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こんばんは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。
> 平成6年式PD8Wディーゼルターボに乗ってます。先日走行していたらボンネットから白い煙が出てきました。あけてみるとラジエーターのコアと上の黒いフタのつなぎの部分から蒸気が噴出していました。
ご愁傷様です。
とはいえ、巷ではよくあるケースですので、デリカに限らず、三菱に限らず、10年超の 日本車では、ごく普通のトラブルですので、あまり特殊な故障ではありません。
ラジエターの中に入っているLLCについては、ちゃんとメンテしていれば、ラジエター 本体はかなり延命できますが、メーカー指定サイクルで交換していても、10年超は保証 してくれないでしょうね。ディーラーさんの言いなりだと、壊れて当たり前ですから、 殆どの車は壊れます!
アッパータンクとコアの間から、吹き出たようですね。 ラジエターというのは、循環式の風呂釜と同じく、下から吸い込んで、温まった熱い お湯が上から戻ってくる、そんな構造です。 エンジンからの熱いお湯がラジエターに戻るときに入る部分が、アッパータンクで、 そこではねてしまうということは、その下のコア部分が、詰まっているか?
全国どこの修理屋さんに出しても、ラジエター屋さんとのお付き合いはあるはずです ので、ラジエター本体を交換することなく、壊れた部品だけを交換することが可能です。 そのくらい、壊れるのがメジャーな部分なので、アッパータンクだけの交換というのも ありです。
問題は、どこまで死んでいるか? 単に、アッパータンクだけの問題か? コアまでダメなのか? コアとの接合部分の 漏れなのか? 実はこれ、プロでもよくわからないのです。
安く修理も可能(部品交換数千円~)なのですが、修理した矢先に、次々壊れるくらい なら、いっそのこと、本体丸ごと交換してしまおうというのが、最近の修理工場での 傾向ですね。
とはいえ、純正の新品ラジエターASSYを交換すると、10万コース… 中古ラジエターで、相場は3万円~ でも、中古っていうのは、ちょっと怖いかも?
そこで登場するのが、まさや@松本さんがご紹介の、リビルト品。 リ・ビルト…つまり、一度ばらばらにして再構築するといういう意味ですね。 解体車から取り外したパーツを、一度分解して、使える主要部品を生かして、使えない パーツのみ、新品部品などを利用して、再度使えるように組みなおしたものですから、 一応の信頼性はあります。
リビルトの場合は、リンク品といって、古い(故障した)パーツを下取りして、それを 再修理して、もう一度リビルト部品として売り出す、リサイクル関係にあるものが殆ど ですので、購入後1週間以内にコア返却などの制約があるケースが多いですね。 リビルト品 = リンク品 ほぼ、同じ意味で使われます。
修理工場では、純正新品、リビルト品の他に、社外の新品ラジエターなんかもあります。 主に外国製が多いようですが、国産品に比べると安いので、これもお勧めですね。
まずは、修理工場と相談して、予算を告げて、可能な方法を選択するといいでしょう。 |