DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: スタッドレスについて
投稿日: 2007/12/27(Thu) 20:13
投稿者: タイヤと関係のある人

BSは確かによれますよね、でもそのよれがないとアイスバーンで踏ん張らないんですね
アイスバーン重視なら、やはりBSでしょう。

東北北部や北海道はアイスバーンよりミラーバーンのほうがより手ごわいので
早く減るとか、運転しにくい云々より動くか動かないかで決まる傾向ですね。
4WDでも上り下りの交差点は結構つらいですのでBSが比較的楽に動くので
結局売れてしまってますね。

BSスタッドレスは動いて当たり前という状況があるので、ある意味このメーカーはつらいでしょうね

雪の性能は基本的に4WDなのでATタイヤを含めて大きな差は出ないでしょう。
もし差が出るとしたら、シャーベットですね。
DMZ3はシャーベットの対して対策してあるので、ABSが作動しにくい速度での
フルロックにも強いですね。

あと「くるみ」「グラスファイバー」「テトラピック」「その他もろもろ」の
引っかき物は、実は引っかくほど仕事していません。
くるみも、グラスファイバーもゴム表面に出てくるとセロテープをつけてはがすと取れます。
この程度では引っ掛けません。
何をしているかというと、胡桃やグラスファイバーが抜けることによって、BSや横浜が
うたっている除水効果がでます。

参考までにREVOシリーズのBSの爪(バイト粒子)に関してですが、これも実は引っかいていません。

メーカー関係者からの秘密情報ですが、ゴムと異物はなかなかくっついてくれません。
なので胡桃もグラスファイバーもゴムとほとんどくっついていません。
ブリヂストンは異物(バイト粒子)をゴムにくっつけるためにゴムと相性のよい樹脂(接着剤)を使って
異物をゴムにつけています。ただし電子顕微鏡で見なければならないようなものが
車の氷上での制動能力を上げるほど仕事をしているか?という疑問が出てきます。
これはダンロップのテトラピックも同じです。
ブリヂストンの場合、ゴムに混ぜた樹脂を加硫時の熱により膨張させ大きな連鎖発泡を作り、
なおかつ発泡の内側にあらかじめ混ぜていた樹脂がゴムにコーティングし、
その樹脂がかなり硬いため事実上の引っかく効果を発揮している。

この原理は横浜ゴムの吸水バルーンも同じです。(こっちのほうが先に開発されていた)

各社特許の関係上いろんな言い訳をしていますが、要するにスポンジ状のゴムの構造が
今のところアイスバーンに一番適しているのでしょう。

雪の性能や乾燥路の性能はスタッドレスの場合やはり二の次なんでしょうね
あくまでも打倒アイスバーン!

最近は乗用車用はかなり乾燥路のことも考えていただいているようですが・・・

あと「ブリヂストン」は「ブリジストン」ではありませんのでご注意を

またピレリの乗用車用のアイスストームやアイスストーム3は東洋ゴムで製造されているので純国産タイヤです。
ミシュランのX-ICEほどダメダメタイヤではないですね
乾いた道や雪の上はミシュランでも十分ですが、北海道では使い物に・・・

あくまでも独り言なので参考程度に呼んでください。


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