D5の初車検をユーザ車検で実施しました。
車検は、OKであったのですが、
ABSH検査（サイドスリップ、ブレーキ、スピードメータ、ヘッドライトの検査）終了後、
検査装置のローラ（タイヤを載せるローラの所）の段差を、
乗り越えることができませんでした。

状況は、アクセルをゆっくり踏んで段差を乗り越えるようにしたが、
エンジンは唸るが、タイヤに力がかからない感じで、
ブレーキを踏み何度か繰り返すも同じ状態。
その内、検査員の方が来られ、エンジンON/OFFを指示され再トライするも効果なしで、
そのまま、検査員の方が手際よく車を押して頂き、脱出できました。
あせってしまったので、異常表示等が出たかは不明です。
検査結果には問題なく、検査員の対応は慣れている感じで、
このような不具合は時々があるのかなと思いました。

こんな経験された方いますか？

> ABSH検査（サイドスリップ、ブレーキ、スピードメータ、ヘッドライトの検査）終了後、
> 検査装置のローラ（タイヤを載せるローラの所）の段差を、
> 乗り越えることができませんでした。

過去に良く出てきた症状と似てる感じします。
やはりＣＶＴがらみなんでしょうか？　
制御プログラム更新等で改善したのかな？と思っておりましたが。

一例
hhttps://www.d5bbs.net/main/wforum.cgi?no=26098&mode=allread


検査場で動かなくなってしまう車が車検通るのは、ある意味驚きでした。
他車でもよくあることなのでしょうかね。

つまらない質問しますが、横滑り防止装置はオフにしてました。
思いつくのはそれぐらいですけど。

奥さんのキューブ（ＣＶＴ）でユーザー車検に行ったとき同じような症状になりました。
スピードメーターのチェックが終わり、レーンから脱出するときです。
アクセルを踏んでも回転数が上がるだけで前に進みませんでした。パーキングに入れてからドライブに入れても同症状でした。
エンジンを切って再始動後は異常なく進みました。
ＣＶＴ特有のなにか症状ですかね？

情報ありがとうございます。
たつさんの状況とまったく同じです。
検査員の方から、パーキングに入れてドライブに入れる指示もされておりました。
検査員の手際の良さを考えてもよくある事例のような気がしますので、
ＣＶＴ・横滑り関係ですかね？
次回ユーザー車検する場合は、考慮・注意して検査へ望みたいと思います。

横滑り防止装置はオフにしてました。
⇒オフにしていませんでした。
あとで、オフにすればよかったかな～と思いました。

> 横滑り防止装置はオフにしてました。
> ⇒オフにしていませんでした。
> あとで、オフにすればよかったかな～と思いました。
それじゃないですか？オフにしてたら、CVTの不具合かも知れませんが、ディーラーてを聞いてみたらどうですか？

ブレーキテストの時に、ニュートラルで前輪のみ、後輪のみを回されてテストしませんでしたか？
取説の牽引の注意事項に　２ＷＤは前輪を持ち上げた状態で牽引するときに
エンジンスイッチをlockかaccにしないとASCが作動して危険
４ＷＤは２ＷＤに切り替えていても必ず４輪とも持ち上げて牽引しないと
駆動系の故障、またはレッカーから車が飛び出すと記載されています。
ブレーキテスト時に牽引で禁止事項に該当する状況になってしまっているのではないでしょうか？
ディーラーでブレーキ検査時にはどのような状態にして検査を受ければ良いのか確認してみては？

> ブレーキテストの時に、ニュートラルで前輪のみ、後輪のみを回されてテストしませんでしたか？
> ブレーキテスト時に牽引で禁止事項に該当する状況になってしまっているのではないでしょうか？
　⇒ニュートラルでのブレーキテストの為、禁止事項に該当する状況になっている可能性はあります。

> ディーラーでブレーキ検査時にはどのような状態にして検査を受ければ良いのか確認してみては？

　⇒菜ノ太郎さんのCVT不具合の確認と合わせて、ディーラーで確認してみますので、結果がわかりしだい報告したいと思います。

みなさん貴重な情報ありがとうございます。

板金屋であり整備士です。

この症状はＣＶＴ車では車検時に良く起こるトラブルで、整備士の間ではもはや常識になりつつあります。
なぜこういった事が起こるのかと言いますと、ＣＶＴ車の場合ミッションの構造は２輪スクーターなどに用いられるベルトＣＶＴとほぼ同じものが使われます。このミッションの短所は
「タイヤが回っていないと変速ができない」
という事なんです。
テスタ上のローラはほとんど無負荷ですからスピードメータテストを行いますと車は走行負荷が少ないと判断し、低速でもどんどんＨＩ側に変速を行います。そのタイミングで大体テストが終わるので運転者はブレーキをかけ車輪の動きを止めます。
ここに罠が潜んでいます。当然ローラー上ですから「減速負荷」もほとんど無いのでタイヤは一瞬で止まってしまいます。という事はＣＶＴはＬＯ側に変速する途中で動きを封じられてしまいます。
例えるならマニュアル車の５速か４速で停止している状態になります。この状態ですと半クラッチをいくら使っても発進が困難なのは想像がつくと思います。
テスタ上で良く起こりますが、一定のスピードで走行中にフルブレーキで停止した場合にも同じ現象が起こることがあります。

ＣＶＴがＬＯ側に戻る為には手押しでも何でもいいので数メートル車を動かす必要がありますが、ＬＯに戻ってしまえば何事もなかったように正常に戻ります。
かすかな希望をもってバックしようとしてもエンジン動力は結局ＣＶＴ経由なので無駄です。

２輪スクーターでは、このような事にならぬよう、クラッチがＣＶＴの入力側には無く出力側についているので突然リヤタイヤがロックしてもＣＶＴは変速を続けられるというわけなんです。
「じゃあ車も同じ構造にしたらいいのでは・・・？」
と思う方もいるかもしれませんが２輪と同じ構造にしてしまうとアイドリング時にもＣＶＴを回し続けることになりますので燃費が悪くなります。
では、このようにならない為にはどうすればよいのかお教えします。
スピードメーターテスタを行った後、ゆーーーーっくりブレーキをかけて減速する。
もしくはパドルがある場合にはパドルで１まで落としてからブレーキでタイヤをロックさせる。

２年後に再チャレンジしてみてください。また、他の方もユーザー車検に行かれる方は参考にしてください。

ディーラーで確認して、あっきーさんのようにきちんと説明してくれるのか、
説明も出来ず、そんなことは聞いたこともない何て言うのかでディーラーの質が判りますね

あっきーーさんのご説明、すごく納得出来ました。
私はバイクも好きなので「なるほど」でした。
CVTの構造を知って、特性を理解しておく事は大切な事だと感じました。
これからも専門家としてのご意見をお願いします。

あっきーさん、貴重な情報ありがとうございます。
勉強になりました。
さっくんさんと同じく、CVTの構造を知って、特性を理解しておく事はユーザーとして大切な事だと感じましたし、車の特性を理解した上でユーザー車検を受けるべきと認識しました。
また、さっくんさんと同じく、このような貴重な情報も今後も頂けると助かりますので、お願い出来ればと思います。
さらに、このような色々な情報・意見が頂けるBBS（サイト）をがあるのもデリカの魅力と思いました。

> 検査装置のローラ（タイヤを載せるローラの所）の段差を乗り越えることができませんでした。

あっきーーさんが説明されていますが・・・

ＣＶＴは機構上連続的にしか変速できません。
タイヤの回転が急停車で止まるとその時点での変速比で保持されます。
ＣＶＴの変速比Ｈｉ側の状態のまま保持されて、発進時に駆動力が不足して、段差などを乗り越えられなくなります。
トルコンＣＶＴの弱点でもあります。

対策は、スピードメーターテスタで、タイヤを駆動させて、ゆっくりと停止することで回避できます。
一般道でも、急停車後でも起こり得ることでもあります。

> 検査結果には問題なく、検査員の対応は慣れている感じで、このような不具合は時々があるのかなと思いました。

スピードメーターテスタの上で、急停車で止まるとよくある現象です。

あっきーー さん
BBS管理者のMORIMORIさん
コメント頂きましたみなさん。

古い話しですが、ありがとうございました。

あれから2年経ち、ユーザー車検受けてきました。
スピードメーターテスト後、落ち着いてゆっくりブレーキ踏んだら、
スタックせずにスムーズに段差を乗り越えることが出来ました。

このBBSのおかげです。