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エアロルーフ リアスポイラーの取り付け  投稿者:kazuhiko 投稿日:2009/07/29(Wed) 04:41 No.2831

皆さん、おはようございます。平成7年SG(2800DT)に乗っているkazuhikoです。

7月18日(土)〜20(月)の三連休、信州でお友達が集まり、整備オフと
称して、整備あり、温泉あり、バーベキューありと、満喫してきたわけですが、
その中の、整備メニューのひとつを紹介します。

エアロルーフ車に、リアスポイラーを取り付けます。

作業を実施した車両は、埼玉県にお住まいのtoyoさんのSG。
平成8年に発売された特別限定仕様車「ジャスパー」(97型)のエアロルーフ車。
エクシード系をベースとして作られた96型のジャスパーとは違い、
97型以降は、XEがベースとなっているため、エアロルーフ車には、
リアスポイラーは装備されていません。

ジャスパーは、特別限定仕様車のため、カタログモデルの車体色とは差別化を
図っておりますが、97型ジャスパーの専用ボディカラーは、アストリアグリーン/
ラガーディアシルバー (G89/H81)です。

上半身のG89は、前期SGでは最も多い方です。
(ここで、特別色の訳は、シルバーが、カイザーシルバーではないこと。)

丁度良い具合に、kazuhiko宅には、アストリアグリーンのリアスポイラーがあります。
以前乗っていた、エクシード1です。(通称:水没号)

6月下旬のある日、水没号から、エアロルーフのリアスポイラーを奪取。
浸透剤を塗布して10分くらい放置してから、錆びて茶色に変色したビス
(なべタッピング)を、貫通のプラスドライバーで回しますが、数年前に一度、
分解していることもあり、固着もなく、無事に回りました。

あとは、円形の蓋と、中央の四角い蓋を外して、10ミリの工具で、M6ボルトを
緩めるだけで、奪取完了です。
(水没号は、リアラダー装着のため、両面テープで再固定していない)

中央の20ミリ穴からは、ハイマウントストップランプの配線が出ています。
再利用することを考え、配線はかなり長めに残して、奪取します。

それにしても、水没号の、普段見えない裏側の部分は、洗車していませんから、
汚かったな〜 
1年ぶりどころではありませんが、久しぶりに、簡単にシャンプーで
洗車しておきました。沢山の土埃が堆積しておりました。

一応、各ネジ類を取り外して、電装部品以外は丸洗い。
下地処理、ワックス、コーティング処理を施し、ネジ類は新しいステンレスの
ものと交換して、再度組み上げて、保管しておきます。

<取付作業のレポートに、続きます>

※画像はすべて、部品取りの水没号です。

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エアロルーフ リアスポイラーの取り付け(2)  kazuhiko - 2009/07/29(Wed) 05:08 No.2832

<つづきです>

取付作業時は、雨が降りはじめておりましたので、作業を急いだため、
作業中の画像がありません。
説明のために、toyoさんご本人に提供していただいた画像と、kazuhikoが
準備した画像を混在しておりますが、ご了承願います。

エアロルーフ用のリアスポイラーの取り付けには、ハイルーフ用のリアディフレクターと
同様に、リアゲートTOPにドリルで穴あけ加工を伴います。

ハイルーフ用のリアディフレクターの場合は、左右の2箇所にM6ボルトが入る穴を開けるだけですから、現物あわせでも穴を開ける位置が判るのですが、
エアロルーフ用のリアスポイラーの場合、センター部にもボルト穴が開いているのと、
ハイマウントストップランプの配線を通すための、穴径20ミリという大きな
穴を掛ける必要があり、ちょっと厄介です。

今回は、水没号からリアスポイラーを奪取したついでに、センター部のみ、
穴あけ位置の型紙を作成しました。
リアのウオッシャーノズルを中心に、センターの穴あけ位置を特定しておりますから、
図にある寸法の型紙を作り、車体に型紙を貼り付けて、その上から、センタポンチで
マーキングして、穴を開けます。
最初は細いドリルで小穴を開け、次第に径の太いキリに替えて、穴径を
拡大していきます。

直径20ミリの配線を通す穴は、通常のドリルでは無理ですから、たけのこ型に
なった、ステップドリルを使うと便利です。
穴の寸法がぴったりと合わないと、防水用のグロメットがあいませんから、
そこから雨水が浸水してしまいます。

M6のボルト穴には、ボルトの貫通穴をあけるのではなく、M6のタップを切って、
ボルトのねじ山が掛かるようにしますから、下穴は、5ミリのキリであけます。

<つづく>

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エアロルーフ リアスポイラーの取り付け(3)  kazuhiko - 2009/07/29(Wed) 05:15 No.2833

<つづき>

センター部のみボルトを入れ、左右は、現場あわせ。

※画像は、左側(助手席側)のみ紹介しますが、右側(運転席側)もほぼ同様です。

樹脂の突起が入る穴まであけては、正確な位置あわせが困難なので、
樹脂部分はスポイラーから取り外し、ボルト穴のみ加工。

※タップを立てて取付作業をするのは、静岡の匠こと、YUJI@静岡さんの
アイデアです。

リアスポをセンター部のみ固定して、左右のバランスをそろえたら、
センタポンチでマーキングして、穴あけ。
5ミリの穴をあけたら、M6のタップ加工。

あとは、取り付けるだけです。

穴あけ、タップ加工が済んだら、ボルトを仮締めし、リアゲート内側の
ゴムブーツをめくり、裏からフランジナットを締めこみます。

この、タップを切っておくという作業が、とてもナイスなアイデアなのです。
裏からナットを締めこむために、リアスポが完全に固定されていない状態で、
リアゲートを開閉するわけですが、タップを切ってボルトを仮止めしてあるおかげで、
作業中に位置がずれたり、リアスポが落下してくれるのを防止してくれます。

また、馬鹿穴(貫通穴)を開けるのに比べると、雨水の浸水も、少なくなるでしょう。

※リアスポのハイマウントストップランプは、配線のみ室内へ
引き込んでおきましたが、配線作業は割愛しました。
後日、toyoさんご本人がつないでくれるでしょう。

最後に、使用した工具の説明

●ステップドリル
たけのこ型をした、段つきドリルの刃です。薄物の鋼板への穴拡大に便利です。
通常のドリルでは、10ミリ程度の穴あけが最大ですが、ステップドリルを使うと、
20ミリ程度までの穴あけに対応できます。
※硬い材質や、厚い鋼板へ使用すると、能力不足のため、すぐに切れなくなります。
※小穴の拡大に適していますが、穴あけが無加工(穴が開いていない)
箇所にいきなり穴を開けることはできません。径の小さな穴を、別途開けておく
必要があります。

●タップと、タップハンドル
ねじ山を切ったり、修正するための道具です。適切な下穴を開けることで、
ねじ込んでいくだけで、無理なくねじ山を刻んでくれます。
使用のポイントは、ネジの径にあわせた、適切な下穴を開けること。
M6の場合は、5ミリ、或いは5.2ミリの下穴となります。
薄物の鋼板では、すぐに切り終わってしまいますが、材質が厚い場合は、
刃先の保護を兼ねて、切削油(潤滑油)を垂らしながら、締めこむ・少し緩めるを
繰り返して、ねじ山を切っていきます。
ネジ径が細い場合は、画像のような形状のタップハンドルを使うと、ねじ山
加工が容易です。

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Re: エアロルーフ リアスポイラーの取り付け  toyo - 2009/07/31(Fri) 19:15 No.2837

リアスポイラー取り付け。
配線して、ハイマウントランプ点灯するようになりました。
いろいろとありがとうございました。

ハイマウントランプを点灯するためには、いままで使っていた
室内のストップランプは消灯、もしくは撤去しなくては違法に
なります。当然車検も通りません。
画像撮影時にフラッシュをたいたので、反射板等光っております。

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暑さ対策 冷却水編  投稿者:kazuhiko 投稿日:2009/07/27(Mon) 13:18 No.2827

皆さん、こんにちは。平成7年SG(2800DT)に乗っているkazuhikoです。

お得意(特異?)のケミカルチューニング!? という訳で、
冷却水にセラミック系添加剤を混合してみました。

私が、今乗っている2号車(拾萬円号)を手に入れて、今年の秋で2年になります。
さすがに10万円で拾ってきた車だけあり、当時は酷いものでしたので、
それ相応に手が掛かりましたが、 ようやく、まともな車に近づいてきた印象。
エンジン出力も、足回りやブレーキの操縦安定性も、見違えるほどに改善しております。

とはいえ、15年近く経過した車なのだから、色々あるとは思うけれど、
不可解な? というか、持病的なものも、やはりあるわけで…
拾萬円号のボンネットを開けると、いつも必ずチェックするのは、冷却水のレベル。
以前乗っていた車では、1〜2年に1度補充するかどうか? あるいは、
無補充で通してきたこともある。
しかし、拾萬円号の場合、半年持たないのである。レベルの上限までLLCを
入れておいても、4ヶ月程度で下限近くなり、半年放置すると、結構やばい!

特に、漏れた形跡もないし、どこから失われていくのかわからないのだけれど、
万が一、シリンダブロックのウオータージャケットあたりが原因だとしたら、
嫌だなと。
デリカBBSでは、コンデンスタンクにピンホール(針で開けたような細くて
小さな穴)が開いていて、見た目には発見できないけれど、その穴から蒸発して
少しずつ失われていったという事例が報告されていますが、私の場合、2年前に
拾萬円号を手に入れた時点で、新品のコンデンスタンクに交換しております。

今まで乗ってきた車には必ず施工していて、拾萬円号には施工していないもの。
冷却水に、マイクロセラを添加していなかったのを思い出した。

●マイクロセラ
オイル添加剤として愛用している、セラミック系の固形添加剤。(粉末)
窒化ボロンを主原料としているのだが、
・ セラミックの粒子が、荒れた金属表面の凹凸を埋め、なめらかにしてくれる。
・隙間に粒子が入り込むことにより、圧縮を回復し、軽度のオイル漏れ(にじみ程度)は
抑制する効果がある。
・熱伝導率が良いために、暖気時間の短縮や、放熱性が良い。
→エンジンにとって適度な温度環境を作り出すことに貢献してくれるというわけ。

冷却水に使用した場合、暖気が早くなるので、冬場のヒーターの効きが良くなるとか、
放熱性が良いため、夏場のオーバーヒート予防などの効果を期待している。

その他、冷却水の減り具合が、ある程度抑制できたらいいなと、淡い期待…

※添加割合は、冷却水1Lに対して、0.5〜1g。SGのデュアルヒーター車は、
冷却水の送料が11Lなので、最初は5gだけ添加してみた。
※後に、つまり等の悪影響が発生していないのを確認し、更に5g追加。

最初に施工してから、1ヶ月近く経ちますが、冷却水の減少は、今のところ
確認されていません。完全に漏れが止まったかどうかは不明ですが、現状、いい感じです。

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冷却水編 作業手順  kazuhiko - 2009/07/27(Mon) 13:48 No.2828

<つづきです>

作業手順としては、単純に、マイクロセラを混合したLLC(ロングライフクーラント)を
補充するだけなのですが、冷却系全体へ行き渡るようにする意味と、
何度か補充を繰り返してきたので、現在のLLC濃度測定を兼ねて、
ドレンから冷却水を排出して、再度入れなおしました。

※走行直後の冷却水は過熱しており、素手で触ると火傷の危険性があります。
走行直後の作業はできるだけ避け、冷却水温度が高くない状態で作業します。

●冷却水の排出
・全量交換ではないので、一部のみの排出です。アンダーガードを取り外し、
 ラジエターを下から覗き込むと、運転席側に、太いゴムホースが見えます。
・太いゴムホースは、ラジエターのロアーホースです。
・ロアホースの隣に、樹脂製の蝶ボルトが見えます。これが、ドレンボルト。
・ドレンボルトを緩めると、直下から排出されますので、大きめのバケツ
 等で受けます。
・SGのデュアルエアコン車(リアヒーター付)の冷却水総量は11リットル
 ですが、今回は、エンジン側のドレンは排出しませんので、ラジエター本体の
 冷却水だけを回収します。10リットルのバケツがあれば充分です。
・ドレンプラグからラ排出をはじめたら、抜けが良いように、コンデンスタンクに
 ついているラジエターキャップを外します。
・このとき、熱くて蒸気が噴出する危険性もあります。高温時の作業は避ける
 べきですが、火傷防止の意味で、ウエス(雑巾などの厚手のもの)を使い、
 手を保護して作業することをお奨めします。

●冷却水について
・排出された冷却水(クーラント)は、きれいな緑色をしておりましたので、
 錆等による変色もなく、そのまま再利用します。
・LLC(ロングライフクーラント)を使用しておりますので、数年間は
 繰り返し使用することが出来ます。
・万が一、冷却系の腐食等があれば、冷却水も汚染されますので、茶色く
 変色する等の異常が見られます。
・LLCには、トヨタ系の赤いタイプと、その他メーカーで採用している
 緑色のタイプが2種類存在しますが、色の違いだけで、性能的には同じです。
・しかし、混ぜてしまうと、まるで変色したかのような色合いになってしまい、
 整備上、判断を狂わせる要因になりますから、異色のLLCは混ぜないこと。

●LLCの濃度について
・LLC(ロングライフクーラント)の主成分は、エチレングリコール。
・エチレングリコールの濃度が濃いほど、冬季の凍結防止には役立ちますが、
 濃度が濃すぎると、どろどろした液状になり、循環系に負担を掛けますから、
 必要以上に濃度を高くしないほうが良いです。
・新車時には、寒冷地向けの車両を除き、LLC濃度は30%程度です。
・車を使用される環境に応じた、適切な濃度管理をしないと、冬季のスキー場へ
出かけたりした際に、冷却水が凍結し、膨張した結果、ラジエター破損
 (冷却水漏れ)を引き起こすこともありえます)

●クーラントの補充とエアー抜き
・ドレンプラグを締めた後、適正な濃度に希釈した冷却水(クーラント)を、
 コンデンスタンクから注入します。
・ロート(じょうご)を用いたり、ノズルの長い容器、オイルジョッキ等を
 利用して、こぼさないように注入します。
・コンデンスタンクの上限付近まで注入したら、ラジエターキャップを開けたまま
 エンジンを始動します。
・前後のヒーター全開の状態で、アイドリングを続けると、配管内部のエアー
 抜きができます。
・配管内部にエアーを噛んでいると、冷却不良でオーバーヒートしたり、
 冬季にヒーターが聞かないなどのトラブルを併発します。
・セパレーターボックスのプラグを緩めてエアー抜きを行うと、効果的ですが、
 樹脂ボルトのため、力の入れすぎに注意。
・セパレーターボックスのプラグは、12ミリの工具使用で、締めこむ際は、
 水道用のシールテープを巻きつけるなどして、漏れを予防します。

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冷却水編 LLC濃度の測定  kazuhiko - 2009/07/27(Mon) 14:11 No.2829

<つづきです>

今回の作業では、抜いた冷却水(クーラント)は、再利用しますが、ラジエターに
戻す前に、LLC(ロングライフクーラント)の濃度を測定しておきます。

この2年間、冷却水が少しずつ減少するために、その都度補充してきましたが、
私自身は、温暖な静岡県に住んでおりますが、冬季に、寒冷地へ出かける機会も
多いため、マイナス20度でも凍結しない濃度を希望しております。
冷却水は、もともとそれ程濃くはなく、2008年2月の濃度調整時で、
およそ35%程度。マイナス15度くらいまでは大丈夫かなという程度でした。

その後、補充の際には、LLCの原液(90%)を希釈せずに補充したり、
50%希釈液を補充するなどして、少しずつ濃度を高めにしてきました。

また、冷却水が減少するといっても、下からの漏れではなく、細かな隙間から
蒸気(水分)だけが抜けたのだとしたら、沸点の違いから(エチレングリコールの
沸点は197度)、共沸により同時に失われることはあるかもしれないが、
蒸発によって失われるのは、大部分は水分のみで、エチレングリコール自体は
かなり多く残っているはずですから、濃度が変化するはずです。

だから、今現在、クーラントの濃度がどの程度なのか、良く知らないのです。
これを機に、現在のLLC濃度がどの程度なのかを測定してみました。


●LLC濃度の測定
・ラジエターから抜いたクーラントを、比重計を使って、比重を測定します。
・比重は、液温により変化しますから、基準となる温度で比較しないと
 意味がありません。
・冷間時に排出したクーラントですが、夏場で気温が高いために、基準となる
 温度からは程遠い状態。加熱、或いは冷却して温度を一定に保ちます。
・今回は、測定用クーラントを入れたメスシリンダーの周りに、氷水を張って
 液温を20度まで冷却しました。
・比重の一覧表がありますので、必ずしも20度である必要はありませんが、
 できるだけ、表に載っている温度に近い方が、正確に判断できます。
・私が持っている一覧表は、温度が10℃単位ですから、20度、或いは
 30度に合わせます。
・液温調整中は、温度の高い層と低い層ができますから、攪拌を続けます。

●測定結果
・液温20度のとき、比重1.065という測定結果が得られましたので、
 LLCの濃度は、47%〜50%の間ということになります。
・かなり濃くなっております。マイナス25℃程度までは安全だという結果に
 なります。

※冷却水が減少していた場合、水だけを補充する方も多いのですが、ご使用の
 環境によっては、冬季に凍結を引き起こすこともありますので、充分に
 お気をつけください。

※LLC濃度を測定できる比重計は、精度の高いものが要求され、大変に
 高価ですから、DIYでの濃度測定は、あまりお奨めしません。
 冷却水の管理に不安を感じたら、整備工場等で全量交換をされた方が、
 その後の管理上も、好ましいと思います。
 (作業を依頼する場合は、自分がどの程度の濃度を求めているかをきちんと伝えます)

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エアコン冷媒の補充と添加剤  投稿者:kazuhiko 投稿日:2009/05/10(Sun) 20:58 No.2694

こんばんは。平成7年SG(2800DT)に乗っているkazuhikoです。

昨日は、信州の松本へ行き、お友達と一緒に整備オフ。
一部作業につきましては、他のスレッドでも紹介しましたが、これからの時期、
とても嬉しい施工をしていただきました。

この時期、田植えでお忙しい、デリカ寒冷地さんと合流したのは、夜7時過ぎ。
既にあたりは暗くなっております。

3人で食事をして、雑談したあとで、夜になってから施工していただいたのは、
エアコンの冷媒補充と、エアコンのコンプレッサーオイル添加剤の充填。

私の車は、平成7年式のスーパーエクシード。フルオートエアコンです。
以前乗っていた、エアコンが効かなくなったSG(1号車)の代替として、
一昨年秋に手に入れたものですが、エアコンは効くのだけれど、能力的には
効きが悪くなっているし、コンプレッサーからの異音も聞こえてきます。

今回は、冷媒(R134a)を1缶(200g)と、コンプレッサーオイルの
添加剤を2缶充填していただきました。

クイックチャージャーを使い、本当に秒殺の速さで終了。

今日の昼間にエアコンを使用しましたが、やはり、効果があるようです。

今から仕事へ行きますので、詳しい報告は、後日あらためて。

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Re: エアコン冷媒の補充と添加剤  まさや@松本 - 2009/05/10(Sun) 21:56 No.2695

kazuhikoさん、昨日は大変楽しかったです。
ガスの充填時間が大変短くあっという間に入ったのですが
これは、コンプレッサー等循環経路内のガス量が
大幅に減っているのでは無いかと思います。

製造されて10年以上も使用すればガスも漏れてしまい
(R134aはR12と比較しても大変抜けやすいと評判)
また漏れた分だけ、中に水分を含んだ空気が混ざります。

この水分が内部の錆などを招きコンプレッサーや管の寿命を短くしてしまいます。

みなさんも今回の様なガスを補充するだけではなく
一度ディーラーなどで真空引きを行い内部を乾燥させ
ガスの再充填を行った方がいいと思いますよ。


Re: エアコン冷媒の補充と添加剤  kazuhiko - 2009/05/11(Mon) 16:30 No.2696

皆さん、今晩は、kazuhikoです。

エアコン添加剤&ガス補充後のインプレです。

私の場合、改善効果ばっちりです!!
というのは、個人差、いや、車両の個体差があるために、万人に効果があるわけでは
無いと言うことを理解して欲しいので、このような書き方になってしまいます。

エアコンの冷却効果については、画像を添付します。
冷却後の噴出し口温度は、吸気温度にも拠りますし、様々な要因があるので、
一概には言えませんが、10〜15℃の範囲で冷風が出ていれば、エアコンが効いて
いると判断します。

今回は、画像でもわかるようにデジタル温度計を使いまして、運転席側の噴出し口
温度を計測してみました。

<測定条件>
・ フルオートエアコン 前側のみ使用(リアエアコンは作動させず)
・ 温度設定 18℃に設定
・ 外気温度26〜27度程度
・ 内気循環での使用 車内温度24度くらい
・ 30分程度走行後に、停車中に撮影した画像

おおよそ、10℃前後を維持します。コンプレッサーONで9.2℃程度まで下がり、
コンプレッサーOFFで、11.4℃程度まで上昇というパターンの繰り返し。

日中は、直射日光が当たると、これでも暑くなりますが、夜間はかなり冷えます。
デリカ寒冷地さんが、昨年交換された、紫外線&赤外線カットのフロントガラスに
入れ替えると、日中でもエアコンの効きはばっちりかもしれませんね。

エアコン添加剤について。
今回は、エネオスブランドの添加剤を2缶充填。

ENEOSウォーターアナライザー50cc入 エアコン クーラー ガス オイル 134a
1.防錆、防蝕性を強化します。
2.安定性、酸化安定性、潤滑性、防錆、防蝕性、消泡性に優れています。
3.低温流動性とのガスの低温相溶性が、特に優れています。
4.水分を分解し耐加水分解性を向上させます。
5.冷媒(フロンガス)との相溶性に優れています。
6.コンプレッサーとの適合性が良好です。
7.ガス漏れを防ぐ、シール性(オイルパッキンの役目)に優れています。

単なるエアコンのコンプレッサーオイルの添加剤かと思いましたが、特性を調べていくと
潤滑性向上のほかに、水分分解・防錆剤をうたっております。

この手の商品は、複数のメーカーで発売されており、それらの異種混合や、比較は
難しいために、何種類も試すことはできないのですが、充填後のインプレとしては、
コンプレッサー作動時のガラガラ音が、少し静かになったのは体験できました。

エアコンの、コンプレッサーオイル添加剤についての考え方としては、
旧冷媒のCFC、つまりR12などは冷媒それ自体が潤滑性を持っていたために、
さしたる潤滑剤は使用しなくとも 結構長期間の運転が可能でしたが、
新冷媒のHFC、つまりR134aに変わってからは、潤滑油の重要性が
出てきました。

市販品の添加剤の多くは、少量のガスと、潤滑剤、若しくは添加剤を封入して
あると思われます。

※ガスが完全に抜けて効かなくなったエアコンや、コンプレッサーの異常、或いは
エバボレーター・エクスパンションバルブなどの詰まりによって、エアコンの能力が低下、
或いは完全に故障している場合は、ガスを補充しようとも、添加剤を使用したとしても、
復活しない可能性が高いので、これらの商品を使用したとしても、
改善効果が期待できない場合があります。

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エアコン冷媒の補充と添加剤 その2  kazuhiko - 2009/06/02(Tue) 12:26 No.2726

kazuhikoです。

先週末の日曜日、デリカ寒冷地さん、まさや@松本さんの3人で、信州でプチオフ。
名物のおそばをたらふく食べて、温泉でまったりして…
この3人が一緒にいると、これで終わるはずがありません。
やっぱり、ボンネットを開けて、作業しているんですね。

以前から、kazuhikoの2号車(拾萬円号)は、エアコンは効いているんだけれど、
冷媒が足りないのかな?
前回(画像BBSで紹介)冷媒を補充してもらったときは、200gの
冷媒があっという間に呑み込まれていき、かなり減っているなという印象。
その時は、簡易式のクイックチャージャーを利用しての作業でしたので、
入れすぎにならないように、しばらく様子見ということで、200g缶を
1缶補充したにとどまりました。

今回は、ゲージマニホールドを接続して、低圧(青色)と高圧(赤色)の
針の振れ具合を確認しながら、冷媒及び、コンプレッサーオイルの添加剤等を
補充してもらいました。


今回充填したものは、次の通り。

エアコン コンプレッサーオイル添加剤 2種類
いずれも、ENEOSブランドのオイル添加剤で、コンプレッサー内部の摺動部に作用し、
コンプレッサー運転時の抵抗を軽減する、トリートメント剤です。

●ENEOSコンプトリートメント(青缶)
フッソ系添加剤を配合したコンプトリートメント(青缶)は金属面に吸着し
強固な皮膜を形成しコーティング効果を発揮します。

●ENEOSスーパーコンプトリートメント(赤缶)
青缶と併用することによりミクロのセラミック粒子がフッソコーティングされた
金属表面に吸着し、エアコンコンプレッサーの作動抵抗を激的に軽減します。

※エアコンオイルは、エアコンガスとともに絶えずエアコンシステム内を循環しています。
その為、振動等でガス漏れが発生し、必ずエアコンオイルも漏れています。
また、エアコンシステム内は高温高圧状態・低温低圧状態と、オイルの劣化が
起こりやすい状態にあります。
その結果、エアコンコンプレッサーの作動摩擦が増大しエンジンへの負担となり、
パワーダウン・燃費悪化等の悪影響を及ぼします。
しかしエアコンオイルの場合、システム全体が密閉状態のため簡単にメンテナンス
することができません。
そこでコンプトリートメントを充填することにより、オイルの補充はもちろん
配合されたフッソ系添加剤(青缶)、セラミック系添加剤(赤缶)がコンプレッサーの
作動摩擦を減らし、エンジンへの負担を飛躍的に軽減してくれます。



●ENEOSスタビライズ&リフィールガス
単に冷媒の補充だけでは、冷媒と同時に抜けてしまったオイルの補充ができません。
この製品は、補充用クーラーガスにエアコンオイルを添加したタイプです。
少量のガス補充に使用することで、劣化したオイルの働きを活性化すると共に、
ガス漏れの抑制効果を向上させます。

●冷媒 HFC-134a 200g缶
スペースギアに採用されている、オゾンセーフエアコンの冷媒。

<つづく>


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エアコン冷媒の補充と添加剤 その2(2)  kazuhiko - 2009/06/02(Tue) 12:54 No.2727

<つづきです>

最初に、エネオスの青缶を充填します。(ENEOSコンプトリートメント)

■ 主成分はハーメチックオイルをベースにフッ素系添加物を配合した
マルチパワートリートメントです。
エアコンコンプレッサー内部の金属摺動部の磨耗を低下させエンジンに対する
負担を飛躍的に軽減します。
■ エアコンコンプレッサーの回転フリクションが軽減されることにより
コンプレッサーON/OFF時のショックや走行中のパワーロスが軽減されます。
他社類似製品とは異なりハーメチックオイルをベースとした添加剤ですので
可変容量型(オイルリターナー付)コンプレッサーにも使用可能なマルチタイプです。
■ パワーアップ・燃費向上は勿論エンジン音低減(潤滑作用向上)ガス 漏れ
防止(防錆作用)オイル漏れ防止(密閉作用)等の効果があります。


続いて、エネオスの赤缶を充填します。(ENEOSスーパーコンプトリートメント)

■ セラミック系添加剤を配合し作動抵抗を軽減!
主成分であるミクロのセラミック粒子がエアコンコンプレッサーの金属作動部に
入り込み作動抵抗を大幅に軽減します。
■ コンプトリートメントの効果をさらに引出す!
フッソ系添加剤を配合したコンプトリートメント(青缶)は金属面に吸着し
強固な皮膜を形成しコーティング効果を発揮します。
さらにスーパーコンプトリートメント(赤缶)を併用することによりミクロのセ
ラミック粒子がフッソコーティングされた金属表面に吸着し、エアコン
コンプレッサーの作動抵抗を激的に軽減します。

次に、エアコンコンプレッサーオイルを混合させた冷媒を充填します。
(ENEOS スタビライズ&リフィールガス100cc)

■ 補充用クーラーガスにエアコンオイルを添加したタイプです。
1.防錆、防蝕性を強化します。
2.安定性、酸化安定性、潤滑性、防錆、防蝕性、消泡性に優れています。
3.低温流動性とのガスの低温相溶性が、特に優れています。
4.水分を分解し耐加水分解性を向上させます。
5.冷媒(フロンガス)との相溶性に優れています。
6.コンプレッサーとの適合性が良好です。
7.ガス漏れを防ぐ、シール性(オイルパッキンの役目)に優れています


それから、冷媒を補充します。(HFC-134a)200g缶

■新冷媒とか、代替フロンと呼ばれる、オゾンセーフエアコンの冷媒です。

ゲージマニホールドを接続後、それぞれの缶を接続し、ホース内のエアー
抜きを行い、エンジン始動及び、エアコンONの手順。
低圧側の圧力が、コンプレッサーONと同時に、徐々に下がり、冷媒を
吸い込んでいきます。

夏の暑い中での作業では、あっという間に吸い込んでいく冷媒ですが、
この日の作業場所は、標高1300m付近。標高が高く、外気温も10数度しか
ありませんでしたので、低圧側の圧力がなかなか下がらず、よって、冷媒も
吸い込んでいくのに時間を要しました。

気温が低いため、コンデンサーでの冷却効果も高いのでしょう。
高圧側の圧力も上がってきません。

<つづく>

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エアコン冷媒の補充と添加剤 その2(3)  kazuhiko - 2009/06/03(Wed) 01:47 No.2729

つづきです。

施工した場所は、標高1300m、外気温は15度程度と言う条件でしたので、
フルオートエアコンでは、なかなかコンプレッサーが廻ってくれなくて、
低圧側の圧力が下がりづらく、そのため、冷媒の吸い込みにも時間を要しました。

気温が低いためと思われますが、高圧側の上がりが悪く、冷媒が不足しているのか?
判断が難しいところでしたが、今回は、200g缶を2缶補充していただきました。

SGのデュアルエアコンの冷媒量は、1100gですから、前回の補充分を
合わせると、総量の半分を入れたことになります。

画像3枚目は、デリカ寒冷地さんのSGに積んでいた、エアコン関連の
器具など。
お仕事は、電気関係とのことですが、自動車の電装屋さんでもないのに、
これは、脱帽です。
(画像には写っていませんが、真空ポンプもあります、とのことです)


その後の結果報告ですが、日中の最高気温が25℃まで上がる程度の、
日差しの弱い日が続いていて、あまり役に立つデータ採取ができないのですが、
一昨日の夕方に、測定したもの。

日中、車内温度が上昇していますから、内規循環では、すぐには正確な計測ができません。
走行後30分ほどしてからの計測となります。

吸気温度を測定していないので、正確な比較はできないのですが、噴出し口
温度が、9〜10℃くらいまで冷えています。

整備書には、測定条件が記されていますから、後日、吸気温度を測定しながら、
再度、データ採取してみようと思います。


画像6枚目以降は、今回のプチオフ、「信州おそば食べ放題ツアー」で、
デリカ寒冷地さんに連れて行っていただいた、お蕎麦屋さん2軒。

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測定結果  kazuhiko - 2009/06/03(Wed) 18:16 No.2730

皆さん、こんばんは。kazuhikoです。

本日、温度計をもう1台買ってきて、吸気温度と、吹出し口温度の
測定を行いました。

日中、車内温度が上がっているため、夕方になっても、助手席足元の吸気温度は
かなり高めです。
また、温度計の反応も、それほど機敏ではないために、ある程度、安定するには
時間を要します。

そのため、30分程度の運転の後、測定した結果です。

●外気温    24〜26℃程度
●吸気温度   22〜24℃程度
●設定温度   18℃設定
●吹出し口温度 9〜11℃

実測値には、かなり幅があります。

帰宅して、整備書の図を参考に、合否を判定してみましたら、合格ライン。
今日は、日差しも強くはなく、あまり気温が高くなかったので、長時間エアコンを
効かせて測定していると、車内は肌寒いくらいでしたが、気温が高い日にも
改めて測定してみようと思います。

尚、温度計の誤差について。経験上、市販の温度計には、かなりの誤差があります。
学生時代、写真を現像するために、数本〜10本程度の温度計(液温計)を
使っていましたが、2〜3℃の誤差があり、どれが正しいのか分かりません。
やむを得ず、5本以上の温度計を比較して、平均値をとり、それと比較して、
1℃を超えて誤差のあるものは、使用をやめておりましたが、一般的な
市販の温度計には、そのくらいの誤差は当たり前だという認識でおります。

さて、今回購入した温度計は、熱帯魚関連の売り場で購入したもので、
以前から使っているデジタル温度計は、センサーの先端部が金属に覆われていますが、
今回購入したものは、樹脂皮膜で覆われているので、急激な温度差に対しては、
反応が鈍いのかもしれません。

車内での測定中は、なかなか温度が下がらず、狂っているのか? と思いましたが、
自宅へ帰り、30分以上室内に放置しておくと、恐ろしいほどの誤差はない様子。

棒温度計が、26℃ないし、若干低い数値を示しています。
以前から使っているデジタル温度計は、25.7℃
新しいデジタル温度計は、26.4℃

今まで使用していた2つの温度計が、近似値を示すのに対し、やや高めの数値を
示しておりますが、まあ、ご愛嬌ということで。
試験用に検査が厳しい製品ではありませんので、実際、こんなものでしょう。

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4G64 エアコン冷媒補充  kazuhiko - 2009/07/21(Tue) 13:33 No.2819

皆さん、こんにちは。平成7年SG(2800DT)に乗っているkazuhikoです。

先週末の三連休は、お友達が信州に集まりました。
当初の予定は、toyoさんのSGを整備する、整備オフの予定でしたが、ご当人が
遅刻してきたために、急遽、海の家@神奈川さんのSGを、エアコン整備。
今回も、施工してくれたのはデリカ寒冷地さん。

海の家@神奈川さんのSGは、首都圏在住のため、当然ながらガソリン車ですが、
希少な4G64(2400)搭載車です。
ボンネットを開けた瞬間、あまりにコンパクトにまとまったエンジンルームに、
ディーゼル車ばかり見てきた我々にとっては、カルチャーショックです。

ご当人いわく、一応、エアコンは効いているというのですが… 健康診断をします。
ディーゼル車と違い、インタークーラーを撤去して作業スペースを作り出す必要もなく、
手元すっきり。低圧ポート、高圧ポートにそれぞれのホースを接続。

●ゲージマニホールドを接続してみると… 高圧側の圧力が上がりません。
●レシバータンク上に見えるサイトグラスをのぞいてみると… 泡だって真っ白!!

冷媒不足であることは一目瞭然です。

デリカ寒冷地さんの説明によれば、冷媒であるR134aは、従来使われていたR12に
比較すると、冷媒が年数を経ると抜けやすいとのこと。
配管接続部のOリングが劣化してくると、ゴムのシールから浸透して、徐々に冷媒量が
減少していく傾向が強いらしいです。
また、冷媒が抜けるときに、冷媒中に含まれるコンプレッサーオイルも同時に
失われていくため、冷媒だけを補充するような使い方をすれば、オイル不足で使用を
継続した結果、コンプレッサーが潤滑不良で焼き付きを引き起こして、ご臨終する結果に。
SGのACコンプレッサーは、10年前後で殆どの車両で壊れている現状があり、
SGの傾向不良のような見方をされていますが、実はコンプレッサーの構造に由来する
故障ではなく、オーナーの使い方、メンテの仕方に原因があるとのことです。

平成5年に、国産車の全車が、新冷媒のR134aに切り替わりましたが、平成6年
発売のSGでは、当然ながら、新冷媒を使用するオゾンセーフエアコンを採用。
従来のR12と異なり、補充用の冷媒には、潤滑油を含んでいないことから、本来は、
コンプレッサーオイルと同時に補充しなければならない構造でありながらも、
殆どの車両において、冷媒だけを補充するという、誤ったメンテを行われてきたことが、
コンプレッサー不良を大量に生み出した要因と考えられています。
普通車と違い、リアにもACを持つデュアルエアコン搭載車は、当然ながら、
配管の延長も長いので、配管の接続箇所も多く、継ぎ目が多ければ、漏れる
可能性のある箇所も多いわけで、数年に一度は、定期的なメンテを施してあげれば
良かったのかもしれませんが、新冷媒に切り替わってから、歴史の浅い中で、
ユーザー自身も、そして、整備する側にもノウハウが不足していたのかもしれません。

そうした中で、新冷媒に切り替わって、7〜8年くらい経った頃、エアコンの
コンプレッサーオイル添加剤という類の商品が、急速に普及しました。
旧冷媒のR12と違って、コンプレッサーオイルに対しても神経を使わなければ
ならないという考え方です。

今回の施工でも、各種のオイル添加剤を使用しましたので、順を追って、
説明したいと思います。

<つづく>

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4G64 エアコン冷媒補充(2)  kazuhiko - 2009/07/21(Tue) 13:36 No.2820

<つづきです>

冷媒を補充する前に、最初に充填したのは、バーダル「ACフラーレンC60」という添加剤。

●AC FULLERENE C60
自動車添加剤メーカーとして60有余年の歴史を誇るBARDAHLが独自の最新技術を
導入し開発した、AC用添加剤。
カーエアコンに添加することで、コンプレッサーの潤滑を劇的に改善し、パワーロスを
低減させ、コンプレッサーの回転をスムーズにし、気になるエアコンの作動音や不快な
振動を軽減します。 
また、パワーロスを低減することでエアコンシステムの高効率化が図られます。
内容量は50g

金額的には、少々値が張る添加剤ですが、効果は充分に得られるとのことです。

充填方法、クイックチャージャーを接続して、低圧側から吸引させます。
サービス缶を接続したら、吸引させる前に、ホース内に入っているエアーを
ブローさせてから施工します。
充填作業中は、エンジンを掛け、前後ともエアコンはONにしておきます。


次に充填したのは、以前も紹介したことのある、エネオスのウォーターアナライザー。
●ENEOS ウォーターアナライザー
・防錆、防蝕性を強化します。
・安定性、酸化安定性、潤滑性、防錆、防蝕性、消泡性に優れています。
・低温流動性とのガスの低温相溶性が、特に優れています。
・水分を分解し耐加水分解性を向上させます。
・冷媒(フロンガス)との相溶性に優れています。
・コンプレッサーとの適合性が良好です。
・ガス漏れを防ぐ、シール性(オイルパッキンの役目)に優れています。

エアコンガスは1年間で約90ccも自然に漏れてなくなってしまいます。
2年経過すると全体のガス量は約30%も減ることとなり、補充が不可欠となります。
この商品はR134aのエアコンシステム内の水分を分解しパイプ内の凍結を防ぎます。
また、オイルがシール性を向上させ、防錆剤とともに錆の発生を防ぎます。

内容量は50cc

添加剤の充填が終わったら、冷媒の補充に移ります。

●HFC−134a
通常、R134aと呼んでいるものです。1缶で200g。
SGのデュアルエアコン車の場合、冷媒容量はおよそ1100gといわれています。
今回の補充では、200gのサービス缶が3缶も入りましたので、総量の半分以上が
抜けていたと考えられます。

我々の感覚では、このようなエアコンの冷媒は、専門の業者でないと持っていないと
思っていたのですが、信州では事情が異なるようです。
名称は伏せますが、地元のホームセンター(大型店舗です)で、カー用品コーナーに、
オイルや潤滑剤等と一緒に、ごく普通に販売されているのです。驚きました!

<つづく>

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4G64 エアコン冷媒補充(3)  kazuhiko - 2009/07/21(Tue) 13:39 No.2821

<つづきです>

エアコンの添加剤、冷媒補充を終えて、その結果。

●レシバータンク上にある、サイトグラスをのぞいてみると…
<施工前> 真っ白に泡立っていた
<施工後> 黒く見える。時々気泡が流れていくのが見える程度
・冷媒の量としては、適正なレベルにあります。

●噴出し口温度
・車内の噴出し口温度は、10℃程度まで、比較的短時間で下がりました。
・よく冷えています。

●作動音
・コンプレッサーからの異音は感じられず、良好と思われます。

その後、場所を移動して、メインゲストであるtoyoさんが到着するのを待ちます。

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toyo号の冷媒補充  kazuhiko - 2009/07/22(Wed) 13:37 No.2823

信州整備オフでの、エアコン整備の続編です。

メインゲストであるtoyoさんの到着を待ち、状況を確認。

・エアコンはまったく効かないわけではないが、冷え方がかなり悪い
・コンプレッサーは一応作動しているが、異音を伴う
・ゲージマニホールドを接続すると、高圧が上がらない
・レシバーのサイトグラスを確認すると、泡だって真っ白

上記の状況から、冷媒不足と判断。

それにしても、2800DTのツインバッテリー車では、本当に作業スペースが
狭いです。インタークーラーを外すのは当然のこととしても、低圧ポート、
高圧ポートへ接続するのに、手を入れるのがやっと。

とはいえ、デリカ寒冷地さんによると、シングルバッテリー、ツインバッテリーの
違いよりも、車両による個体差の方が大きいのだそうです。
それは、パワステポンプのリザーブタンク(フルードを入れる黒いタンク)の
取付位置が、年式やグレードにより、若干異なるらしい。
前期最終型(97型)で比較しても、ツインバッテリーのシャモニーで手が入るのに、
同じH8年マイナー後の、シングルバッテリーのエクシード1だと、高圧側の
ポートに接続するために、手が入りづらいのだそうで。

今回は、toyoさんが自前の機材を披露してくれましたが、高圧側への接続が、
かなり力を入れないと入らず。
車両の個体差もありますが、エアコン関係の器具は、非常に沢山の規格が存在
するために同じように見えても、互換性があるように見えても、微妙に異なる
場合があるのだそうです。

施工をはじめてしまってから、途中で、上手く接続できていないとか、漏れが
生じてしまい、トラブルが発生してしまうと、修理するつもりが、壊してしまう
リスクを伴うために、新しい機材を購入した際は、実作業の前に、必ず、
各パーツを一度つないで、使用できる組み合わせを、確認しておくようにと。

今回の施工では、一応、真空引きができるように、電源の確保が可能な場所を
用意しましたが、冷媒が空になっているわけではないので、冷媒とコンプレッサー
オイルの補充を施工しました。

冷媒を補充する前に、コンプレッサーオイルを充填しますが、中に空気が
入らないように充填容器の口元すれすれまで満タンにして、低圧ポートに接続後、
エンジンを掛け、エアコンのON/OFFを繰り返します。
コンプレッサーが作動した瞬間だけ、ほんの一瞬、オイルを吸い込む特性を
利用して、ON/OFFを繰り返すことで、ある一定量のオイルを充填する
仕組みでした。

施工後のフィーリングですが、toyoさんご本人からの報告によれば、

・コンプレッサーオイル・添加剤の効果があり、コンプレッサーの異音は軽減
・噴出し口温度が、施工前18℃付近→10℃付近まで改善
・外気温29℃、噴出し口温度8℃まで下がったそうです。

エアコン関係の作業は、素人が簡単に手を出してしまうと、かなり危険な
領域ではありますが、知識のある人に教わり、現状を相談することによって、
高額の修理費用を投資せずとも、改善する可能性もあるようです。

※エアコンが効かない状況にも、様々な要因がありますので、同じ手法で
改善できない場合もあります。

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Re: エアコン冷媒の補充と添加剤  toyo - 2009/07/25(Sat) 08:55 No.2826

kazuhikoさん、デリカ寒冷地さん、まさや@松本さん、海の家さん
ありがとうございました。

当初は資料等を読んで、自分で施行する予定でしたが、ベテラン
のデリカ寒冷地さんの指導のもとで施行することが安全と判断し
みなさま方のご協力をお願いしました。

現在、とてもよい状況でエアコンが作動しております。
また。資料等ではわからない部分がありましたので、作業に
当たっては、大変参考になりました。

コンプレッサーオイルの注入ですが、注入器の種類によって、
作業方法が違うこともわかりました。今回、オイルが最後まで
入れるのに時間がかかりましたので、途中かから、オイル注入可能
オイルリターナーを使用して、短時間で完全に注入することがで
ました。
また、デ○ゲ○のCP−IJTのように、エンジンをかけずに、
オイルを注入する装置もあるようです。

2826_1.jpg






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