DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: ありがとうございます。
投稿日: 2007/09/10(Mon) 18:26
投稿者: kazuhiko
URLhttp://heartland.geocities.jp/kazuhiko0521/delica/delica.htm

こんばんは。kazuhikoです。

> 私も「夏場はいいかなぁ」と思ってはいるのですが、
> 明らかにエンジンがかかるまでセルの廻る回数が多いというか…

恐らく、メーター表示とは、別の不具合でしょうね。

夏場のエンジン始動時の不具合は、水温や、気温からいって、グローとは別な要因が考えられます。

○一番疑わしいのは、バッテリー
新車時に搭載されているものを除いて、市販されているバッテリーの多くは、2~3年程度で
寿命を迎えるものが多いようです。
特に夏場は、電解液の液温上昇で、バッテリーの能力はフルに発揮できず。
そして、エアコン使用などによる、電力負担増。充放電サイクルが忙しくなることにより、
バッテリー液が加熱しますから、さらに能力低下。そして、電解液の蒸発もしやすくなる
というわけで、夏場は、冬季と並んで、バッテリーが、ご臨終しやすい時期です。
健康なバッテリーは、エンジン始動前で、13.5V程度あります。12.5Vくらいまで
電圧が低下していると、エンジンは掛かるかもしれませんが、セルを回す勢いが弱くなって
くるので、イマイチ、掛かり具合がよくありません。
こうなってくると、そろそろバッテリーの寿命を疑ってもいいかもしれません。

それと、昔から、困ったときにまず最初に点検する箇所…
近年の車はトラブルが少なくなったために、忘れられがちですが、バッテリー端子の緩みや、
接触不良などを点検してみては如何でしょうか?
(+)(-)の端子を揺さぶってみて、グラグラするようだと、アウト。
白い塩のような結晶を吹いていたら、要注意。一度、端子を外して、ワイヤーブラシでこすって
やると、きちんと通電するように戻ることがあります。
(処置後は、端子を締め付けた上からグリースを塗布して保護してあげます)


○燃料系統は?
セルを勢いよく回すことができるほど、バッテリーが健康なのに、クランキング数回はぐずる
という場合、燃料がきていない(弱い)可能性も。
燃料フィルターの交換履歴は? ディーゼル車の燃料(軽油)は、ガソリン車よりも、
短いサイクルでの燃料フィルターの交換を推奨されています。

※前期型の4M40(2800DT)では、燃料噴射ポンプのトラブルという事例もあります。


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