タイトル | : Re: 始動不良で困っています。 |
投稿日 | : 2004/12/29(Wed) 23:53 |
投稿者 | : kazuhiko |
こんばんは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。
> キーオンして しばらくたつとエンジンルームからカコん♪という音がすると思います。
> これでプリグローは切れますので後は冷える一方 30秒は逆効果です。
MORIMORIさんのおっしゃるとおりです。メーターパネルのグロー表示(予熱中だけ点灯する)が、消えたらすぐにセルを回さないと、せっかく予熱したのに、冷えてしまうので意味がありません。イグニッションONから数秒後には予熱は完了します。
> 少しアクセルを開けてエンジン始動するとかかり良くなりますけど応急的かな・・
少し前までの、旧式のディーゼル車は、アクセルを全開に踏み込んだ状態でエンジンを掛けたものです。寒冷地では、こうでもしないとエンジンかかりません。
私も子供のころ、アクセル踏みながらエンジンを始動して、暖機運転することを教わった記憶があります。
(昔は暖機運転したり、除雪したりと、子供が手伝うのは当たり前だったんですよ。農家の子供なんか、トラクター乗り回してましたけど…)
> 寒冷地仕様、前期型のある時期(H8はどうだったか・・?)から
> アクセルワーヤーノブ(昔でいうチョークのようなもの) がついております。 寒い時期はこれを使います。
平成7年後期、最初のマイナー後には復活しております。(SWの最後の方と、SGの最初だけは装備されていません)
ガソリン車のチョークレバーみたいなスイッチ(引っ張るノブ)がついています。時計のマークみたいなもの。
エンジン始動後は、これを引いて、エンジン回転数を調整しながら、暖機運転します。
※ガソリン車のチョークレバーと違い、アクセルをペダルをワイヤーで引っ張るだけの装置です。燃料と空気のバランスを加減する装置ではありません。(いつでも空気を全開で吸い込むディーゼルです)
平成6年にデビューして、初回のマイナー前の、初期型SGには、このレバーがありません。取扱説明書には、運転手が、アクセルペダルを軽く踏みながら暖機運転するようにかかれています。エンジンの回転数は自動でアップしません。
前期型4M40のSGは、多少、平成の車らしく、ちょっとだけ進化しておりますが、小型ディーゼルの初期のもの、昭和50年代に出たエンジンと、殆ど変わりません。
ガソリン車から乗り換えた方には、驚かれる人もいるようですが、こういうメカニズムの車です。エンジンがかかっても、すぐにはアイドリングが安定しないので、ご自分で調整しながら暖機運転をしてください。
予熱をかけて、セル1発でエンジンが始動しないときには、グロー不良の可能性が大です。