タイトル | : 寒冷地軽油 |
投稿日 | : 2004/07/31(Sat) 07:59 |
投稿者 | : kazuhiko |
こんにちは
> 当方、頻繁にセルフで入れとります。
> 冬、寒冷地仕様の軽油は、ムチャ燃費悪いです。
> まっ、暖気の時間も10分ぐらいしないと氷も溶けないから仕方ないのですが。
> 今の時期は5分ぐらいは暖気してますけど。
> それを考慮してもやはり消費率は悪いです。
> 冬、同じ通勤距離でも、満タンにして10日程で空になりますが。
> 夏場は20日程乗れるのに。
凍ってしまうから、寒冷地軽油を入れなければならないんですが、ありゃ、殆ど灯油だからなぁ…
軽油は、重油と灯油の中間の物質です。夏季は粘度をあげるために、どちらかというとA重油に近い軽油ですね。冬季は逆に、軽油の精製段階で、灯油留分を添加しています。市販の灯油を混ぜるのとどう違うのか? 実はあまり変わりません。ただ、脱税目的での使用を阻止する目的で、市販の重油と灯油にはクレソンという色素を添加しているので、肉眼ではわかりませんが、抜き取り検査をされると、一発でわかるそうです。
スキーに行って、信州で寒冷地軽油を入れて、静岡に帰るまでに早く使い切りなさいと、メカニックにはいわれます。温暖な地域では、寒冷地軽油は、灯油で走っている状態に近いので、燃料噴射系統には良くないらしい… そんなこと言ったって無理だろ!! というのが私のホンネです。 だって、私の住んでいる富士山周辺、私の自宅では、氷点下になることはまずありえませんが、車で30分程度走るとマイナス10度近くまで下がるようなところですから… 県境を越えると山梨県です。冬季は寒冷地軽油売っています。
寒冷地軽油で燃費が悪かったり黒煙が増えたりする理由…そりゃ灯油の割合が多いからです。セタン価(燃焼しやすさ)が低い燃料をブレンドしているので、出力が下がったり、アクセルを多く踏み込む分、燃料消費は多くなる。通常の軽油に比べて粘度が低い(サラサラしている)ため、同じ圧力で噴射しても、シリンダー内に噴射される量は多くなるような気がしています。
燃料がシャーベットになってエンジン始動不能に陥るのが怖くて、寒冷地軽油を使用しますが、必要なければ使いたくないですね。温暖な地域に戻ったときに、粘度向上剤みたいな添加剤ないんでしょうか?