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10年以上前の書き込みが、今更? と思い読み返していくと、 完結編と言いながら、途中経過で終わっていることに気が付きました。 ついでなので、その後のご報告。
と言っても、既にスペースギアを降りて4年経ちます。
> 真空引き後、エアコン添加剤と、冷媒を補充して、見事に復活!
中古のコンプレッサーに積み替え、無事に復旧したものの… 翌月には再びベルト鳴き発生、ついにはコンプレッサーすら回らず。 結局は、新品のコンプレッサーに積み替えたのでした。
新品コンプレッサーに積み替えても、めちゃくちゃ車が重くて回らない…
散々苦労して分かったことは、コンプレッサーオイルの量が適切でないと、 多すぎた場合には、恐ろしいほどの負荷が掛かってしまいます。 コンプレッサーを切り離した配管内には、コンプレッサーオイルが残留しているため、 新しいコンプレッサーに規定量のオイルが入っている場合、 残留分が過多となってしまうのです。 オイル過多で回すと、負荷が掛かって…
想像以上に、内部にオイルが残留します。 コンプレッサー本体から、ある程度抜いてから取り付けたのですが、それでも多い。 このあたりは、経験というか、なんというか…
一度オイル過多にしてしまうと、それを抜き取って対処するには、 ただ事ではない手間がかかります。
この投稿記事から2年越しで、ようやく完全復旧しました。 その後は数年間、廃車にするまで申し分なく機能して、役割を終えました。
廃車後、エンジンを降ろし、エンジンから剥ぎ取ったコンプレッサーはお友達の手へ。 更に… 他のお友達のエアコン整備で、マグネットクラッチ部分を移植。 部品となって渡り歩く、デリカ乗りの怨念はどこまでも連鎖するという…
参考までに。新品のコンプレッサーASSYについて。 三菱自動車のパーツリスト上には、部品単体の番号はあるけれど、 コンプレッサーASSYでの部品番号が検索できません。 なので、通常は、コンプレッサー本体と、マグネットクラッチが 別体の部品を購入して、2つを組むのだけれど…
特別に、電装屋さんへ卸すルートで手に入れてもらったもので、 マグネットクラッチまでのASSYで、コンプレッサーオイルも 規定量の240CC封入済み。かなり貴重な品物。
三菱重工品番 AKC200A601A 三菱自動車品番 MB946629 ※三菱のディーラーで注文しても、入手は難しいと思われます
一般への市販はしていないもので、恐らくは業販専用品。 提携先の電装屋さんから、三菱重工へ直接オーダーすることで 手に入るようで、三菱のディーラーから直接発注出来ないもの。
今でも手に入るかどうかは?? |