タイトル | : Re: 2800DTのエンジン音 |
投稿日 | : 2005/03/17(Thu) 23:38 |
投稿者 | : バードメン |
こんばんは。
私も以前ハイエースの2.8ディーゼル(3L)搭載車に乗っていましたが、
今思えば、とても静かでした。(当時はそんなに静かとは思ってなかったのですが・・)
エンジン本体については、燃料噴射タイミングや圧縮比の違いによる
ディーゼルノック、エンジンブロックの材質や厚さの相違、等等が考えられます。
ですが一番の違いは、3Lではタイミングベルト(ゴム製)、
Vベルト(ゴム製)で駆動していた噴射ポンプ、パワステポンプを
4M40ではギヤー(金属製)、カムシャフトをギヤー経由チェーン(金属製)
で駆動している点でしょう。
しかもチェーンはサイレントチェーンという物も有りますが、
普通のローラーチェーン。ギヤーも強度重視のヘリカルギヤ。
このエンジンは根本的に、騒音低減などは考えずに設計されたのでしょう。
この駆動ギヤーはエンジンオイルによって潤滑されていますが、
本来はミッションオイルに要求される様な極圧性を必要とします。
つまり歯車がオイルの分子構造を噛み潰してしまうわけです。
SGのエンジンオイル管理が大切だと仰る方が多い理由のひとつはここにあります。
オイルのグレード、粘度によって多少、騒音は軽減します。