タイトル | : Re: 山くだりでブレーキ効かず |
投稿日 | : 2005/05/01(Sun) 17:37 |
投稿者 | : kazuhiko |
こんばんは。平成7年SGに乗っています。
>こんどはアイドリングでスーッと進んでいきます!レンジDからレンジNで回避できたもののこれからが心配です。
個人的には、アイドリング状態で止まらないというのが、ちょっと気になっていますが、
>右え左えの急なくだり坂なのですが、下りきって赤信号で止まろうとしたとき、まったくブレーキが利きません!全体重を掛けて衝突はしなかったものの、
> 確かに今回のブレーキか利かない時なのですが、ご指摘通り何か焦げ臭い匂いがしていました。それがローターに焼きが入ったって事なのでしょうか?
> 今はブレーキになんら変化はないように思いますが、又起こるかに起こらないか心配しながらは困るので、何とか改善したいと思っています。
現在は、ブレーキに異常はありませんか?
(1)長い下り坂を下ったあと、
(2)焦げ臭い異臭がして、
(3)ブレーキが極端に効かなくなり、
(4)冷めるとあまり不具合はない。
この条件から考えると、ブレーキが焼けてフェード現象が発生したのではないかと思います。
>パッドをショップのお奨めしているパッドとローター研磨、沸点の高いフル-ドに交換してもらいました。
これが、研磨交換してから、いくらも走っていない状態で起こったのならある程度は納得がいくんです。新品パッドと、研磨して表面の酸化皮膜が形成されていないローターの組み合わせでは、慣らしをして軽く焼入れが終わるまでは、異常に磨耗しやすい状態で、この時期にハードなブレーキの使い方をすると、異常に温度が上がったり、異常磨耗したり、一気に寿命を短くしてしまう恐れがあります。
しかし、3月にローター研磨、パッド交換とのことなので、ブレーキの慣らし期間としては妥当な期間があったわけですよね。
沸点の高いブレーキフルードが、DOT4(標準で指定されている)なのか、それよりも上のものかはわかりませんが、その後はブレーキの効きが回復したのであれば、ベーパーロック(高温による泡立ち)の心配はなさそうですね。ベーパーロックを起こすと、フルード交換して、エア抜きしない限りは復活しません。
よく効くパッドにも、幾つか種類があります。
(1)常温で制動力が強くても、高温で利かなくなるもの。
(2)ノーマルよりも高温での特性を高めたもの
(3)スポーツパッドなど、高温で本来の性能を発揮するもの(常温ではあまり効かないものもある)
使用条件により、なんともいえませんが、少なくとも、ブレーキパッドとローターが異常に加熱したのは間違いなさそうですね。
加熱する要因としては、キャリパーの戻りが悪い(引きずり)なども考えられますから、要注意です。