのSGを、車高ダウンさせること。
旧tomi号として使われていた当時、2.5インチほど車高UPさせておりましたが、
高齢のご両親の乗降を考え、車高を少し下げようというもの。

新YUJI号は、既にスライドドア側の乗降が容易に出来るよう、左側の
サイドステップを、後席側だけダウンさせる「段違い平行棒化」や、
乗降時に足が掛けやすく、滑りにくいように、アルミ縞板でステップを加工(画像)
してありますが、今回の作業で更に乗降性を改善しようというもの。
※画像は、YUJIさんのブログから拝借しました。

リアは、施工前は、リンエイのレッドスネーク(2UP対応)→1.5程度にへたれ
プラス、コイルマウント部に25ミリスペーサーで、あわせて2.5インチほど
車高が上がっていましたが、社外コイルを抜き、純正コイルに換装。
作業そのものは、リアのロアアーム前側にウマを掛け、ロアアームのボルトを
抜いて、アームを落とすことで、コイルを抜き、入れ替えます。
スプリングコンプレッサーを使用するよりも、安全で確実ですが、難点は、
アームを復元する際に、そのままジャッキでホーシングを上げても、斜めに
なってしまい、上手く収まらないこと。
対策として、フロアジャッキのほかに、車載ジャッキを2台使い、デフ角を
微調整しながら、バールやシノを活用して、組んでいきます。
※こちらのデリカBBSで、大阪の某氏にご教授いただいた方法です。

こういう作業は、一人でやるとかなり手こずりますが、2人でやると、
作業性は飛躍的に向上します。

2.5インチUPしていた頃は、リアのスタビライザーの取付位置には、
200系ハイエースのFスタビリンクを流用して、純正の取付位置よりも
5センチほどダウンさせて補正しておりました。
※岐阜の某氏が提供してくれました。

しかし、純正コイル+25ミリスペーサーにしてしまうと、ハイエース用の
スタビリンクでは長すぎるし、かといって、SG純正に戻してしまうと、
今度は長さが足りず。

スタビライザーというのは、本来、直進時にはフリーに近い中立した状態で
取り付けてあるのが望ましく、車体がロールしたときに、はじめて効き始め、
横方向の力に対して踏ん張るように作られています。

今回は、YUJIさん自作による、30ミリダウンブラケットを、SG純正の
スタビリンクと組み合わせて取り付けました。

およそ1インチUPのSGのリアスタビライザーの補正には、いい感じです。
さすが、静岡の匠!

リアの車高が決まったら、フロントは強化トーションバーを抜いて、純正の
トーションバーに入れ替え、リアの車高にあわせて若干絞り上げます。

強化アンカーアームガイドも取り外して、純正加工品に付け替えましたが、
こちらも、YUJIさんオリジナルの加工品で、強化品と同様に、脱落防止の
フランジを溶接加工してあります。自作強化品という具合かな。

前後のスプリングを純正品に交換したことで、今までのゴツゴツとして
不快だった乗り心地が、改善されたようですし、若干車高を落としたことで、
コーナーでのふらつきも解消したので、乗りやすくなったとは、ご本人の談。



その後、YUJI号から取り外した200系ハイエースのスタビリンクを使って、
今までRスタビレスだったtomiロングに、純正のリアスタビライザーを取り付け。
2~2.5インチUPのtomi号には、ぴったりで、無加工で取付完了。

ロング用の純正スタビライザーではなく、ショート(クリスタルライトルーフ用)の
リアスタビライザーなので、若干細いのですが、ないよりは、付いているほうが
はるかにロールは抑えられるはずです。






Re: 車高UPとリアスタビライザーの補正   YUJI@静岡 - 2009/03/23(Mon) 21:27 No.2637

kazuhikoさん、皆さん、こんばんは。
土曜日は、有難う御座いました。
お陰で運転し易く、尚且つ両親にも優しい
SGに変身する事が出来ました。
私には、これ位が丁度良いです(^_^)

折角ご紹介頂いたので、純正加工の
アンカーアームガイドの画像を貼っておきますね。
あと、車高を落とす前のリアと落とした後のリア。
スタビリンクダウンブラケットの画像も。





Re: 車高UPとリアスタビライザーの補正   kazuhiko - 2009/03/28(Sat) 18:15 No.2649

調整式延長スタビリンクを試作していますが、試行錯誤中…

SGの純正Fスタビリンクは、ネジ加工するには短すぎたため、他車用を
取り寄せ、加工してみました。

思索中…
 試作中…
  施策中…

実車への装着は、まだ先の話です。






ネタばらし 3UP施工完了   kazuhiko - 2009/04/24(Fri) 04:43 No.2671

おはようございます。
コソコソと、車高UPのための補正パーツを自作していたkazuhikoです。

何を隠そう(別に隠していませんが…)、車高UPのための各種自作パーツの
集合体が出来上がりました。

お車は、お友達のkazukazuさんのH7年PE8W 96型シャモニー。
施工前の状態 … 前後2インチUP
施工後 … 前2.5UP  後3UP

今回の施工の主題は、リアコイルマウントに、30ミリのスペーサーを挿入して、
3UP化することでした。
とはいえ、バネと減衰器だけが車高UPしても、それに伴う各種補正が
必要なのは、十分承知しているので、その対策準備をしていました。

●リアの 30ミリスペーサーは、埼玉の某工房から。アルミ材質です。

●リアスタビの、スタビリンクの補正には、kazuhiko自作の30ミリブロックと、
静岡の某工房から、30ミリ延長ブラケットの組み合わせで、60ミリ延長して、
純正のスタビリンクを装着。
アーム角度、スプリングのたわみ量から考えると、フレームから真下に
延長するよりも、やや後方にオフセットする必要があったかもしれません。
今後の、検討課題です。

●ラテラルロッドは、静岡の某工房による加工を施した、他車用の流用。
エスティマTCR10G用を、自作でTCR10W用に延長加工した中古品を
格安で手に入れ、更に延長して、SGの2ダウン~6UP程度の範囲で対応できるように
加工したもの。
車体への取り付け部の形状加工および塗装は、kazuhikoによる加工。

<参考値> 
※取り付けボルトの中心から、もう片方の取り付けボルトの中心までの距離です。

・SGの純正ラテラルロッド 1056mm
・加工後の調整式ラテラルロッドの調整範囲 1040~1090くらい
(最大値付近は、ボルト山の掛かりが10ミリ程度になってしまうので強度弱し)
・補正量 1インチ上下するごとに、5~6ミリ、UPは長くし、ダウンは短く
※純正長に合わせて、実際の車両に取り付けた後、ジャッキアップして長さを調整する。
・加工ベースとなったTCR10Wエスティマのラテは、純正長990ミリのため、
SG用に流用するには短く、加工が必要。
また、取り付け部分は左右ともループだが、片方はM20用のため、カラー挿入、
ならびに、取り付け部ブッシュの厚みが不足しているので、M20 外径40mmの
ワッシャーを重ねて挟み込むことで対応。


●フロントスタビリンク
100系ハイエースのフロントスタビリンクを加工して作成。SG純正より
50ミリ延長した長さに相当。

※無補正では、フロントアンダーガードにスタビライザーが接触して、
懸架装置としての役割を果たしておらず。
懸架装置が他の部品と干渉した状態では、車検は通らないので、干渉する部品の
撤去若しくは、適正な補正が必要です。
※アンダーがードがなくても車検は通せます。

フロントは、強化トーションバー絞りのため、絞りすぎによる弊害を懸念して、
3UPまでは至らず。実質的には、2.5UPに留めた形です。
そのため、50ミリ延長のスタビリンクは、やや長い感じがあります。





Re: 車高UPとリアスタビライザーの補正   kazukazu - 2009/04/24(Fri) 14:32 No.2672

kazuhikoさん、こんにちは。昨日はお疲れ様でした。
当初の予定を1日ずらして正解の良いお天気に恵まれて絶好の車いじり日和でしたね!

さてさて、かなりトーションを絞ったからか突き上げ感があり、なじんでくるまでの辛抱かな?と思っております。

自分では大掛かりな工具も無いのでレッツDIYとは行きませんが、こうして雑談しながら施工するとおのずと車の構造等も理解でき楽しかったです。

以前は感じませんでしたが、こうして見るとタイヤが小さく感じますね・・そろそろ、タイヤも交換を迎える頃。一回り上を目指してみようかな?

某氏へのお礼は直メールさせて頂きました!

それと、例の対策ボルトは早速注文掛けました。





ただいま   kazuhiko - 2009/04/29(Wed) 23:51 No.2676

kazukazuさん、こんばんは。

北海道まで行っておりましたが、無事に帰着しました。

画像は、北海道ではなく、青森県の八甲田山にて。
今朝の光景です。

雪の回廊は、高いところでは5m近くあったかな?





Re: 車高UPとリアスタビライザーの補正   まさや@松本 - 2009/04/30(Thu) 19:00 No.2677

kazuhikoさん おかえりなさい
久しぶりの帰省はいかがでしたか?

ゆっくり身体を休めてくださいね




思いっきり走りました   kazuhiko - 2009/04/30(Thu) 21:11 No.2678

まさや@松本さん、こんばんは。遊び呆けたkazuhikoです。

今まで北海道へ車で走った強行軍の中でも、最も距離数が多かった渡道でした。

津軽海峡フェリー(東日本フェリーの撤退により、道南フェリーが両社の
船を動かしている)に乗り、函館に上陸して、私の故郷である道央を目指します。
乗船するときには、隣にD:5がいましたが、誘導の係員に、「デリカの後ろに並んで」
と言われて、デリカ?? と違和感を感じてしまった私って… 
D:5もデリカでしたね。

※SWに乗っていたときは、SGはデリカではないと思っていた自分です。

今回の大雪は、南から押し上げられてきた低気圧の影響のため、南東の方面に
山がある地域、冬季には豪雪地帯となる地域では、雪にはならなかったようです。
私の故郷も、道内有数の豪雪地帯ですが、今回は雪にならず、ここで1泊して、
道東へ移動の予定を延期。

翌朝(27日)、道東へ向かって出かけましたが、ナビをセットすると、
面白いコースを選択してくれます。降雪の気象情報など理解しないナビが案内するのは、
山岳超えのショートカットルートばかり。「馬鹿か!お前は!!」と思える。
夏場なら、近道だねと笑って済ますところですが、冬の北海道のルート選択としては、自殺行為。
(でも、結局走ってしまうんだな。)

トンネルの写っている画像は、今は国道ですが、私が住んでいた当時は林道でして、
営林署に勤める叔父が、職権でゲートを開けて、走ってきたようなルート。

この時期、春まだ浅い北海道では、夏タイヤに履き替えた車は多くても、
まだ「冬走り」をしているドライバーが多く、「夏走り」とは違う運転モードで
地元ドライバーは走っています。

基本的には、車間距離をあけて、コーナリングはソーイング走法を取り入れ、
急発進などはしないのですが、ここに、ひとつ落とし穴が…

と言うのは、北海道の「夏走り」「冬走り」を区別できるドライバーは、
全員ではないと言うこと。我が家の姉もそうなのですが、冬走りのできない、
冬季には冬眠して過ごす、夏だけのドライバーがいるのです。

つまり、冬走りをしているドライバーは、冬道のベテラン揃い。
内地で運転している私なんかとは、格が違います!

4枚目の画像は、国道38号線。富良野から帯広へ向かう途中。
これでも精一杯なのですが、前を走る車は見えなくなっていきます。
ですから、道内では、後に追いつかれたら、即路肩に退避して、道をあける
心がけでおりました。

内地ドライバーが道内で嫌われる理由のひとつに、道路事情がわかっていないくせに、
無理に飛ばしたり、逆にのろのろ運転で目障りだから!

私も、恥ずかしながら内地のナンバーをつけて走っていますので、できるだけ
道を譲って走ることに努めた次第です。というか、ついていけませ~ん。

画像5枚目は、道央の富良野市(空知川)
画像6枚目は、道東の標茶町







Re: 車高UPとリアスタビライザーの補正   YUJI@静岡 - 2009/04/30(Thu) 22:15 No.2679

kazuhikoさん、お帰りなさいませ。
お疲れ様でした。

季節外れの悪天候?を逆手に取った見事な写真ですね。
自分も行った気になってしまいます。




Re: 車高UPとリアスタビライザーの補正   toyo - 2009/05/03(Sun) 10:31 No.2681

北海道はいいですね。

私も、今年の夏は、知り合いが多い道東に行こうと思っています。

しかし、最近、長旅は、SGのトラブルが心配です。




Re: 車高UPとリアスタビライザーの補正   酋長 - 2009/05/04(Mon) 01:44 No.2682

Kazuhikoさん、ご無沙汰しています。
そして、長距離運転お疲れ様でした。

それにしても、Kazuhikoさんでも道を譲るくらいの運転技術って...オイラには想像もできないです。
f^_^;

私も3日~5日にかけて、山形~秋田~岩手に出没予定です。4月から仕事の都合で平日に愛車に乗ってあげる時間が減ってしまいましたので、GWはタップリと乗ってあげたいと思います。

次回お会いできるまでに、

『こんなとこイジったの??考えたねぇ~。』

な~んて言ってもらえるようなイジイジが出来るように頑張ります!!
p(^^)q


※リアアンダーミラーを、ベンツのミラーと交換してみました。おもいっきり自己満足です。
f^_^;





Re: 思いっきり走りました    歪@老齢標準車 - 2009/05/04(Mon) 12:14 No.2683

kazuhikoさんらしいレポ楽しく拝見しました。
津軽海峡を渡る高速フェリー"なっちゃん号"とやらが
運行停止になりフェリーが激混みになるかと思ってい
ましたが、現実はどうなんでしょうかね。

私は秋に二回行ってますが、帰りのフェリーは夏を
牧場で過ごした競走馬達の小便でえらい臭いがして
いました。

北海道、また行きたい憧れの地です。


酋長さん、このミラーをボンネット先端に付けてアンダー
ミラーにしたら狭山の某氏並に神になれたのに。





まとめ   kazuhiko - 2009/05/06(Wed) 15:54 No.2687

YUJI@静岡さん、
toyoさん、
酋長さん、
歪さん、こんにちは。

皆さん、レス有難うございます。

大型連休の前後、静岡は最高気温が25℃を超える夏日となったり、初夏の陽気でしたが、
北海道は雪が降っておりましたし、本栖湖はまだ桜が咲いておりましたし…

日本は四季の移ろいが美しい国です。

そんな季節感を味わいながら、東西南北、海に山に、長距離の移動も苦にせずに
移動できる、そんな魅力のある車が、デリカでしょうかね。

元のスレッドとは話題が脱線してしまいましたが、ご勘弁を。

※画像は先日、本栖湖でキャンプしたときのもの。


 

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カーナビの電源ダウン  投稿者: kazuhiko 投稿日:2009/05/01(Fri) 19:15 No.2680

皆さん、こんばんは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。

電装系に疎いkazuhikoですが、今朝、お友達のtomi@静岡さんと出かける用事があり、
SGに乗ってエンジンを掛けたら… オーディオが鳴らない! というか、
カーナビの画面が出ておらず。

とりあえずお出かけ… 富士川の河口で、キャンプの薪を拾い集めた後、
離散して帰宅。帰宅したら、速攻で修理に取り掛かります。

恐らく、アースかどこかの接触不良だろうと疑い、インパネ周りをばらします。
ばらし始めて最初のうちは、何故か?復活してしまい、はて??

とはいえ、原因不明で復旧させてしまうと、後のトラブルで困りそうなので、
調べる… だけど、接触不良のギボシ端子等は、不明…

そうこうしているうちに、ブチ!!! しまった!短絡したか??
ヒューズはどこだ?

室内ヒューズボックスを調べてみても、それらしきヒューズは見つからず。

アース、メイン電源と調べていくと、どうやら、メイン電源からの電圧がゼロ。
イグニッションのON-OFFにも関係ありません。

どこかに、ラジオやオーディオのコネクタに関係しているヒューズがあるはずだが…
と思いつつ、整備解説書と電気配線図集を持ち出すも、調べる気力が…

あっさりと諦め、お友達のところへ電話を掛け、help!
さすがは信州の某氏、的確に教えてくれました。

ボンネットを開け、エンジンルーム内にあるヒューズボックスのうち、中央付近に
ある、汎用ヒューズの10Aと15Aの2箇所、これが室内に引いてある
電気系統だから、との指示。

ラジオと表示してある15Aは切れておらず。
つづいて、ルームランプと表示されている、10Aヒューズを抜いてみると、
見事に切れておりました。

そういえば、ドアを開けても、ルームランプは点いていませんでしたが、
日中の明るいときには気がつかず。
強いて言うなら、キーを挿して、ドアを開けっ放しで作業しているのに、
ピーピーピーという警告音も聞こえず。

10Aのヒューズを、新しいものに入れ替えたら、無事に通電し、計測すると
12V以上ありました。

ACCをONにすると、オーディオも作動し、イグニッションONで、ナビも
起動しましたので、一応の原因究明は完了。あとは元に戻すだけですが…

一応、ナビ本体を定位置に収めてはみたものの、短絡した原因が不明のままで、
復元作業するのはなんだか気持ちが悪いので、再び、ごちゃごちゃになった
配線をゴソゴソといじっているうちに、再びヒューズが切れました。

怪しいのは、前オーナーが切断したままになっている、スピーカー線。
ウーハーか何かを接続していたのでしょうかね?

分岐部分はそのままで、切断した箇所を、絶縁テープで処理して、その後は
復元作業に。

実際のところ、これで完全復旧したのかどうかはわかりませんが、とりあえずは、
無事に作動しております。

中途半端な知識での、素人配線というのは、落とし穴があるようです。


 

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インマニの分解洗浄  投稿者: まさや@松本 投稿日:2009/04/11(Sat) 22:59 No.2666

みなさんこんばんは 

本日かねてより気になっていた
長年の使用によりインマニ内部に石のようにこびりついて溜まってしまった
オイルの炭化した汚れを エンジンより取り外し洗浄しましたので報告します。

この汚れが溜まることにより、空気の吸入ロスや黒鉛の増加を招いている事は
みなさんもご存知だと思います。

従来はケミカル剤などで、比較的簡単にある程度の洗浄はできましたが
ディーゼル車も色々な規制で数が減ったり メーカーなどの撤退で
ケミカル剤メーカーの製造中止などで、入手が困難になってきました。
また、この作業をショップなどにお願いすると数万の作業工賃になったりします。

そこで、黒鉛対策でこういった作業も出来るという何かの参考になればということで
今回の行った作業の報告をいたします。

ただ、この作業はちゃんとした作業手順の元
行わないとエンジンの不調や最悪エンジンの故障を招きかねない事と
ケガを招く作業がいたるところあります。

必ず自己責任を念頭において下さい。
不安な場合はショップなどに作業を依頼してください。


まず、交換用のガスケットや 熱により折れやすくなったボルト・ナット類の交換部品を
確保した後、作業に取り掛かります。
ボルト・ナットなどは熱により固着し
最悪破断したり 同じく熱により硬度や粘りも変化していますので
用心のため全数交換をした方が良いと思います。

今回、そのボルト・ナットが熱により焼き付きを防止し 次回の作業性向上のため
アルミ材を練りこんだグリスを使用しました。。
次回脱着する時に、固着により ねじ切る確率を下げてくれます。

部品が確保できましたら、EGRやホース エアクリーナーBOXなどを撤去し作業スペースを確保します。
次に遮熱板を取り外さなくてはいけないのですが、数百度のさらされたボルトは表面がやせ細り
通常は12のスパナで外せるはずせるのですが
熱により痩せ素直に外せませんでした。

そこで仕方なくバイスプライヤはさみ、浸透油をかけながらゆっくり力をかけ撤去しました。

今回遮熱板を外して確認すると、やはり熱劣化で一部が破損していましたが
使用は可能なので、交換せずそのまま再利用することに

次に、本来ならエキマニを外して作業した方が作業性もよく インマニを外しやすいのですが
今回はあえてエキパイを外さずにインマニを外してみました。
(万が一のために、エキマニの交換用ガスケットやナットは用意しました。)

いつもと違う手順なので ボルト類を目視する事が大変困難になりましたが 出来ないことはありません。

手探りで一本づつボルトを外していきますが、手前から2本目の管を取り付けているボルトが
とても外しにくく、色々試しながらなんとか撤去できました。

普通ここでインマニが外れるのですが、外す時正圧がかかるエア配管が干渉してしますので
エンジンブロックに取り付けてあるボルトを外しておくと良いかもしれません。

写真を見ていただくと判ると思いますが、内側にびっしりと分厚く蓄積されたカーボン
厚さを測ると約2~3mm以上の厚さがありました。
これではきれいな空気が入って行きません。
また、吸入ロスも大きいです。

最初は灯油に漬けて、ブラシでゴシゴシとやってみましたが
石のようになった汚れは頑固でまったく生地が見えてきません。
そこで、近くのホームセンターに走り キャブレターを洗浄するケミカルを購入して
使用することに

予想が的中し洗浄作業が大幅にはかどり、どうしても取れない隙間には
一緒に購入してきた エンジンルームを洗浄するクリーナーを使用し
生地のアルミが見える状態まで洗浄できました。

あとはよく乾燥させ 取り外した逆をたどり取り付ければ完成です。





Re: インマニの分解洗浄   まさや@松本 - 2009/04/11(Sat) 23:06 No.2667

追加の写真です。





Re: インマニの分解洗浄   りょう@山梨 - 2009/04/14(Tue) 15:43 No.2669

おお~凄い状態から見事に綺麗にしましたね!
この作業、10万km時に行なっていますが油汚れはあったものの
炭化はしていなかったので灯油洗浄で済ませました

あれから17万km、そろそろ再作業やろうかな




Re: インマニの分解洗浄   まさや@松本 - 2009/04/14(Tue) 20:16 No.2670

りょう@山梨さん ご無沙汰しています。
インマニ内部に蓄積されていていた塊ですが、ターボ側から伸びてくる
パイプ付近はブローバイガス等により、湿っていて比較的除去しやすかったのですが、エンジン側の方が強固にこびりついていてとても手間がかかってしまいましました。
そのため、溶剤に気持ち悪くなってしまい作業を一時中断しなくては
いけないほど難儀しましたよ。

やはり約10万ぐらいごとに清掃をやった方が堆積も少ないでしょうね

清掃後の加速などは今まで若干もたつきぎみだったふけ上がり方が
面白いほど力とともに戻ってきました。

次回からは出来る限り 車検時毎には清掃を実施しようと思っています。


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