タイトル | : Re: バッテリーダウン |
投稿日 | : 2004/05/21(Fri) 23:38 |
投稿者 | : kazuhiko |
はじめまして。平成7年SGに乗っています。
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> > 前々回の車検でバッテリーを交換・・・
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私の場合、現在乗っているSG、以前に乗っていたSWとも、寒冷地仕様ではないので、D31Rくらすが1機搭載ですが、純正以外の、市販のバッテリーの場合、2年くらいでいつも昇天しています。
1機3万円以上の超高級なバッテリーは使ったことがありませんが、私の場合は、2万円以上のものも、ヤフオクで8000円くらいで買ったものも、はっきり言って何も変わりません。2年も走ると、3万キロ保障はとっくに切れているし…
まあ、当然の話です。現在の市販のバッテリーは一時期に比べれば寿命が延びましたが、それでも、アフターマーケットに出回っているものと、新車時に搭載されているバッテリーは、見た目は同じでも、中身はまるで別物なんです。
GSの京都工場に勤めていた人から聞いた話です。
ケースの大きさは同じサイズでも、新車時に搭載されているバッテリーは、中に入っている極板の枚数や、厚さがまったく異なり、当然寿命も違うとのことです。勿論、新品時には殆ど性能は変わりません。
この工場で生産されているバッテリーでは、トヨタのバッテリーは文句なしでピカイチらしい。ついで、日石三菱ブランドとのこと。当のGSは、高性能なのは最初だけだよと。寿命が短いらしい。ボッシュのバッテリーもOEMで、GS製らしいですが、寿命はGSのものよりましだとか。
95D31Rと同じ大きさで、105Dとか、115Dというワンランク上のバッテリーがありますが、ほんとに高性能なのは、D31Rというように、ケースの大きさしか書いていないものの方が、実は性能に自信があるんだとか。
自動車メーカーが新車時に搭載しているバッテリーは、最初の車検までの3年間、エンジンが掛からないなんて、初歩的なトラブルがあってはならないという、メーカーとしてのプライドみたいなものですから、とにかくコストが掛かっているらしいです。運転免許は持っていても、まったくメカに無頓着な素人ばかりの現代において、バッテリーの性能が云々という説明は、素人のお客様に通用しないようで… 新車時のバッテリーなら、5年以上持つものもざらですね。
余談ですが、非常に高性能な新車搭載用バッテリーに対して、新車装着用のタイヤはひどいものです。いくら素人相手でも、タイヤが減っているのは、寿命ですと、一言で説明がつきますから、減りの早いコストパフォーマンスに優れたタイヤが使われています。
パラレル搭載の2機とも同時にダウンするのはある意味当然です。もし片方だけ弱ってしまったときには、電圧は、高い方から低い方へ流れます。水と同じなんです。二つの電圧が均衡を保つような傾向が見られます。似た症状としては、バッテリーのあがった大型乗用車に、軽自動車からブースターで救援しようとすると、一瞬で軽のバッテリーは電圧ダウンして死んでしまいます。容量の大きい方に全部吸い取られてしまいます。だから、ブースター接続は、大きい方から小さい方へ、しかも、エンジンを掛けてアクセルあおって発電量を稼ぎながらというのが常識です。