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こんばんは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。
> H9年前期型XR2800に、乗っていますショウです。この間、フロントのブレーキパット、外した時、シム、ピストン側だけに、入っていたのですが、シムは、片側一枚だけでしょうか。お分かりの方、居ましたら、教えてください。
整備解説書(94.5)の図を添付します。
純正部品ですと、アウターシムは、ピストンの入っている側ではなく、 反対側(ホイール側)に1枚だけです。
お友達の車を何台も整備しておりまして、シムが2枚重ね(1枚はスリット入り)とか、 純正部品以外のものを見たこともありますが、SGでは殆どの車両で、ピストン側には 入っているのを見たことはありません。 普段は、前期型を整備していることが多いのですが、先日、後期型(10年式)の フロントブレーキパッドを交換しまして、前期と同様、シムはホイール側に1枚。 構造上、どちらにも入るようにはできていますので、取り付けた人の判断で、逆方向に 取り付けたのかもしれません。
基本的に、鳴き防止を目的として採用されている部品ですので、シムの有無と、 ブレーキの制動力には因果関係はございません。なくてもブレーキは機能します。 という訳で、入っていなくても、或いは逆に入っていたとしても、別段、不具合は 発生しないかと思いますが、シムを使用して組む際には、ブレーキグリースは 併用した方が、シムの意味が失われないかなと。 ※プロの整備士でも、ブレーキグリースさえも、なくても構わないと判断する方もいます。 |