デリカD:5(4WD) 実は初期モデル当初より最低地上高185mm程?

▶ in モデルチェンジ・特別仕様車  posted 2019.02.23 Saturday / 09:38

ようやく、デリカD:5にも、自動ブレーキなど安全装置が搭載した新型が登場しました。

ということで、5年ぶり? 久々のブログ投稿です(^^)

今度のデリカD:5、見た目にもより都会的なミニバンに変貌しました。
外観 特にフロントには賛否両論あるでしょうけど、それはいつもの事、いずれ頭の中ではそれがスタンダードモデル化して行くものだろうと思います。

今回のモデルチェンジ(ビッグマイナー?)で、最低地上高が25mm低くなり、185mmとなりました。
最低地上高を下げたのは、空力、燃費(環境)などを考えてのことかなぁ?と思っていたのですが、ニュース記事などを見ると、ちょっと事情というか、解釈が違うようですね。(この件は下段に記載)

日本の道路事情(今や林道すら殆んど舗装され、舗装されていない道は殆んど無い)を考えれば、モデルチェンジ事に、よりオンロード側に軸を置くのは自然なことかと思います。

尿素SCRシステム設置の為の場所確保もあろうかとは思いますが、スペアタイヤを削除、パンク修理キットにしたのも、そういった考えの一端でしょう。

新型の最低地上高は185mm、前モデル210mmより25mm低くなった

最低地上高が低くなった件で、一部関連記事を引用します。

Response(レスポンス)記事
https://response.jp/article/2018/11/24/316502.html
【三菱 デリカD:5 新型】最低地上高に隠された秘密 (2018年11月24日) より一部引用
ただ、発表されたスペックを見て気が付くのは、デリカを他のミニバンとは一味も二味も違う乗り物としている最低地上高が185mmと従来モデルに比べて25mm低くなっていることである。「たしかに最低地上高が低くなったことを気にするユーザーさんもいらっしゃるかもしれませんね」と(開発をまとめた三菱自動車の)大谷洋二さんは続ける。

説明すると、従来はエンジンマウントの下にメンバーがあって、さらにその下に樹脂のカバーがありました。210mmはそのカバーを含めずに計測した高さだったのです。いっぽう新型はマウントを変えたことでそのメンバーがなくなり、かわりに硬いカバーを装着しています。そのカバーを含めて計測した高さが185mm。カバーの高さ自体はほぼ同じなので、決して従来は走れたところが走れなくなったというわけではないのですよ」という。


以前のD:5ではアンダーガードが樹脂製だったので「最低地上高の計測に含めなかった」、新型は硬い(金属製?)なので「計測に含めた」
実は、実質的なロードクリアランスは同じ。当初からD:5の最低地上高は、185mm程だったのです。 新型PRの為とは言え、今更といった感も。

こういった記事を見て、皆さん、納得したのでしょうかね?
 
私は、D:5のカタログ上の最低地上高は、エンジンマウント下では無く、てっきりマフラーのタイコから地面までの距離かと思っておりました。

下の図からは、エンジンマウント下が最低地上高であることをイメージ出来ないですよね。

デリカD:5最低地上高210mmカタログ
従来型の最低地上高
三菱サイトより一部ピックアップ転載


デリカD:5 初期モデル下周り
(参考)デリカD:5 初期モデル下周り





樹脂だろうが、金属だろうが、おなかが摺れるのは同じではなのかなぁ?

穿った目で見れば、初期型は、都合の良いように解釈してスペック表記してたのでは?と思われてもしかたないです。

スペックなど気にせず、樹脂より鋼板の方が耐久性も良い気もしますね。

実際には最低地上高を要求されるようなとろを走ることはまず無い、けど、最低地上高や各アングルなどのスペックに結構拘ってらっしゃる方がいることも事実。

最低地上高の測定のポイント、樹脂は含めないなど、ユーザーには良く分からない解釈など、各社どこでも同じく曖昧なのかも知れませんが・・・。
測定するポイント、規格などを業界で決め、統一すべきではないでしょうかね?

一連の記事を読んで、感じたことを書きました。

最低地上高185mmでも、国内ミニバンの中ではトップ、4WDシステムと共に、一番の悪路走破性を持っていることは事実でしょうね。

ちなみにトヨタの「アルファード」の場合、最低地上高、165mm(ハイブリッド車)・170mm(ガソリン車)のようです。

新型デリカのムック本二冊発売

新型デリカD:5特集のムック本が2冊発売されたようです。

ニューモデル速報 第581弾 新型デリカ D:5のすべて (モーターファン別冊)


ニューモデル速報 第581弾 新型デリカ D:5のすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報)

ニューカー速報プラス 第65弾 三菱 新型デリカD:5 (CARTOPMOOK) ムック


ニューカー速報プラス 第65弾 三菱 新型デリカD:5 (CARTOPMOOK) ムック


詳しくは  デリカ雑誌紹介ページ



ベストカーサイトによると、2018年11月21日からの累計受注台数は約5,000台
に達しているとのこと。
今回4WDディーゼル車だけという事を考えれば、売れ行き上々といった感ではないでしょうか。

ちなみに
D:5が 2007年1月31日発売した当時は
発売までに3,400台
発売開始後1カ月で7,500台を受注したかと思います。

発売以後の登録台数は
2月 3,585台
3月 5,229台
4月 1,845台
5月 1,531台

といった推移でした。
前回同様、買い替え組が一巡すると、5月頃には失速することも考えられます。
月販目標1,500台とのこと、どこまで維持できるかでしょうね。
  



デリカD:5とは関係ありませんが・・作者のPR(^^)
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