タイトル | : 答え合わせです φ(..) |
投稿日 | : 2005/03/16(Wed) 23:32 |
投稿者 | : バードメン |
こんばんは。
車に詳しく無いとおっしゃっている相手に、
わざわざ難しい回答をしなくても・・・
でも、せっかくですから答え合わせです~
× > 混合気は、空気と燃料の混合割合(空燃比)がほぼ決まっているので、燃料の量に応じて空気が増減されます。
○ ⇒逆ですね。キャブレター、インジェクション共に吸気量に応じて
燃料が増減されます。ガソリンと軽油の理論空燃費は同じです。
△> 混合気を圧縮しているので、あまり圧縮を高くすると、燃料の一部が自然発火しそうになり、ノッキングを起こします。ハイオクガソリンは、着火しにくいガソリンで、その分、圧縮を高くすることができるので、ハイオクしようの車にはハイオクを入れた方が調子がいいです。
○ ⇒ディーゼルの様に圧縮熱による自然発火ではありません。
ノッキングの中でもプレイグニッションは、オーバーヒート時や、
オクタン価が低すぎる場合に主に排気バルブ等、燃焼室内の
過熱箇所により点火される現象。
もうひとつのノッキング、デトネーションは点火後の
燃焼行程における異常燃焼。
×> インジェクション式の燃料の噴射圧力は15気圧くらいで、あまり高くない。
○ →通常のポート内噴射で2~3kg/cm2位ですね。
また、直噴ですとここまでの混合気うんぬんの話が全く無意味になりますが、
例えば40~130kg/cm2と言う高圧で細かく制御されます。
(1.033kg/cm2=1気圧)
×> 混合気を圧縮していない。圧縮の途中で自然発火することはないので、ガソリン車のようなノッキングの心配はない。圧縮比は21程度。ガソリン車のおよそ2倍の高圧縮なので、熱効率が非常に高い。
○ ⇒ならば今、kazuhikoさんのエンジンに起きているのは何でしょう?
ディーゼルエンジンに無いのは先述したプレイグニッションです。
ディーゼルノックはデトネーションとして起こっています。
4M40のアイドリングのカリカリ音にも含まれています。
デトネーションとは着火が遅れた混合気が異常な燃焼スピードで
急激に爆発する事です。
つまり、ディーゼルノックは圧縮比を高めた方が起きにくいのです。
又、圧縮比15というディーゼルエンジンもあれば、同じく
圧縮比15のチューニングガソリンエンジンもあります。
(普通は13位が限度ですが・・・)
??> 圧縮比が高いので、燃料の噴射圧力も高い。副室式で150気圧程度、コモンレール式で1300気圧という超高圧で噴射する。
○ ⇒副室式は燃焼室構造(=予燃焼室式、渦流室式)(←→直接噴射式)
コモンレール式とはインジェクターを含めた燃料噴射システム名です。
圧力は大体正解かな?1300はだいぶ初期のコモンレールですが・・
最後に・・・
このページは、デリカ乗りの情報原として一般の方から、
その道のプロまで参考にしていると思います。
kazuhikoさんが車に比較的詳しいのはわかりますが、生半可な知識を
披露されては返って信用を無くしてしまいますよ!
誤った知識がデリカ乗りに浸透するのも、まずいと思いまして・・・
見聞きしただけではなく、経験して確かな情報を投稿しましょう。
出すぎた真似をしてしまいましたが、お許し下さい。