タイトル | : Re: 本革シートについて |
記事No | : 20201 [関連記事] |
投稿日 | : 2010/07/09(Fri) 13:18:28 |
投稿者 | : ルパン5世 |
> メンテナンスも、いろんな方法があり、一概にどれが良いと言えず、難しいですね。
> 私には、どれが良いか未だ判断に困りますが、これから何年後に発生するかもしれないヒビや破れも、私の愛車ですから個性と思い付き合っていきたいです。
あぁ・・・トム さん・・・本革シートがウレタン塗料だということをバラしゃた・・・本当のことですが・・・
福野 礼一郎 (著) の『最後の自動車ロン』などを読むといろいろ分かりますね。
参考に!!
自動車用シートの革は、実は衣服や靴、家具に使用されている革とは表面処理が異なっています。
ウレタンクリアー塗料が表面に塗られています。
普通の革だと車内の高温や紫外線に耐えられないので、ウレタンクリアー塗料しているのです。
意外と知られていませんが、家庭内と車内では環境が違うので品質を保つ為、仕方がないことなんです。
日焼けした部分は硬くなります。たぶん普通の革だとひと夏でひびや硬化してしまうのではないでしょうか?
革用オイル等を塗ってもウレタンクリアー塗料上だけで、革には何の影響もありません。
ウレタンクリアー塗料により毛穴は、埋められて表面に関する限りは、ビニールと違いはありません。
誤ってオイルを塗るとオイル媒体として、汚れ・カビ・細菌・雑菌が発生します。
一般的なレザーの手入れ方法は、全く通用しません。
逆に革製バックなど高級品に詳しい人ほど、間違ってメンテしている人が多いと思います。
自分も初めての時は、革なので知らずにメンテでオイルなど塗った口です。
ウレタンクリアー塗料が剥げると革本来のひびや汚れが付きやすくなります。
手入れは、固く絞った濡れ雑巾で軽く拭くとか、ほこりを取り除く程度にした方がいいです。
少々汚れてきたら、中性洗剤を雑巾に染み込ませて拭く程度で十分です。
気持ち的に本当のことをあまり知りたくなかったと思いますが、手入れは本質を知らないとメンテできませんから・・・
座り心地を求めてしっかりとメンテが出来るのであれば革は最高です。
本革シートに愛着を持って接しれば、問題ないですよ。