タイトル | : Re: リコールについて思うこと |
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投稿日 | : 2011/01/29(Sat) 22:24:25 |
投稿者 | : おいちゃん |
「車のリコール」 と 「改造部品のリコール」
と、分けて考えないと統合すると同じ意見なのに違ったことを言っているようになります。
正常な使用で車に起こる設計上、製造上のトラブルに対しては自動車メーカーがリコール(サービスキャンペーン、改善対策)を行います。
コレは、改造してある車も対象になります。
例えば、タイヤあるいはホイールがリコールになったとして、コレを車外品のタイヤやアルミに替えていたとしても、その車を確認、検査しなくてはいけません。さらに言えば、取り外したタイヤに対してもリコール作業をしなくてはいけません。
しかしながら、車外品を取り付けたとか、サーキット走行をしたとか、オフロードコースを走ったとかに起因する故障やトラブルは想定外として保障義務はありません。何をつけるかどこを走るかまで無限に想定して強度や耐久性を検査しては車が作れませんから。
例外として、簡単に危険な改造が可能な構造とかはリコールなどで改善する義務があります。
改造部品のリコールの場合、正常な使用で部品の製造上や設計上問題があり、それが原因で起こるトラブルが発生した場合には部品メーカーがリコール(改善対策や回収、自主回収)を行なわなければいけません。当然、自動車メーカーやディーラーにはその義務もノウハウもありません。
通常、その作業は部品メーカーが指定した工場などで行ないます。
この場合、大抵は部品のみの修正や交換となり、車体に対する損害は補償されないケースがほとんどです。この辺が自己責任という範囲になります。
部品メーカーや取り付け業者をきちんと選ばないと、すでに危険とされているものを販売していたり、危険が生じても販売を取りやめるだけでなんの通知もしないなんてこともありうる訳です。
D5のリフトアップでブーツが破れるケースは当然みたく起きていますので私的にはパーツメーカーが不良品を販売していると言っていいと思います。
まあ、リコールするほどの大事じゃないと思いますけど。販売、取り付けの際はユーザーに覚悟して置くようにと説明すべきですね。