> カタログの何処を探してもグレードの差やオプションの付加で車高(最低地上高)が変化する事は注記されておりません。
カタログの主要諸元には、以下記載されています。
『仕様変更は発表なく実施することがあります。なお本仕様は国土交通省届出数値です。』
カタログの主要諸元(数値)は、国土交通省届したものです。 カタログのスペックは、あくまで参考値であり基準値でもあります。 具体的な数値ではありませんが、『仕様変更は発表なく実施する』とあります。 これは、OPなどによる寸法・重量なども含まれると解釈が必要だと思います。
自動車も工業製品でなので、部品ロットや作業による製造公差が認められています。 いわゆる『個体差』というものです。あたりはずれなどもそうかもしれません。 完成検査終了証の普通車での公差は、長さ±30mm 幅±20mm 高さ±40mm 車両重量±60kgが認めれれています。 寸法・重量に関しては、この公差範囲内だと完成検査終了証が認められます。 完成検査終了証とは、国土交通省届で認可した車と同じ規格内で造られているという証明する書類です。 自動車を登録する際には、メーカーから完成検査終了証が工場から出荷される各1台ごとに付けられます。 つまり、みなさんのD:5の寸法・重量については、公差内で多少なり違うということです。 最低地上高については、出荷時に250mm未満170mm以上であれば、公差範囲になるのかとおもいます。 ユーザーが納得するかどうかは、別問題だと思いますが・・・国もメーカーも法定的には公差内なら問題ないということです。
カタログ主要諸元(数値)= 国土交通省届 みなさんのD:5主要諸元(数値)= 完成検査終了証(出荷時) -> DのOP(納車) -> 保安基準(車検)
最低地上高のややこしいのは、重量でも変化することで、メーカーでのOP追加は、最大60kgまでです。 工業製品としては、ここまでがメーカーの公差範囲となり、カタログ値付近か公差範囲の数字になるのかと思います。 つまり、DのOP付け前のスペックがカタログに近い数字であれば、厳密に言うとカタログ的には問題ないのかと思います。 それ以降の完成検査終了証取得後については、DでOP付属で重量が増えた分など車高低下などは、保安基準に基づきます。 極端な言い方をすれば、DのOPは、メーカー公認改造でスペックに関してはメーカー(カタログ)に直接関係ないともいえます。 それは、ローダウンやインチアップなどのショップで最低地上高を変更しても保安基準内であれは問題がないのと同じことです。 ユーザーとしては、メーカーやDでのOPが同時に付いた状態で渡されるので、カタログ値でないという事態になっている気がします。 程度問題にはなりますが、ある程度は認めないといけないのでないでしょうか?
>「車内荷物なし、規定空気圧、ガソリン満タン、スペアタイヤなし」の状態で測定した最低地上高が200mm位とカタログ値に適合していないことに気付きました。
まぁ、10mm程度なら、発言もあるとおり、磨耗したタイヤ+誤差(劣化)ではないでしょうか? 最低地上高は、保安基準を満たしていれば保証対象にはならないと思います。 新車時と比べて、急に地上高が著しく下がった場合などには、その原因になっている部品については保証範囲内で対応してくれると思います。 ただし、経年劣化による要因でのタイヤやサスペンションや各ブッシュなどのヘタりについては対象外です。 ヘタりや劣化状態に応じて、有料での部品交換が必要です。
話はちょっとズレますが、かなり以前に地元力士の優勝パレードを見ました。 付き添いの大きな力士が4人がセドリックに乗っていましたが、すごいシャコタン状態でゆっくり走行していました。 警備の警察は、取り締まらないくていいの?交通課でないからいいのか? 最低地上高は、空車状態で測定するから空車状態で90mm以上を確保していれば問題ないわけです。 大きな力士なら、D:5なら6人が限度でしょう。 大きな力士が6人でD:5に乗ったらどうなんでしょうか? すごいシャコタン状態になるのでしょうか? 空車状態で210mmだったとしても力士が6人が搭乗したら、90mmとかなったら最低地上高の意味がないような???
実際は、空車状態ではなく荷物や乗用した場合に、どうなっているかの方が走行中にとって問題だと思います。 震災後は、橋の段差や舗装道路に大きな穴やマンホールが浮き上がりの道路を走行し気になりました。 こういう道路は、D:5の最低地上高が他車より高いというメリットは発揮していると思います。
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