タイトル | : Re: イリジウムプラグについて |
投稿日 | : 2008/02/17(Sun) 12:42 |
投稿者 | : 天狗党@茨城 |
H15年式DTシャモニーに乗っています。
> 純正のプラグでもプラチナですし・・・車によっては市販のプラグとはつくりが違うということも調べました。
純正採用の、いわゆる「10万キロ無交換プラグ」と、社外品のプラチナやイリジウムプラ
グとは、作りも性能も全く違うものです。
現物を見比べると解りますが、先ず電極の太さが全く違います。
純正採用品は、電極の耐久性を上げる為にプラチナを採用していても電極が太くなってお
り、社外品の様な、電極の細さによる着火性能の向上は期待出来ません。
社外品は、プラチナやイリジウムと言った高融点(高温に耐えられる)の材料を採用して
いても、一般的なノーマルプラグと寿命(1万キロ?)を同様に設計しています。
高融点の材料なので、電極を細くしてもノーマルプラグと同等の寿命を持たせる事が出来
ます。
逆に言えば、太くすればそれだけ電極の寿命は延びます。
但し、点火プラグの性能は電極だけで決まるものでは有りません。
電極以外の、碍子やガスケットなどの性能や耐久性、絶縁性なども大事です。
この点で、私は「10万キロ無交換プラグ」に疑問を感じています。
又、プラチナやイリジウムを採用すれば性能がアップする訳でも有りません。
高融点の材料を使えば、太くすれば耐久性が上がる設計が可能だし、細くすれば着火性能
を上げる設計が可能だというだけです。
能書きが長くなりましたが、私は以前からバイクやジムニーに、いわゆる社外品の「高性
能点火プラグ&コード」を採用していますが、良いですよ。
確かに「燃費が何割アップ」とか「馬力が何割アップ」とかは具体的に体感は出来難いで
すが、始動性はアップします。
車を永く乗り続ける為には、私はお勧め致しますよ。
注意点としては、寿命は一般品と同じなので、値段が高いからと言っても長持ちはしませ
ん。交換サイクルは一般品と同じです。
これを守らないと、イリジウムプラグなどは、寿命が過ぎると体感出来るほどノッキング
したりします。
参考になれば。