タイトル | : Re: 空調ファンモーター故障&グロー交換 |
投稿日 | : 2006/12/03(Sun) 23:09 |
投稿者 | : kazuhiko |
URL | : http://heartland.geocities.jp/kazuhiko0521/delica/delica.htm |
こんばんは。平成7年SG(PD8W)に乗っています。
> 7年式シャモニーPE8Wの15万キロです。またまた、故障発生です。
> 空調のファンが作動しなくなりました。もちろんエアコンも入りません。
> ディーラーで見てもらったところ、ファンのモーターまでは電源が来ているのでモーター
> 交換になるとのことでした。
> ファンが動かないのではやむを得ず、お願いすることにしました。
> これもSGの傾向故障なのでしょうか?
私も7年式SGですので、お気持ちはよくわかります。
このくらい老朽化すると、一昔は皆廃車でしたから、よく頑張ってくれていると思いますよ~
週末、行きつけの整備工場でメカニックと話をしていたのですが、SGの傾向不良としては、
ある程度の年数が経過したSGでは、エアコンのコンプレッサーが全滅とのこと。
そのメカニックが、電装屋さんに聞いた話では、ここまで全滅してしまう車種は、他にないらしく、
三菱重工製の同品番のコンプレッサーに、三菱自動車の品番が表示されていない、
所謂、社外新品が多く出回っているそうです。(私も同様のものを調達しました)
ディーラーでみてもらったようなので、故障原因については、おっしゃるとおりかと思いますが、
空調関係のトラブルで、似たような故障例としては、
・エアコンガスが抜けてコンプレッサーが入らない
・ブロアーレジスターの不良…中間の風量調整がまったくきかずファンが回らないが、
風量最大にしたときだけ、ファンが回ります。
・ブロアーモーターのアース不良…プラス線は確かに導通していても、モーター側のアース
が不良では、回りませんね。掃除して再度組み付けると直ることも…
永年堆積したホコリなどが水分によって悪さをすることがあります。(特に結露する時期)
単純な接触不良なら、きれいにして組み付けると治ることもあるし、走行中の振動で、
かすかに火花が飛ぶような症状が、知らず知らずに進行していた場合には、電気系統が
駄目になってもおかしくないでしょう。
ブロアーモーターに関しては、傾向不良かどうかはわかりませんが、10年を経過して、
振動の大きいディーゼルですから、電装品各所、配線や端子の劣化、接触不良、電装品の故障、
SGでなくても、次から次へと壊れて当然です。壊れないほうがおかしいくらいです。
以前に比べると日本車の平均寿命が延びたのは事実ですが、確かに、外板パネルや塗装、
エンジニアリングプラスチックなどは、昭和の頃に比べると寿命が延びたのを実感しますが、
電装に関しては、モーターや、電気配線などは、昔と大差ないでしょうね。
車の性能が上がったのではなく、乗っている人が廃車にしないだけの事だと思っています。
これだけは、残念ながら、毎年、確実に寿命が近づいていきますから、いつかは出費が掛かると、
割り切って、老朽化と付き合っていくしかないでしょうね。