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タイトル噴射ポンプ交換とATシフトアップ
投稿日: 2004/05/26(Wed) 22:25
投稿者: kazuhiko

こんばんは。H7年SGの噴射ポンプを交換したkazuhikoです。

> 2,000回転も行かなくても普通にシフトアップしますが、とにかく2,300回転あたりが
> 一番ショックが少ないんです。逆に車が多くてゆっくりと加速していって、1,800回転
> あたりでシフトアップさせようとアクセルを緩めると、後ろからドンと押されるように
> シフトアップします。スロットルポジションセンサーを交換してもらった後、アクセルが
> 開き気味になったので、自分でアクセルワイヤーとキックダウンワイヤーを調整しました。
> そうしたら少しはショックが減りました。

噴射ポンプの修理が完了して5日経ちました。この数日で感じたことは、すごくマイルドになったこと。2000回転以下でもシフトアップしてるし~ 恐らく、1800回転、2300回転、2800回転、3つのシフトアップポイントがありそうです。アクセルOFFのタイミングさえ良ければ、スムーズにシフトアップするし、シフトショックも以前より感じません。強いて言うと、3000回転超に達する時間が以前より遅くなり、追い越しのための急加速や斜度のきつい登坂では、何だか物足りなくなってしまいましたが…

今日、修理工場の社長と話をしたのですが、ATのシフトポジションについては、何も設定をいじってはいないようでした。ただ、噴射ポンプを交換すると、ATのフィーリングがガラッと変わってしまうことがあるようです。噴射ポンプ自体は、ATに直接関係ないのですが、ポンプの個体差により、エンジンの調子が変化することにより、その影響らしいとのこと。ATのシフトアップをコントロールしているバキューム(負圧)が、ポンプ交換後に変化しているのではないか? といっていました。古いポンプが調子が悪かったからではないのか? とも。 ポンプには個体差があるので、良くなる傾向と、そうではないこともあるので、なんともいえないといっていました。

ATの不具合に関して三菱に問い合わせをすると、コントロールバルブやセンサー類の、部品交換を指示されるらしいのですが、それでは改善されないこともあるそうです。しかし、部品の故障ではなく、負圧のコントロールなどのちょっとした調整でフィーリングが大きく変化することもあるのだとか。

ATのトラブル修理では、リビルトパーツが普及した現在では、修理に出さずにそのまま載せ換えてしまうケースが多いので、ATの修理をしてくれる街工場はなくなってしまったらしいのですが、以前は、街のAT屋さんなる存在があって、細かな注文を出して、調整をしてもらったこともあるのだとか。

何をどうすればいいのかというところまで掘り下げて話は出来なかったのですが、ディーラーで基準範囲に入っていますといわれても、個体差が結構あるようです。極端な例だと(車種は不明です)20万キロ以上ATF無交換で走っている車でも、シフトショックなどの不具合の出ていないケースもあるのだとか。車というのは、同じエンジンで同じ部品を使っているはずなのに、あたりの良い物とそうでないものがあり、あと何万キロ使えますか?と問われても、一概にはこたえられない…こんな感じの会話をしました。


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