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こんにちは。平成7年SGに乗っているkazuhikoです。
昨日施工した異音対策の、別バージョンです。
私のSGは時代相応に装備が古く、エアバックなし車ですから、社外の ステアリングに交換しています。 年末、急に冷え込みが厳しくなった頃から、突然、ステアリングを切ると 「キュッ」「キ~」という、鳴くような音が出始めました。 朝一番ではかなり鳴きますが、一日車に乗っていると、夕方以降は鳴かなくなります。 どうやら、気温によって症状が再現するようです。となれば、グリースの劣化に よるものでしょう。
ステアリングボスの摺動部分に、グリースをさしてやることにしました。
<作業手順>
(1)ホーンボタンを外す
MOMOのステアリングを使用していますが、ホーンボタンの周りのビスを、 3ミリのヘキサゴン(六角レンチ)を使って、6本とも緩めていきます。 私の場合は、ステアリングとボスの間にスペーサーを挟んでいますので、 ロングタイプのビスを使用していますから、6本のうち1本は残しておいても、 ホーンボタンを脱着できます。 ホーンボタン裏の平型端子を抜き、再度、ステアリングをボスに固定します。
(2)ステアリングをボスごと外す
ステアリング中央の、ロックナットを17ミリの工具で緩めます。 ボスの深さがありますから、ソケットレンチにエクステンション(延長棒)を 使用して緩めます。ホイールレンチでも緩めることが可能です。 ロックナットは、完全に外してしまうのではなく、1山か2山は残しておきます。 そうしないと、ステアリングボスを外した際に、思いっきり顔面を強打してしまう 恐れがあるからです。
ステアリングを両手でしっかりと握り、全体重を掛けて体ごと揺さぶるようにして、 ステアリングをガタガタ揺すってやると、センターのスプライン(軸)から ボスが抜けます。
ボスが抜けたら、ロックナットを取り外して、ボスを引き抜きます。
このとき、ステアリングの位置を忘れないように。心配なら、元通りの位置に 戻すことができるように、マーキングをしておいたほうがいいでしょう。
<つづく>
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