DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: ラジエター上部のプラスチック部分の破損
投稿日: 2010/01/01(Fri) 20:26
投稿者: kazuhiko

Re: ラジエター上部のプラスチック部分の破損 あけましておめでとうございます。平成7年SG(2800DT)に乗っているkazuhikoです。

> 今回、工賃込みで27000円支払いました。
> こんなプラスチック部品が2万円以上するなんてビックです。

部品交換されたのでしょうか?

破損した箇所は、三菱の純正部品としては、単品で入手することも、
容易に交換することもできません。

この部分は、部品と言うよりは、ラジエターASSYだからです。
PD4WのラジエターASSYは、6~6.5万円くらいします。
※ディーゼル用のラジエターだと、8.5~9.5万円します。
※交換工賃や、クーラント代は別途掛かります

純正部品がこれだけ高価なので、海外で造って輸入されている
社外のラジエターに換装されるケースも多いです。
ラジエターASSYで2.5万円前後という超格安のためです。
※交換工賃や、クーラント代は別途掛かります

尚、従来からある修理の手法としては、ラジエターASSYを取り外して、
ラジエター屋さんに外注修理に出すと言うもの。
折れた部分を含む樹脂パーツは、アッパータンクと呼ばれる部位でして、
高温高圧の使用環境でも漏れることなく使用するためには、素人修理では
交換することができませんが、ラジエター専業の業者では、部品単品での
交換が可能です。外注修理で、6千円~1万円程度。
※交換工賃や、クーラント代は別途掛かります


いずれにせよ、自費で修理することを考えると、割安な金額で修理できたと
言うことになります。

まあ、壊したのが、誰なのか? と言うことを考えると、
これだけの出費を伴うことに、納得しがたいかもしれませんが。

一般的に、ラジエター関係のトラブルでは、メーカーを問わず、
車齢10年を越えると、詰まったり、破裂したり、漏れたりと、
よくある故障事例ですから、15年間もトラブルなく乗ってこれたことは、
むしろ寿命が長かったと考えるべきかもしれません。

ここで、確認すべき点は、どのような修理方法を採用したのか?
ラジエターASSYを新品に交換したのであれば、その後の故障リスクは
少ないと思われますが、アッパータンクのみの交換であったかどうか?
一応、ラジエター屋さんが分解したのであれば、ラジエター本体の損傷具合は
確認済みであろうかと考えられ、すぐに詰まるなどの状態ではないと思いますが…

修理した業者、或いは担当した整備士に、話を伺っておくと、今後の
整備予定を考えやすいでしょう。

※ディーラーで修理交換した際は、教育不十分のメカニックが作業すると、
ラジエターのホース継ぎ目から漏れる可能性もあります。
ホースの接合状態(ホースバンドの位置)を見て、これがプロの整備か? と
悩むほど、初歩的なミスが多いので、見ていて苦笑いするほどです。


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