DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: スナップオン・Drカーボン。
投稿日: 2007/12/14(Fri) 05:26
投稿者: kazuhiko
URLhttp://heartland.geocities.jp/kazuhiko0521/delica/delica.htm

おはようございます。平成7年SG(2800DT)を所有しています。

> このDrカーボンを施してもシールの劣化は改善されないでしょうし・・
> 何故症状が改善されのかが、理論的に良くわかりません。

ごもっともな意見だと思います。逝ってしまったシールが元に戻るわけではないのでしょうけれど、
エンストの頻度が少なくなったのには、訳があると思います。

前期型4M40で、冬場にエンストする持病の、直接の原因は、燃料が安定して供給できなくなるから。
それを引き起こしている、機械的な要因が、燃料噴射ポンプのシール劣化により、エアーを噛む、
というのが、多くの方の意見の一致するところだと思います。

卵が先か、鶏が先か… 的な、水掛け論になってしまうかもしれませんが、
エアーを噛むのが先か、燃料の流動性悪化が先か? と感じています。

軽油は、冬場の低温時には粘度が増して、抵抗が大きくなる。
燃料噴射ポンプのトラブルが多くなるのもこの時期。

この時期の軽油には、灯油流分(ケロシン)の混合割合が増える。ケロシンが多くなると、
燃料ラインに堆積した汚れを分解しやすくなり、場合によっては燃料フィルターを詰まらせる。
たとえば、寒冷地軽油を使用すると、吹けあがりが悪化したり、黒煙が増えるのも、
こういったことがひとつの要因だったりしますが、灯油=燃料ラインが詰まるというのは、
燃料ラインが汚い車に限った話。元々きれいなラインから、異物は剥離しない…

燃料ラインの洗浄により、スムーズに流動するようになった点は、燃料供給を安定させることに
つながり、結果的に、エンストの頻度が減ったのかなと。


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