タイトル | : Re: 鳥の糞でボンネットの塗装が痛みました |
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投稿日 | : 2013/09/18(Wed) 18:07:39 |
投稿者 | : あっきーー |
板金屋です
通常の補修部品では、プラスチックパーツが原則色つき(無しも設定あり)、金属パーツが色なしです。
あと、純正塗装膜が最強説は本当です。
焼き付け塗装が100度超で焼くのに対し、補修塗膜は60度という低温で化学反応する為です。ただ、洗車等それなりに行っていれば他のパネルと明らかな差が出ることはありません。しかしながら補修用クリヤーにもグレードが多数あり、大まかに分けると
標準型 耐擦り傷クリヤー スクラッチガード(自己修復性)クリヤーがあります。
これらの物をその車両に応じて使い分けます(レクサスやシーマなどは当然スクラッチガード)。しかし残念ながら三菱車は黒でも標準型クリヤーが使用されている(トヨタなどは安い車でも黒の場合は耐擦り傷クリヤーを奢ってあります)ので補修塗装も当然標準型になります。
磨きをかけて塗膜を数ミクロン落とす作業はボディーコートをする際(新車は除く)はごくごく当たり前の作業であり、数ミクロン削ったからと言ってトラブルが出ることはありません。
あと、これは裏技ですが板金作業の際に、クリヤーをアップグレードする事もできます。良くあるのはボンネットのみスクラッチガードクリヤーを塗装するという方法です。
他のパネルの塗装肌とは質感が変わってしまいますが擦り傷に対しては最強にすることができます。高いですけどね・・・
ご参考までに。