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浦島太郎〜  投稿者:まさや@松本 投稿日:2007/06/15(Fri) 20:48 No.1863

みなさん こんばんは H8PD8Wに乗っている
まさや@松本です

昨日の大雨の中なんの前触れも無く ついにラジエターからクーラントが吹き上げ
白煙モウモウの状態になってしまいました。

本人が故障しているとは知らず、なんかやけに煙っているな〜と
出向いたホームセンターの駐車場に車を止め 降車するとやけに臭い!!
もしかして・・・ブレーキーの固着?!ちがう!!
ボンネットを開けると浦島太郎状態〜 全然中が見えない!!
エンジンブロー?? でもこれはオイルの焼ける匂いとはちょっとちがう・・・
少し煙が引くまで待って(1分弱)中をのぞくと・・・
げげっ!クーラントを吹きあげてるじゃん!!
とにかく損傷箇所とクーラントの残量・水温計・油温計の確認
積載するための場所の確保と積載車の手配
この時、クーラントがあればエンジンは止めては駄目です ある程度温度が下がるまでアイドリングを維持
この対処が良かったみたいで、焼きつきなどエンジンの損傷はありませんでした。
(写真を撮ると連絡用の電池がなくなるので、今回は撮りませんでした)

この状況下、kazuhikoさんも言っていましたが 意外と冷静になって損傷箇所を探して
最善の方法を考えて行動している自分がいるのは驚きました。

とりあえず店の人に事情を話して、積載車の到着を待つこと1時間
いつもお世話になっている整備工場の社長が駆けつけてくれて
雨の中急いで積載車にSGを積み込み 助手席に同乗させてもらい一路工場へ
後部窓からSG見ると雨に打たれてとても悲しい表情でした。(ドナドナド〜ナドナ〜♪)

本日仕事が有ったので、そのまま修理をお願いしていたのですが
当初、エンジンブロックに亀裂が入いったか ターボにつながるラインの損傷を疑っていました
しかし今日確認してもらうと、ラジエターのアッパータンクのつなぎ目が経年劣化で弱くなっていた事と(写真参照)
先日変えたウォーターポンプの圧力が上がった(元にもどった)事とのからみでつなぎ目から吹き上げたみたいです
とにかく、エンジンブロックじゃなくて良かった〜

ラジエター屋さんが言うには、SGは意外とここが弱く 結構な台数がなるとの事です

1863_1.jpg



Re: 浦島太郎〜  kazuhiko - 2007/06/15(Fri) 23:46 No.1864   HomePage

まさや@松本さん、こんばんは。平成7年SGに乗っているkazuhikoです。

とりあえず、原因がわかったようで、不幸中の幸いというところでしょうか?

ラジエターアッパーとの継ぎ目からの漏れとのことで、SGに限らず、
10年超の車なら、メジャーなトラブルかもしれません。

エンジンブロックを循環して、熱せられて戻ってきた冷却水は、アッパー
タンクに入り、コア部分を通過して冷やされて、再びエンジンへ入って
いくのですが、コア部分の流路が狭く、古くなって詰まってきた場合に、
コア自体がはねるのではなく、樹脂タンクの方が先に逝ってしまうような
つくりになっているのでしょう。

アッパータンクだけ交換となるのか? ラジエターASSY交換となるのかは
わかりませんが、参考までに、冷却水の交換頻度はどのくらいでしたか?

近年、LLCの主成分であるエチレングリコールの廃液処理にうるさくなり、
各メーカーとも、交換サイクルを倍近い期間に伸ばすべく、新しいLLCを
採用しておりますが、主成分の劣化はともかく、消泡剤やら、防錆剤の
劣化によるスライム化現象は、抑制できるのだろうか?? と、素朴な疑問。


余談ですが、私のSGは、いよいよ、EGRの作動がおかしくなってきたような…
ここ数日、アクセル開度のわりには、出足だけが鈍く、アクセルを踏みつけると、
加速は従来どおり。
アクセル全開でもさほど黒煙ははかないのに、じわじわ開けていくと、
バフッ! と、真っ黒い煙幕を吐きます。

間違いなく、EGR作動の不具合で、ごく稀に、カタカタカタ… と異音を
発しながら失速します。そろそろ、EGRバルブは交換時期かな?


Re: 浦島太郎〜  まさや@松本 - 2007/06/16(Sat) 00:15 No.1865

kazuhikoさん、みなさん こんばんは
まさや@松本です

>アッパータンクだけ交換となるのか? ラジエターASSY交換となるのかは
>わかりませんが、参考までに、冷却水の交換頻度はどのくらいでしたか?

今回はリンク品を使用して修理をしたのですが
修理内容はコア部が綺麗だったのでアッパータンクの交換のみでできたようです
LLCとオイルの交換は結構気にしているので ほぼ1.5〜2年毎に交換していました
ラジエターホース(上下)は3、4年ごとの交換サイクルです
これが幸いしたかどうかは解りませんが、コア部はとても綺麗だと言われましたよ。
私もLLCの処理に苦労してよく整備工場に処分を頼みにいきましたよ

>そろそろ、EGRバルブは交換時期かな?

EGRの交換はkazuhikoさんにとっては朝飯前ぐらい簡単でしょ?(笑)
殆ど苦労することも無いと思いますが〜
ところで、EGR洗浄しました?
kazuhikoさんは燃調さわっているから、結構濃いでしょ?
カーボンの堆積も早いのでは?


Re: 浦島太郎〜   - 2007/06/16(Sat) 08:39 No.1866

浦島太郎さん、助けた亀さん、こんにちは。

昔はラジエターホースが破れたりラジエターに穴が
明いたりなんてのは当たり前で、よく発生しました。
バケツなんて持ってないのでホイールキャップ外し
て農業用水で水を汲んで補給しラジエターキャップ
を外して圧が掛からないようにして自走して帰った。
なんてことがありました。豚鼻コロナRT40の頃の話。

私はメンテはディーラー任せで、そろそろ定期点検
に入れるので、その辺も見といて貰うことにします。

梅雨入りと聞いてたのに凄く良い天気なので、これ
からFRPいじりで、明日は埼玉某所へ。

気温が高いので、直ぐに硬化してしまい、上手く
いかないので、もうヤメた。

1866_1.jpg 1866_2.jpg



Re: 浦島太郎〜  ぺぎ宏@多摩 - 2007/06/16(Sat) 20:42 No.1867

学生時代、先輩のサニーが追い抜きざまにシューッと何か吹きながらカッとんで行きましたが、数キロ先で「水温計ふりきったから見たら水がなくなっちゃった」と路肩に止まってました。<br>ペットボトル片手に高速の土手を降りて(!)民家で水をもらって補水しましたが、入れるそばからジャージャー路面に流れてまして、何とか次のPAまで行った後、積載車呼んだそうです。あとで聞いたら「ホース裂けてた」と。<br>


Re: 浦島太郎〜  kazuhiko - 2007/06/17(Sun) 03:06 No.1868   HomePage

まさやさん、こんばんは。仮退院中のkazuhikoです。

> ラジエターホース(上下)は3、4年ごとの交換サイクルです

脱帽です。

わたしゃ、10年を超えて、いまだに再利用しております。
※エンジンは2機目ですが、ラジエターも、ホースも初代のまま…
そろそろ跳ねるかもね?


> EGRの交換はkazuhikoさんにとっては朝飯前ぐらい簡単でしょ?(笑)
> 殆ど苦労することも無いと思いますが〜

おっしゃるとおりで…

本日、いよいよ具合が悪くなってきまして、ゆっくり、静かにアクセルを
開けていくと、モワモワモワ〜 っと、黒煙を吐きまくり。

会社帰りに、EGRバルブのバキュームホースを引抜いて応急処置したら、
黒煙も吐かずに、何事もなかったかのように走りますね。

週明けに、交換パーツを注文しておかねば。

いくら朝飯前といわれても、パーツの予備を持っていないので、
やむなくEGRカット。

黒煙が増減することから、EGRバルブ自体は動いてはいるようです。
ただ、どこかがおかしいので、新品バルブに交換したほうが、気分よく
乗れそうな気がします。





Re: 浦島太郎〜  まさや@松本 - 2007/06/17(Sun) 07:13 No.1869

kazuhikoさん おはようございます

>脱帽です。

そんなとありませんよ(笑)
私から見れば、kazuhiko号はすごくちゃんと整備されていますもの〜

それにラジエターホースには、結構な圧力が掛かっていますし
エンジンの熱による劣悪な環境にさらされていますしね
早めに交換して置いた方がよろしいのでは?
三菱の樹脂類、意外と劣化が早いみたいですし・・・

当然ぶっ壊れて困るのは自分ですから
早め早めに手を付けれる所から、交換・整備して行くのが基本かと
でも、今回はスポンジに隠れていて発見ができず
浦島太郎になっちゃいましたけど(爆)


>週明けに、交換パーツを注文しておかねば。

私の予備を送りましょうか?
洗浄等は終わり、動作確認はしていますので
まだ使用できると思います
注文すると確か¥8000以上したと記憶しています。(2年前ですが)
ガスケットだけなら¥100ちょっとだったかな?



ラジエターASSY交換  kazuhiko - 2009/10/05(Mon) 10:16 No.2897

皆さん、こんにちは。富士山麓に生息しているkazuhikoです。

昨日(日曜日)は、静岡市にお住まいのお友達と、プチ整備オフ。
お題は、某氏のパンクしたラジエターを、水没号のラジエターに換装してして
しまおうというもの。

故障の状況(某氏の日記から引用)---------------------------

突然ですが、ラジエターが壊れました。帰宅後、なんかクーラント臭かったので
見てみると、私の車からダダ漏れでした

垂れを追って歩いて行くと、駐車場から数百メートルの所からポタポタ
垂れた跡がありました。
確かに、メーターの水温計の針は、いつもと同じ所を指してましたので、
それでも安全圏のうちに駐車場に戻って来れたようです。
(それまで気が付かなかった位ですから)

アッパーの太いホース付近から「シュー」っと圧が漏れる音がしてました。
漏れ始めたのが、路地に入ってからだったのが不幸中の幸いでした。
回転を上げず、ソロソロ走ってましたので。
これがもし、高速走行中に漏れ始めたと思うとゾッとします。

----------------------(引用終わり)----------------------------

実は、この駿河区にお住まいの某氏、僅か19ヶ月前に、以前乗っていたSGでも、
ラジエターをASSY交換しているのです。不遇と言いますか…
その時は、某氏から悲壮な声で「水没号のラジエター譲って頂きたいのですが…」と
お電話いただいたものの、さすがに、まだ動かす予定でおりました故、ラジエターを
差し上げることはできなかったのですが、今回は、既に抹消登録してある
部品取り車ですから、仕事から帰ってきて、あたりが暗くなってからゴソゴソと、
雨の降る夜、闇にまぎれてラジエターを奪取。
雨の降る中で泥まみれ、油まみれ(ATFクーラーを切り離すため)
になりながら、
水没号のラジエターを奪取し、人間よりも先にお風呂に入れたラジエターです。

※最初の画像は、某氏が以前乗っていたPD8Eのラジエターを交換している作業。

お風呂場で丸洗いされたラジエターですが、なにせ、塩でお清めされております故、
入念に洗い流します。

温湯で洗い流したあと、エアコン洗浄に使うアルコール系洗浄剤を試してみましたが、
まったくと言っていいほど効果なし。
その後は、次亜塩素酸ソーダ(塩素系漂白剤)で洗浄。塩素分を飛ばすために
60度以上の温水で洗浄後、過炭酸ソーダ(酸素系漂白剤)の溶液に浸したり…

●次亜塩素酸ソーダ(通称:次亜曹、ジア)
次亜塩素酸のナトリウム塩であり、化学式はNaClO。強アルカリ性で、
塩素系漂白剤として使われる。工業用には塩素分12%程度の次亜曹を
必要な倍率に希釈して使われているが、一般家庭用として市販されている
カビキラーや、トイレハイターなどは、塩素分は数%程度と推察される。
※酸素系漂白剤や、塩酸との混合は絶対に不可!

●過炭酸ソーダ(通称:PC)
ソーダ灰に過酸化水素をくっつけたような構造で、顆粒状の白い粉。
化学式は、2Na2CO3•3H2O2 であり、ソ灰と過水は反応しない状態で粉体を
構成しているが、水分と反応すると、過酸化水素を分離し、反応を始める。
俗に、固形の過酸化水素とも呼ばれることがあり、反応中は酸素を放出する。
水分との反応後は、ただのアルカリ性の水溶液となり、無害。
一般家庭で使われている、ワイドハイターやキッチンマジックリンの主成分。

過炭酸ソーダを大量に溶解したお風呂に、半日漬け置きしたりしましたが、
永年の土ぼこりを浴びて、ラジエターのフィン、ひとつひとつに強固に付着した
堆積物ですから、エアコンの熱交換器のように、カビ汚れを洗い流すのとは、
訳が違うのかもしれません。 驚くほどの洗浄効果は得られませんでした。

最終兵器として使用したのは、塩酸… トイレ洗浄に使うサンポールです。
主成分が、塩酸9.5%水溶液であるので、実は、恐ろしいほどよく効きます。
しかし、恐ろしいほど効いてしまうために、金属への腐食作用が心配でもあり、
反応が始まってすぐに、温湯できれいに洗い流してしまいます。
(長時間漬け置くことは危険です)

●塩酸(化学式HCl)

黒さは残っていますが、もう、砂埃はさすがに出てきません。
できる限り、海水浴の爪あとは残らないように処置して、日曜日の午後に、
ASSY交換に望みます。

<つづく>

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ラジエターASSY交換2  kazuhiko - 2009/10/05(Mon) 11:49 No.2898

<つづき>

いよいよ、ラジエターASSYの交換です。

作業手順の参考として、過去の画像BBSに投稿した記事を紹介します。
詳細を割愛している部分は、過去記事を参考にお願いします。
※水や油まみれになる作業では、画像を撮影できない箇所も多いですが、
お許しくださいませ。

●暑さ対策 冷却水編
https://com.sgd4.com/pbbs/joyfulyy.cgi?getno=2827#getno2827

●冷却水の寒冷地対策 
https://com.sgd4.com/pbbs/joyfulyy.cgi?getno=2287#getno2287

●LLC交換の手順
https://com.sgd4.com/pbbs/joyfulyy.cgi?getno=935#getno935

●ラジエターコンデンスタンクの劣化
https://com.sgd4.com/pbbs/joyfulyy.cgi?getno=393#getno393

<作業手順>

(1)準備作業(インタークーラー及び、アンダーガードの撤去)
2800DT車の場合、何か作業をする場合、必ずと言っていいほど必要な
準備作業です。
・インタークーラーを撤去します。
・アンダーガードを撤去します。
詳細画像は割愛させていただきます。

(2)クーラントの排出
ラジエター内及び、周辺の配管内に残っているクーラントを排出します。
ドレンプラグは、ロアホースの横付近にあり、樹脂製の蝶ネジですから、
見ればわかると思います。
・ドレンプラグから排出される量は、僅か数リットル。
・10リットル程度のバケツで受けます。
・コンデンスタンクにある、ラジエターキャップを外して、排出を促します。

(3)アッパーホース廻りの切り離し
・コンデンスタンクからのリターンホースを外します。(細いホース)
・アッパーホースを切り離します(太いホース)
必要な工具としては、プライヤー類が必要です。ネジ止め箇所はありません。

(4)ラジエターシュラウドの取り外し
・ラジエター上部に固定されている、M6のビスを外します。10ミリの工具使用。
・ラジエター下部にもぐり、シュラウドのアンダーカバーを外します。
ビス止め箇所はありませんので、はめ込んであるだけです。(画像なし)
・ラジエター上部方向へ引き抜くことができます。

<つづく>


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ラジエターASSY交換3  kazuhiko - 2009/10/05(Mon) 12:00 No.2899

<つづき>

(5)ATクーラー切り離し
・ラジエター下部の通っている、ATFの水冷クーラーがありますが、
ラインを切り離します。INーOUTと2本のホースが入っていますが、両方とも
切り離します。
・10ミリの工具と、ホースを抜くためのリムーバー等。少量のATFが
排出されますので、受け容器と、ウエス等が必要です。

(6)ロアホースの切り離し
・ホースバンドをプライヤーで挟んで、ホースを卑近向くだけの作業ですが、
ホース内に残ったクーラントが出てきますから、顔に廃液をかぶらないよう注意。

(7)ラジエターASSYの撤去
・ラジエター上部の左右2箇所を固定している、サポート金具を取り外します。
・12ミリの工具で、各ボルト2本。(計4本)
・その後は、上から引く抜くだけで、ラジエター本体を取り出すことができます。


駿河区の某氏が現在乗っているPE8Wは、今は清水区にお住まいのロング乗りの
方が所有していたSGです。
昨年、ウオーターポンプの不具合(インペラが融けてしまっていた)で
三菱ディーラーに入庫して、水廻りの整備は行ったはずですが…
外したアッパーホース内、ラジエターのフィッティング部分を覗いてみると
錆だらけで、ひどい状態でした。

復元は、取り外したのと逆の手順で組みつけていくだけですが、ATのクーラー
ラインだけは、戻り側のホースは接続しないでおきます。(詳細はあとで)

ラジエターを復元ししたら、ドレンプラグ等が締まっていることを確認のち、
クーラントを補充します。

今回入れたのは、下記の通り。
※排出し切れなかったLLC およそ6リットル残
●濃度50%の、希釈済みLLCが2リットル
●濃度95%のLLC原液が1.5リットル
●純水を2リットル

ここに書いてある「純水」ですが、一言で言うなら、「電気を通さない水」
イオン交換膜等で、水の中に含まれている不純物(電解質を含む)を除去した、
不純物を一切含まない「純水」を 用意したというわけです。 精製水とも言います。

ラジエターのクーラントを希釈する水は、一般的な水道水(軟水)で
特に支障はないのですが、井戸水(地下水)は避けたほうが良さそうです。
水の中に含まれるミネラル分が、結晶となってラジエターコアに付着すると、
熱交換率の低下や、流路の閉塞を引き起こす可能性があるためです。

<つづく>

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ATF水冷クーラーライン  kazuhiko - 2009/10/05(Mon) 12:41 No.2900

<つづき>

AT車のラジエターには、下部にATFの冷却目的で、水冷オイルクーラーが
通っています。
通常は、ラジエター交換の際に少量漏れてしまうのですが、そのまま復元される
ケースが多いようです。

今回は、訳があって、このラインを使い、ATFの部分交換を同時施工しました。

と言うのは、ドナーとなった水没号は、皆さんご存知の通り、2年前駿河湾に
水没させ、塩まみれ、砂まみれにした車両。それ以外にも、オフロード走行での
汚し具合は半端じゃありませんから、ちょっとやそこら洗浄したくらいじゃ、
外観はきれいにならないのです。(でも、冷却系内部は抜群にきれいです)

※撤去したラジエターですから、ラジエター本体をさかさまにして、ホースで
水を逆から流し込んで、各部洗浄を行っております。

そこで、最初の方で紹介したように、お風呂場で各種ケミカルを使い、2日間
掛けて丸洗いしたものです。しかし、いくら塩漬けになったラジエターと言えども、
お風呂で丸洗いしてしまうと、弊害はないのでしょうか?

なんたって、過炭酸ソーダ溶液約100リットルに、ラジエター丸ごと漬け
込んだりしていますからね。

実を言うと、問題点はあるのです。

ラジエターの下部には、ATFの水冷オイルクーラーがありまして、一応、
水の浸入を防ぐように栓をしておきましたが、簡易的な処置ですから、ある程度の
浸水は否めず。
と言うわけで、実際に走行できる状態にする前に、オイルクーラー内の水分除去を
施工しなければなりません。

作業方法は、オイルクーラーの戻り側を切り離した状態のままエンジンを掛けて、
古いATFを排出することにより、オイルでラインを洗い流してしまうと言うもの。
当然、排出された分だけ、ATFは不足しますから、その分だけは、新油を補充
してやることになり、結果的には、ATFの部分交換を施工していることになります。

今回は、エンジンを掛け、3リットルほど抜いたあとで、新油を5リットル補充し、
最後に、2リットル排出すると言う、交換方法をとりました。
と言うのは、ATFのオイルパンから、ドレン排出した場合の容量が、およそ
4リットルであることから、4リットル以下の排出であれば、ライン上にエアーを
噛む恐れはないと判断。
安全マージンを考え、1回目の排出は3リットルとしました。
ほぼ空に近くなったオイルパンに、5リットルほど入れ、もう一度エンジンを
掛けますが、オイルパンから出たフルードが、オイルクーラーに入り、再びATへ
戻るまでの流路にある古いATFが排出されるため、新油5リットル分は、
排出されずに残ると判断。

排出されたATFは、新油時の赤い透き通った色とはまるで異なり、かなり
黒ずんでいて、例えるなら、赤ワインよりも濃いかも?

それでも、排出されたATFに、オイルが焼けたような異臭が感じられなかった
だけ、状態は良い方かもしれませんね。

ATFの部分入れ替えを終えた後は、クーラーラインを元に戻して、その後、
エンジンを掛けっぱなしにして、アイドリング状態でのレベルを確認。
ATFは完全に冷えていますから、冷間時(COLD)の範囲内にあればOKです。

その後は、アイドリング状態を続け、LLCのクーラントのエアー抜きを施工し、
規定量レベルにあることを確認できたら、一応、作業は終了。

各所の漏れがないことを確認し、アンダーガードを復旧させます。

<つづく>

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排出されたクーラントを分析  kazuhiko - 2009/10/05(Mon) 13:01 No.2901

<つづき>

今回、アッパーホースから、アッパータンクへの戻り側フィッティング部分で、
クーラントを噴出した、某氏のラジエターですが、昨年、前オーナーが乗っている頃に、
ウオーターポンプを交換しており、何らかの後遺症はあるにせよ、ラジエターに
入っているクーラント(LLC)は、それ程汚れていはいないだろうと考えて
おりました。

しかし、実際に抜いてみると… 

緑色とはいえないような、強いて言えば、変色した緑茶のような色で、
しかも着色の度合いが淡いのです。まるで、水で薄めたよう…

切り離したアッパーホースの内壁を見ると、錆だらけ…
まあ、詰まるのも無理はないかと思います。

抜いたクーラントを持ち帰り、比重を計測して、分析してみました。
kazuhikoが持っている資料では、20℃か、30℃に液温を調整しないと
表から読み取りことはできないのですが、便宜上、25℃に液温を調整して、
20℃と30℃の中間を読み取ることとしました。
※温度変化に対する比重変化の係数不明につき、詳細はわからないわけですが…

25℃で、比重が1.032… ということは、主成分であるエチレン
グリコールの推定濃度が、22%程度と言う分析結果に。

通常、温暖な地域でも30%程度には調整されているのが普通ですが、
昨年の修理では、三菱ディーラーへ入庫させたはずなのに、どうして??
恐らく、ディーラーでは、不足分だけのLLCを、規定濃度で継ぎ足すため、
錆汚れを水で洗い流したような車両では、ライン内に残ったクーラントが、
ほぼ100%の水であり、結果的に濃度が薄まってしまうのでしょう。
(というか、薄まることまで考えて作業はしていないのでしょう。)

LLC濃度が22%では、安全温度は−5℃程度まで。限界温度で、−10℃。
これでは、冬季に寒冷地へ出かけた場合、長時間駐車した場合には、
間違いなくラジエター破裂です。

今回、作業現場へは比重計を持って行きませんでしたので、持ち合わせの材料で、
可能な限り濃い目に調整してきました。

●排出し切れなかったLLC 22%が、およそ6リットル残
●濃度50%の、希釈済みLLCが2リットル
●濃度95%のLLC原液が1.5リットル
●純水を2リットル

今回は、ラジエター内に入ったLLCが、充分に混ざる時間がありませんでした
ので、サンプルは採取しておりませんが、推定濃度は、33%程度と考えられます。
極端に寒い地域へお出かけすることはお奨めできませんが、とりあえずは、
実用範囲かなと。

強いて言うなら、問題点として悔やまれること。
錆色のLLCが大量にエンジン内に残っておりましたので、冷却系(エンジン・
ヒーター側)の洗浄をできなかったことが悔やまれます。
ホースの水でジャブジャブ洗い流すことができたら、理想的なのですが…
(廃液の処理を考えると、回収設備のないところでは、ちょっとね…)

2901_1.jpg 2901_2.jpg






  投稿者: 投稿日:2008/03/12(Wed) 17:48 No.2339



Re: オーバーホール  kazuhiko - 2008/03/12(Wed) 20:15 No.2340   HomePage

デリカ寒冷地さん、こんばんは。拾萬円デリカこと、kazuhikoです。

さすが! っと言いたいです。

先々週末の剥ぎ取りオフで、フロントのブロアファンモーターASSYを
所望されている方がおりました。
なんでも、ファンが回らなくなったのだとか。

その後、修理が完了したかどうかは未確認ですが、水没号のダッシュボード
奥のブツは、まだ剥ぎ取られてはおらず。

それにしても、軸受け部がベアリングではなかったのですね。まさか、
メタルとは… コスト低減のためとはいえ、驚きました。

私自身も、ほぼ一年中、空調ファンは回っております。
エアコンを入れなくても、外気導入でも使っていますので。

車齢13年を過ぎると、どこが壊れてもおかしくないのですが、これでひとつ
参考になりました。


Re: オーバーホール  スパギア - 2008/03/13(Thu) 04:41 No.2341

どんもです

うちのも3年前からこのブロアーモーター「カタカタ」と
音がし始めていまして、そろそろ交換しようと
とある方のお車から先日剥ぎ取ってまいりました

手前のボルトは簡単に取り付けられそうですが、
奥の取り付けボルトが難儀しそうですわ

交換したモーター直してみようと思いますんで
次回部品の供給お願いします

(最近、ここのBBSの字が読みにくくなってきました年かな〜笑)



Re: オーバーホール  kazuhiko - 2008/03/14(Fri) 17:16 No.2343   HomePage

MORIMORIさん、スパギアさん、こんばんは。
拾萬円デリカです。

> 最近、ここのBBSの字が読みにくくなってきました年かな〜笑

気のせいか、昨日までよりも字が大きくなったような…


Re: オーバーホール  スパギア - 2008/03/14(Fri) 18:49 No.2344

おっぉぉぉ〜
管理人さんありがとう御座います
出来ましたら「デリカBBS」の方もお願い致します


文字の大きさ変えたよ〜  MORIMORI - 2008/03/14(Fri) 20:46 No.2345

このくらいの大きさでどでしょ!
それにしてもkazuhikoさん、良くわかりましたね。
実は、要望にお答えして、というか・・私自身が・・(笑)
文字の大きさ1ランク大きくしました。
レイアウトのバランスとかありまして、総合的に考えなくてはいけない
のですが、この際、デリカBBSも変えましょうかね。


Re: オーバーホール  tomi - 2008/03/14(Fri) 22:35 No.2346

みなさんこんばんわ〜

kazuhikoさん>
>先々週末の剥ぎ取りオフで、フロントのブロアファンモーターASS>Yを
>所望されている方がおりました。
>なんでも、ファンが回らなくなったのだとか。

おいらのことで?(笑)

先日 埼玉の某氏にお願いして取り寄せてもらい
松本の某氏に輸送していただいたブロアassyですが
早速 取り付けしビンビン回っています。

改善前は風量最大にしても微風しか出ない状態でした。
某氏にいただいたブロアですが汚れが酷かったので洗うことに。

・・・がしかし。
モーターの軸からブロア(羽)がなかなか抜けなくて・・・。
結局 モーターについたままブロアを綿棒でチマチマ洗浄し取り付けました。
これで寒い日も快適に乗れるな〜って思ってたら 急に暖かくなってきてヒーター要らないくらいの陽気に・・・^^;

2346_1.jpg



   - 2008/03/15(Sat) 00:28 No.2347



Re: オーバーホール  わか@埼玉 - 2008/03/15(Sat) 14:25 No.2348

みなさん、こんにちは。

この白い羽根ですが、以前に乗ってた車の時にトライしました。
いろいろ悩みましたが、私も結局外せませんでした。

これ、どうやって外せばいいんでしょうか?
(確か、前の車の修理書には、羽根を固定して、
軸をハンマーで叩き抜くような絵がありました)
もし外せるなら、デリカ寒冷地さんの1枚目の写真のように
ピッカピカにきれ〜いにクリーニングしたいです。


Re: オーバーホール  まさや@松本 - 2008/03/16(Sun) 17:47 No.2349

わかさん・みなさん、こんちはです
私も本日作業を行いました

白い羽(シロッコファン)ですが、皆さんとても苦戦していらっしゃるようですね
私はまずペネルブを顔を出している軸に少量吹きつけ
その後ベアリングを抜く方法で分離しました。
鉄板(私はベニア板)をファンに隙間にかませるようにして、ブロックなどに橋を渡します。
その後、狙いを定めて軸に一撃!!
その間の所要時間約15分ぐらいでした。
(必ず本体が浮くようにして下さい。)

あとはケースからモーター分離するのですが
この時も吸気カバーを外してむき出しになったモーターに少量かけ
しばらくおいた後、一気に引き抜きます。

一連の分離作業は約30分ぐらいで成功しました。

問題はファンの洗浄
長年にわたってこびり付いた汚れはブレーキダストよりも強固で
洗浄剤を吹き付けたぐらいでは落ちません

結局熱湯につけ、ふやかした後ブラシでゴシゴシです
(最近ゴシゴシが多い気もしますが・・・)

あとはベアリング化をして組み立てて完成!

2349_1.jpg 2349_2.jpg 2349_3.jpg 2349_4.jpg



Re: オーバーホール  スパギア - 2008/03/16(Sun) 18:02 No.2350

管理人さん
「字が大きくなりとても見易いです、ありがとう御座いました」

さて、うちも本日以前より「カタカタ」と音がしていたブロアーモーター交換してみました
部品提供はお知り合いの方から強奪?した平成8年式のからの移植です

左が以前から音がしていた方です

モルモット君は次回暇があれば分解してみようと思いますが
いつになる事やら

2350_1.jpg 2350_2.jpg



   - 2008/03/16(Sun) 21:54 No.2351



Re: オーバーホール  わか@埼玉 - 2008/03/22(Sat) 09:15 No.2356

まさやさん、ご説明有難うございます。
どうやら一撃に気合が必要のようですね。
前は遠慮がちに叩いていたのがいけなかったようです。
今度は遠慮なくガツン!と行ってみます。


Re: オーバーホール  toyo - 2009/09/12(Sat) 19:05 No.2883

ファンとモーターの切り離しに苦労している方がたくさんいる
ようです。安全に簡単に外すには、ゴム製の車止めで挟んで、
行うのがよいでしょう。そのとき、必ずCRCなどをかけて、
ゆっくりと行ってください。

また、外気、内気の切り替え板の外気側はものすごく汚れて
いました。同時に清掃するとよいでしょう。また、エアコン
フロントクーリングユニット内の洗浄も可能です。

組み立てて、内気側にエアコンフィルターを乗せてみました。
ワゴンR MH21S のものがちょうどよい大きさでした。
社外の光触媒ハイブリッドエアコンフィルターなども、多少の
加工で乗せられるかなとも思いました。

2883_1.jpg 2883_2.jpg 2883_3.jpg



Re: オーバーホール  toyo - 2009/10/04(Sun) 11:20 No.2894

エアコンフィルターは過去にも何人かの方が
作られていますが、私も試作してみました。

ビデオテープのケースを使い、枠を作り、両面テープで
張ります。
そこに、ブリッツのハイブリッドエアコンフィルターを
置いて完成です。

このフィルターは水洗いできてリサイクル可能です。

2894_1.jpg 2894_2.jpg 2894_3.jpg






バッテリートレー排水口の拡張  投稿者:まさや@松本 投稿日:2009/10/03(Sat) 16:18 No.2892

バッテリーを追加充電し交換したついでに
以前整備でこのボルトが腐食しボロボロになったいた経験があり
バッテリートレーの排水口をドリルでひろげ 排水しやすいようにしました。

また、メインでの質問のあった写真も合わせてUPします。

2892_1.jpg 2892_2.jpg 2892_3.jpg 2892_4.jpg



   - 2009/10/03(Sat) 19:17 No.2893






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