タイトル | : Re: スターティングフルード |
投稿日 | : 2009/12/22(Tue) 06:02 |
投稿者 | : kazuhiko |
おはようございます。平成7年SG(2800DT)に乗っています。
> H10式、4M40、PD8W、230000キロのSGに乗っているz2hiroです。
> スターティングフルードを使用することで、エンジンへの負担や、後遺症などがあるのかないのかわかる方いらっしゃいますでしょうか?
前のスレッドで、このような書き込みがありましたが…
> エアクーリナー部からパーツクリーナー(スターティングフルード代わりになるときいたので)をシュッシュッと軽く吹きかけてエンジン始動をしたところ、エンジンが始動しました。
パーツクリーナーを、エアクリBOXから吹き付けているのでしょうか?
もしそうだとしたら、タービンへ入る手前で吹き付けていると考えます。
もし、タービンに入っているのであれば、間違いなく後遺症が出るでしょうね。
緊急時に使用するにしても、タービンから先、インテークボートに近い部分で
使用するくらいの気遣いは必要でしょう。
緊急時には、ある程度のリスクはやむを得ないかとは思いますが、こうした使用方法での
常用は、中毒患者並です。
スターティングフルードというケミカル剤が、どのような成分からできているのか、
情報が少ないために、詳しいことはわかりません。
ディーゼルの着火性を向上させるのが目的であれば、セタン価を上げてやればよい
わけですが、このケミカル剤は、ガソリン車にも多く使用されているようです。
そうなると、着火時に要求される条件が、必ずしも一致しないので…
ニトロ系添加剤の類かなと思いますが、私自身はあまりよくわかりません。
パーツクリーナーが、スターティングフルードの代用となるというのも、
成分的には、よくわからないのです。
ディーゼルの着火性に関係する、セタン価を向上させ、揮発性の洗浄成分として
思いつくのは、ジメチルエーテル(DME)
セタン価は55~60(※軽油のセタン価は40~55)
プロパンガスと同じようにスプレーの噴射剤として使用でき、引火点は-41.1℃。
内燃機関等に使用した場合、ゴムを溶かすという欠点がある。