〔リコール隠しに関する誤解〕デリカＤ:５ＢＢＳ過去ログ００１

Ｍが公に言わないので、ずっと話すか話すまいか考えていたのですが、Ｄ:５購入者に、マスコミのかたよった報道をうのみにして、多少の不具合にＭに騙されたと怒って神経質になっている方がいるので、やっぱり話そうと思います。
あの当時は、Ｍだけが隠していた訳ではありません。トヨタでさえ隠していました。
では、なんで三菱だけマスコミにたたかれたのか
それは、当時の三菱自動車は三菱グループ関係だけ相手にしていても、ある程度やっていけた会社だったんで、経営陣がおごり高ぶってしまい、マスコミを見下していたのです。
そういうところをマスコミから恨まれていて、あういうひどい報道をされたのです。
マスコミも普通の会社ですから、その報道は平等ではなく、会社の利益が優先されます。
トヨタは大スポンサーですから、けなす報道はしません。
真実を知るには、雑誌の小さい記事を見逃してはいけません。
私のかってな話しではありません。
三菱リコール隠し-Wikipedia
を見て下さい

さらに、役所は、マスコミがたたく会社にたいしては非常に強くでますが、マスコミがたたこうとしない会社は、見過ごす傾向があります。
また、トヨタには、本社やディーラーに公務員の天下りを昔から数多く受入れているという強みもあります。
テレビで映すのは、ごく一部、映し方によっては、善に見せらるし、悪にも見せられる。
判断するのは、マスコミではなく、私達です。
冷静に見ないとマスコミに踊らされますよ。

確かにおっしゃるとおり「マスコミ」のあり方について深く考えさせられる一件でした。
雪印もしかり、三菱自動車もしかり、です。
一体、なんの正義感に駆られたのか・・・まるでもうアラ探しです。
僕はあれ以来、新聞、ＴＶ、雑誌、インターネット・・・あらゆる媒体の情報を単一的に決め付けてかかるのを辞めました。　「マスコミに踊らされる」まったくその通りだと思います。そろそろ、この国の国民は客観的な情報の捉え方を学ぶべきだと思います。

ちなみに、三菱リコール隠し発覚直後の他メーカーのリコール届出件数は三菱の比ではありません。　たしかに件数の問題では、ありません。企業の倫理の問題です。
が、他を見て襟を急いで正したメーカーは他にもあるという事実は数字が物語っているのも確かです。大メーカーが抱える「陰」と「陽」を一体どれだけの人が理解してるというのでしょう。

一度失った信用は、実績で示さないとダメでしょうね。

今更、よそ（他社）も同じは苦しい言い訳にしか聞こえないでしょう。

よそと同じ事をやっていても消費者の信用は取り返せません。
よそより、より良いもの作って見返してやる！「おもい」を協力会社含め社員全員
が持って取り組まないと会社はやがて衰退して行くのではと思います。

がんばってください。

以上の通りですが、私は、リコール隠しでマスコミがたたいてくれたことを有り難く思っています。
なぜなら、ダイムラークライスラーは、三菱自動車に小型車しか造らせない方針で、国内だけのデリカは開発生産中止、パジェロは中国に生産拠点を移すことになっていたのです。
あの一件でダイムラークライスラーが手放してくれたために、Ｄ:５を開発することが出来たのです。
ただ、通常新車を出した後に開発を始めるところ、デリカの場合、完全に開発を止めてしまい、アウトランダーベースで急に開発したため、期間が足らず、不具合が多少多くなってはいますが、スペースギアから１３年、もう二度と新車は出ないとあきらめていたところ、今回Ｄ:５に巡り会うことが出来て大変感動しているのです。