タイトル | : Re: ディーゼル車発売? |
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投稿日 | : 2011/07/16(Sat) 00:43:57 |
投稿者 | : ルパン5世 |
以前にも雑誌でクリーンディーゼルの話がありましたね。
ビックマイナーチェンジが今年の5月でクリーンディーゼル搭載だったはずですが・・・・
> 環境的なクリーンディーゼルの話は理解できますが、『運転』という面で、今のガソリン車よりも
> ディーゼルにすることでどんな優位があるのか(あの頃から何か変わっているか)教えてください。
これまでは、欧州メーカーはCO2排出量削減の対策として、積極的にディーゼルを採用していました。
欧州では、MTが主流で燃料が高く大陸移動などは、燃費がいいディーゼルのほうがメリットがあるから普及しました。
その結果、最近の欧州では販売台数がガソリン車よりディーゼル車と逆転しました。
これまでは、クリーンディーゼルは環境問題をクリアしてきました。
しかし、最近の欧州のメーカーは、クリーンディーゼルからEV・HEVなどに方向転換しています。
今後のCO2排出量の規制が強化されるからです。
欧州では、2015年度にCO2排出量換算120g/kmに低減する基準です。
日本では、2015年度にCO2排出量換算で138g/kmに低減する基準が設けられています。
米国でも、2015年に乗用車のCO2排出量換算で152g/kmとする規制案を発表しています。
欧州では、2020年までにCO2排出量95g/kmを目指す目標が掲げられています。
CO2排出量の一番少ないプリウスで89g/kmです。
今後、CO2排出量の規制が強化され、クリーンディーゼルのエンジンの改良だけでは長期的に対応が難しくなると予想されています。
日産は、エクストレイルにクリーンディーゼルを搭載しました。
その後の日産は、クリーンディーゼルの展開はなしです。
今後のクリーンディーゼルは、更なるCO2削減の時代の環境問題では対応が難しくなってきたということです。
新たにクリーンディーゼルを搭載しても規制対応に追われ、時間と開発費がかかります。
エクストレイルのATがなかなか販売できなかったことで技術的に環境問題をクリアすることの難しさがわかります。
今の三菱の財務状態では・・・同じ開発費をかけるなら、EV・HEVの方が将来性があります。
D:5のクリーンディーゼルは、技術的には販売できるレベルまではあるかもしれません。
また、昔みたいな軽油とガソリンとの値段差があれば、クリーンディーゼルの検討する人も多いと思います。
みなさんご存知のとおり、現在は、軽油とガソリンの値段差があまりません。
一般人には、ガソリン車より初期投資の高いクリーンディーゼルのメリットを感じられないと思います。
自分も経済性では『?』です。
トルクフルに走りたいとかヒッチを引きたい人には、クリーンディーゼルが欲しいのかと思います。
経済性より性能重視の人もいますから・・・
日産のGT-Rなど経済性だけなら、誰も買わないと思います。
その辺は、『車を道具として考えるか?』『趣味として考えるか?』の各人のスタンスで違うと思います。
個人的な見解だと世界の環境対応の流れからするとD:5のクリーンディーゼル搭載は難しいと思います。
膨大な借金がなければ、投入できるんでしょうが・・・
> 先日、ディーラーの担当から「三菱自工からD:5ユーザーにアンケートして欲しいと依頼が来まして・・・」と電話があり、
たぶん、UKのアウトランダー(右ハンドル)を国内で販売することは検討しているんじゃないですか?
http://www.mitsubishi-cars.co.uk/outlander/specifications.aspx?Variant=RH3
欧州では、MTが主流だからいいが・・・日本は渋滞が多くATが主流で、TC-SSTのMTでは???
次期デリカは、プラグインハイブリッド車(PHV)じゃないかと思います。
http://response.jp/article/2011/06/10/157786.html
または、憶測ですが今後の売れ行き次第では、今以上の販売低迷になればセレナのOEMになるのかも?