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タイトルRe: この時期、ガソリン臭い
投稿日: 2004/07/25(Sun) 20:10
投稿者: kazuhiko

> 皆様のご意見聞かせてください。デリカSGに乗っているのですがこの時期(暑い夏場)アイドリング時にガソリン臭いです。皆様の愛車もそんな事って経験しておりますか?
> 暑くなって内圧が高くなっている事が原因かと思いますが普通なのかなぁーと心配になりまして。

こんばんは。平成7年SGに乗っています。
わたしのSGはディーゼルなので、こういった症状は発生しておりませんが、思い当たることがありますのカキコさせていただきます。
炎暑といわれるこの夏、ガソリンが燃料系統内で高温のために膨張して起こる、いわゆるフューエル・ベーパーロックか、それに類似した症状ではないでしょうか?
炎天下の渋滞やアイドリング時には走行風で冷却できないために、エンジンルームは非常に高温になります。燃料系統のガソリンも、アクセルON時よりも燃料は消費しないこともあり、恐ろしい高温にさらされております。揮発性の高いガソリンは、そのような状況下では気化、或いは泡立ってしまうことがあります。こうなってしまうと、燃料系統にエアを噛んだ状態になり、インジェクションで噴射される燃料が不足し、アイドリング時にエンジンが止まってしまうこともありえますが、そうならないまでも、気化したガソリンのため、ガソリン臭がしてくることもあるとか。
燃料タンクから、フューエルポンプで吸い上げられ、燃料フィルターを通った燃料はインジェクションに送られますが、消費されずに残った燃料は再び燃料タンクに戻されます。高温にさらされ、泡だってエアを噛んだり気化しかけたガソリンが燃料タンクに戻されるので、当然、燃料タンクの内圧はかなり上がると考えられます。
何らかの事情により、弱くなったシール部(燃料口など)から気化したガソリンがもれるのかも知れません。


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