まぁ、改造しようと思えば出来ちゃうんじゃないでしょうか。
後付ETCはどんな車種でも取り付けられる様に非埋め込みが基本的な取り付けになるので、
D:5みたいにコンソール内に埋め込んでしまうと、内蔵スピーカーからの音声ガイダンスが
聞こえにくくなってしまいます。
簡単・乱暴な方法として、ETC前面のカバーを外してしまうと音を遮る物が無くなるので
少しは聞こえやすくなりますが、見栄えはとても悪くなります。
ETC本体に外部出力端子が最初からあればもっとも簡単(コネクタ加工と外部スピーカーの取り付け)
で済むのですが、それが無い場合はETCを外して分解して加工しなければなりません。
機種番号は分かりませんが、恐らくは内部スピーカー専用でしょうから、この改造が必要になります。
これに、古いETCの外部スピーカーでもジャンクで見つけて、見栄え良く再利用します。
ただし、そのまま外部出力させても外部スピーカーを満足に駆動出来ないかもなので、パワーアンプを
取り付けます。これは小型のLM386で十分じゃないでしようか。アクセサリー電源(ETC電源)を
分岐させて定格内で駆動させます。小型のボリュームでも付けておけば出力調整もし易いです。
また、利得の関係で放熱はあまり気にしなくても良いはずです。この外部スピーカーを耳元近くに
配置すれば、そんなに大音量じゃなくても明瞭に聞こえます。
LM386を使ったパワーアンプ回路はパワーアンプの基本設計みたいな物なので、ネットで
検索すれば出てきます。この程度の事が分からないのなら回路の改造は考えない方が良いでしょう。
もちろん自己責任での改造になるので、そのあたりはご了承を。
もっともスマートな方法としては、今のETCを捨てて、外部スピーカー付きのETCに取り付け直す
という手も・・・