タイトル | : Re: パワステオイルについて |
投稿日 | : 2009/12/14(Mon) 13:44 |
投稿者 | : kazuhiko |
こんにちは、平成7年SG(2800DT)に乗っているkazuhikoです。
> 先日、ATF交換に合わせパステフルードも交換しました。
> ATFは、ENEOSマルチ デキシロン3を使用し
> このオイルもそのままパワステに使用、上から抜き出し入れ替えで
> ほぼ1リットル交換しました。
> 今のところ特に不具合はありません。(オイル漏れもなし)
>
> 後で調べてみたら、前期型のパワステフルードはデキシロン2が
> 指定されているのですがこのまま、使用しても問題ないでしょうか
> よろしく、お願いします。
私も同様の流用(PSフルードにデキシロン3を使う)をしております。
実際問題、支障は感じておりませんが、くれぐれも、自己責任でお願いします。
国産車、外国車を問わず、パワステフルードに指定されているのは、殆どが
デキシロン2だと思います。
パワステの場合は、油圧回路による作動油であることと、予想以上に高温になると
いうこと。
ATFは、熱安定性に優れた油脂が使われていますが、その中でも、規格の古い
デキシロン2が使われていて、デキシロン3以降の、新しい規格の油脂に比べると、
粘度はやや硬い傾向にあります。
ですから、デキシロン3に入れ替えることで、新油効果とともに、ステアリングが
軽くなったような感覚ではないでしょうか?
但しメーカーが指定しているフルードではありませんから、耐久性に関しては、
未知数です。指定フルードで、10万キロで壊れたという報告事例は聞きませんが、
指定フルードではないので、1年、或いは2年程度でこまめに交換しています。
新油時に機械的に壊れる心配よりも、熱の影響で、油脂の変質に対する、長期使用の
心配はしておりますので、参考までに。