ざっと書きます。
・サンバイザー・・・内装を外して行う配線が少々面倒。見る時は常にバイザーを下げる事になるので邪魔。
・ルームミラー・・・内装を外して行う配線が少々面倒。ハーフミラータイプなので若干ぼやけ気味に写る。
ドライバー視点では視界に入って邪魔。ミラーに重量があると、暑い夏などは角度が下がる。
・フリップダウン・・・内装を外して行う配線がとても面倒。内装をカットする必要がある。見栄えは最良で一番安全。
ただし、視点が上になるのでセカンドシートからは見上げ気味になる。値段高め。
・ヘッドレスト(埋め込み)・・・シート内に配線を通すので配線が少々面倒。2個セットが一般的。
セカンドシートからは真ん前にあるので一番見やすい。殆どは車検時に外す必要がある。
・ヘッドレスト(シャフト取り付け)・・・配線はシート横をはわすので簡単だが見栄えは良くない。
画面が少々オフセットするので、1つでセカンドシート全域をカバーしにくい。
・オンダッシュ・・・取り付け器具で貼り付けるので、コンソール等好きなところに設置出来るが、配線の取り回しは良くない。
・ハンドグリップ取り付け・・・器具でオンダッシュのモニターを天井付近のグリップに併設。配線の取り回しは良くない。
一番スマートなのはフリップダウンですが、内装カットに躊躇する人も多く、D:5では丁度良い位置にイルミあって
それが取り付けの邪魔になって悩みます。イルミを避けて設置すると、首が痛くなる角度になってしまいます。
その為、セカンドシートよりはサードシート向けかもしれません。
モニターには視野角の問題もあって、1つのモニターで2人の位置を兼用しようとすると、視野角で蹴られて見難い
&45度首を曲げた状態になって疲れる事があります。手軽にオンダッシュ1個をグローブボックスに取り付けるのは
位置的に見やすいのですが、使い勝手が少々悪くて、ぶつけ易くもなります。
セカンドシートで2人の時、正面となるヘッドレストあたりの位置にモニターが2個ある方が、目線の高さでは一番見やすいです。
ただし、視点が固定されると酔いやすくなりますので、大画面じゃない方が良いみたいです。
ヘッドレストタイプはぶつける事もなくてお奨めなのですが、ほとんどが車検対応じゃないので、その都度外す必要があります。
取り付け自体は、D:5のシートは配線を通しやすい(ファスナーを開けて手を突っ込む)ので、それほど難しくありません。
配線はマット下にはわせてシート下まで持ってくれば良いでしょう。
注意として、モニターが2個以上の場合は映像の増幅器(&12V電源)も必要となります。
また、モニターによってはノイズ源にもなるので、デジタルTVの電波が受信しにくくなります。
見た目として、ヘッドレスト>フリップダウン>ハンドグリップ取り付け>オンダッシュ>サンバイザー>ルームミラー
の順番でお奨めします。
自分は9.2インチのヘッドレストタイプを、ヘッドレストのシャフト取り付けして1個で2人に見せる様にしましたが、
大き目のモニターで2人に見せやすいと思ったら、目の位置からモニターが近くて逆に見辛く、
それなら7インチでも十分だったなと思いました。狭い空間(モニターまでの距離)なので、大は小を兼ねません。