デリカD5(D:5) BBS By MORIMORI
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タイトルRe: 焦りました
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投稿日: 2010/07/25(Sun) 02:52:19
投稿者しゅう@北海道

JETTA乗りさんと4WD愛好家さんに似た経験があるので参考まで

デビュー当時(1998年6月)のパジェロイオ(3ドア、4AT)に乗り始めた頃、高速道路に乗ってアクセルを踏み込んだ瞬間、エンジン異常のワーニングが点灯し、アクセルをいくら踏んでも15km/hしか出なくなりました。
焦りましたが、すぐにハザードを点灯し、路肩に停めて、エンジンオフ・・・
「あぁ、高速道上のレッカー作業かぁ?」
「PAまですぐそこだし、騙し騙し走って行こう」
と再度エンジンスタートさせると、何事もなかったように走り出しました。
翌日Dで点検を受けると
「スロットポジショニングセンサーの異常感知ですね」
「このセンサーは敏感で、カーボンが付着すると異常と判断するようです」
「対策品があるので、交換しますね」
との事・・・(デビューして1ヶ月も経たずに対策品!)
その際、Dで速度が上がらなくなった理由について
「エンジン(各種センサー)に異常を感知すると、安全のため速度が制御されます」
「車両を安全な場所に移動させるための最低限の速度しか出ません」
とのこと。
結局、対策品に交換して2ヶ月でリコールが掛かり、再度交換と言うオチが付きましたが、兎にも角にもエンジンに異常を感知するとエンジン回転数や速度が制御されることを知りました。

月日は流れて・・・2008年の5月にD:5初代シャモニーに乗り換えて約1年。
09年4月、近所の河川敷公園の駐車場に残っていた雪(下はアスファルト、冬季の降雪で自然に積もった雪が春の雪解けで粗目状態、20~30cmほど残っていた)の上を通過しようと4WDにセレクト(ASCはONのまま、Dレンジ、スタッドレスタイヤ)して四輪とも雪の上に乗った瞬間、各タイヤが雪に沈みエンジンは唸るも身動きが出来ない状態に。
焦ってアクセルを踏み込むもタイヤが回る気配なし・・・
タコメーターを見ているとアクセルを踏んだ瞬間は回転数が上がるも、途中でアクセル開度に反して回転数が下がっていきました。
「パジェロイオの時は、これぐらいの雪でタイヤが沈んでも何ともなかったのに何で?」
と思いながら焦って、エンジンオフ。
更に女房に電話でスコップを持ってくるようヘルプ!
降りて周囲を確認するとスタック独特のタイヤが空転した跡はなし。
ダメ元で再度エンジンを掛けてアクセルを踏むと、今度は動きだして脱出成功!
(スコップを持って駆けつけてくれた女房にしこたま怒られました)
やはりDで確認したところ
「三菱自工からの情報ではなく、うち(販社)独自の経験なのですが・・・」
と前置きした上で
「CVTは大きな負担が掛かると安全制御が掛かるようになっています」
「特に熱に弱く、センサーも熱に敏感に設定されているようです」
「一度発症するとセンサーをリセット、つまりエンジンを切ってから再始動すると回復するようですが、CVT自体が高熱を持った場合は、冷めてからでないと回復しないようです」
「アウトランダーでも同じ症状が出たことがあります」
と教えていただきました。

Dの話を総括すると、エンジンに高負荷を掛けてCVTが高熱になりセンサーが異常と感知すると制御されてしまうことになります。

過去の「砂地でスタック」のスレッドや本スレッド主のロードキングさんの状態も
 CVTへの高負荷
状態ですので、当てはまると思います。
やはりオフロード向け四駆として使えたのは、SGまでだったのかもしれません。

個人的には、デザイン、使い勝手とも気に入っており、永く乗るつもりですが、D:5をもっとオフ向きに特化した仕様(MT又はトルコンAT、4WD-LOWへセレクト可)も出てほしいですね。



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