タイトル | : Re:次の台風もに デリカ強しでいてほしい |
投稿日 | : 2004/10/25(Mon) 22:07 |
投稿者 | : kazuhiko |
まるちゃん、こんばんは。
水の中を走ったときに気をつける点、ひとつ思い出したことがあります。
水中走行など、デフが水に完全に浸ってしまった場合、デフオイルに水が混入している可能性が高いので、出来るだけ早めにオイル交換しておいたほうがいいかと。
ハードに走ってもオイル漏れしないくらい密閉性の高いギアケースですが、どこから水が入るのか? じつは、デフケースにも空気の出入りする穴があるんです。オイルは加熱されたら膨張します。完全な密閉容器では空気の逃げ場がないので破裂してしまいます。或いは、内圧が上がりすぎると車両火災の恐れもありますよね。 ですから、空気の逃げる穴があるわけですが、ここが水の浸入口でもあります。
デフなどに使われているギアオイルには、極圧添加剤が使われていますが、これが、水と浮気しやすい性質を持っています。水の混入したギアオイルは役に立ちません。(白濁しているはずです)
ハードに走らなければ、即破損というわけではないのですが、少し落ち着いた時点で、愛車のメンテもしてあげて欲しいなと思います。SGのフリーハブ機構は、フロントデフにあります。電気的なハーネスもつながっているんですが、このあたりの接触不良なども心配かな? だって、完全に水に浸かったんでしょ? 泥水だと、乾けばいいってもんじゃないかもしれません。
余談ですが、私は怪我のためこの夏一度もバイクに乗ることが出来ず、台風にも拘らず、ずっと雨ざらしになっていたんです。久しぶりに整備しましたが、あちこち電気系統で役に立たなくなっているものがありました。未だにエンジン不動のままです。(部品頼まなきゃ)水は恐ろしいです。