タイトル | : Re: 【4WD】D5前後駆動配分 |
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投稿日 | : 2010/11/05(Fri) 00:58:08 |
投稿者 | : ohchans |
> と言うことは、D:5は2WDでも4WDでも、走行中には全く同じ回転数で
> プロペラシャフトは回っており、電制ビスカスで駆動力は切り離されてるけど、
> リアデフも走行中はタイヤが回ってるので、中のギアは回転しているはずなので、
> スリップも回転差も発生しない直進では、
> ビスカスの前後は全く同じ速さで回転している?
> だったら常に四駆として、電制ビスカスに仕事をさせれば良いような気がしますが、
> 2WDモードで走った方が燃費が良くなった気がするという人のために
> 2WDモードは存在するのでしょうか?
動力を伝えるからロスが起こる(発熱が多くなる=燃費が悪くなる)というのを判ってないみたいですね。
ただ空転しているだけなら空転トルクと接触摩擦程度のロスですが、動力を伝えると電制ビスカスもリアデフもタイヤも伝達ロスが発生(大きく発熱)するのです。
一昔前のBMWの大パワーの車には、リアデフクーラーなんかついてました。
大動力を伝えるから大きいデフが必要で、発熱も大きくなるから場合によりクーラーも必要になります。ミッションも同じです。
動力を伝えない、または少ないなら、みんな軽のパワトレでOKということになります。
(参考までにメーカーサイドから見ればリアへの動力を制限する電制ビスカスはリアデフが小さくて済む=コストが安い というメリットがあります。)
D5 4WD初期モデルの10.15モードは10.4でD5より重いアルファード4WDの11.4より相当悪かったのと、2WD/4WDで燃費差がコンマいくらの世界とはいえ、そこで補助金の出る、出ないに分かれる可能性もあり、フルタイムに踏み切るには、少なくとも他車よりすぐれた技術でいい燃費を実現する必要があります。