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タイトルRe: H6エクシード2.8Lの加速について
投稿日: 2005/05/02(Mon) 23:58
投稿者: kazuhiko

こんばんは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。

生憎と、前期型(機械制御)と後期型(電子制御)を乗り比べたことがないので、どの程度違うのかは存じておりません。
エンジンそのものが、カタログ上のスペックで出力差があり、更にATミッションを積替えていますので、前期と後期ではまったく別物ではないかと考えていますが、実際のところ、どうなんでしょう?

前期型2800DTの加速がイマイチであることについてコメントしたいと思います。
平成6年式ということで、10年以上経った車両でありますから、新車時の性能は引き出せていないと思います。そして、旧式ディーゼルでは、アクセル踏み込んでも、黒煙や、ふけ上がりが悪いなどのイマイチな部分もあります。前期型につんでいるATミッションのフィーリングの悪さには、私自身もかなり手を焼いてきました。

私のSGも、購入時には高速道路をまともに走れる状態ではなかったです。走行4万キロの中古車に、SWから乗り換えましたが、高速走行はSWのMT車の方が速かった…110キロ以上加速できなかったんですよ。アクセル踏み込めば、キックダウンするだけで、平坦なところで120キロに持っていくのが精一杯。買って、失敗したなと感じた瞬間です。

三菱ディーラーで相談しました。キックダウンしにくくすることは出来ないのか? 少なくとも、2000回転で30キロのトルクを派生するエンジンで、こんなに引っ張らなければならないセッティングはおかしいのでは? (SWは20キロしかトルクがない)
メカニックいわく、頻繁にキックダウンしないようにするには、ATスロットルワイヤーの調整で対処できるんですが、以前うちのお客さんで、クラッチを壊してしまったケースがあり、それ以来、この手の調整はお断りしているんです。とのこと。
私も、半ば諦めましたが、でも納得がいかず、何度も自分でATFの交換をしてきました。
ATF交換を繰り返すことで、ある程度シフトの具合はスムーズになり、高回転でも吹けあがるように変わっていきましたが、でも、市街地で2000回転以下では巡航できません。シフトアップポイントが2500回転以上なんです。

ところが…

私のSGは、現在3台目の噴射ポンプがつんであります。エンジン積み替えを経験しているので、3回、噴射ポンプの脱着を繰り返していますが、どういうわけか、噴射ポンプを脱着するたびに、ATのフィーリングは、マイルドになっていきました。

現在は、自分でもATスロットルワイヤーの微調整をしていますが、街のりなら1500回転で巡航できます。
ここで考えられることは、噴射ポンプの特性もあるでしょうが、噴射ポンプを載せ替えするたびに、スロットルワイヤーも脱着する訳で、ここら辺の微妙な具合、ワイヤーの遊びが規定値の範囲内でも、ちょっとした変化があるのではないでしょうか?

今の噴射ポンプになってからは高速走行をしていませんが、4万キロで120キロ走行が限界だった私のSGは、同じ噴射ポンプで、最高速は140キロまであがり、次の噴射ポンプでは、ブーストをあげていたこともあり、最高速は150キロオーバー(車体ブレを起こしたのでこれ以上踏み込めませんでした)高速道路の登坂では、中央道談合坂付近の上り勾配で120キロをキープすることが出来ます。

エンジンオイル交換、エアクリーナーの清掃&交換、ATF交換、デフ&トランスファーオイルの交換、など、日常のメンテナンスによっても走行フィーリングは変わりますし、ディーゼル車の場合、EGRバルブ辺りの不良があれば、加速は鈍ると思います。少なくとも、加速時に黒煙が多い場合には、何らかの不具合を抱えているはずです。ブローバイガスが多い車ですから、インマニ内がオイルでべったりになっているかもしれません。こういう状態の車では、あまり加速はしないのでは? そんな疑問を感じます。


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