タイトル | : Re: 海水浴したSG 保険会社の結審 |
投稿日 | : 2007/07/20(Fri) 01:55 |
投稿者 | : kazuhiko |
URL | : http://heartland.geocities.jp/kazuhiko0521/delica/delica.htm |
プーコin北海道さん、こんばんは。
> 75万円が保険から出るんですか。
> それが超えた分は自腹って事ですね。
ですね。
詳しく言うと、車両保険の75万円(免責5万円)が全額支払われるのですが、免責ゼロ特約は、
車両間事故限定となっており、自損事故扱いなら、5万円は私の負担になるはずだったのですが…
どうやら、全額下りるようです。
車両保険の約欺を見る限りでは、思い当たるのは、事故扱いではなく、「高潮による水没」
→不慮の自然災害 という枠で処理したのか??
そして、プラスアルファ。車両保険の時価評価額の範囲内の修理ではなく、全損扱いになると、
諸費用特約を契約していない私の場合でも、一時金という枠から、車両保険の評価額の10%
相当額が支払われます。
つまり、75万円+7.5万円=82.5万円
保険会社から修理工場へは支払われず、全額、私の方へ振り込まれますから、修理工場への
支払いは、すべて私から直接支払うことになります。
> なるべく中古部品で修理になるんでしょうか?
たとえば、波で押されて凹んだスライドドアを、保険使うなら新品交換を希望したいところでしたが、
保険金を受け取って、自分で修理するのであれば、凹んだドアを残して、板金修理でもいいし、
我慢できるなら、大きな凹みを押し出しただけで、それ以上は直さなくても自由というわけです。
とはいえ、水没した部分に関しては、電気接点などの問題があり、新品パーツもそれなりの
点数が必要になりますね。
> ここで疑問、1度全損扱いになって次に又車両保険を使う事って出来るでしょうか?
問題は、ここなんです!!
通常は、車両保険で全損扱いになると、保険金が満額下りてくる代わりに、その車の所有権は
原則として、保険会社に所有権が移転することになります。
保険会社は、車両保険を全額支払う代わりに、壊れた車を引き取り、それを売るなりして、
少しでも資金回収するというのが、保険のルールみたいなものなのです。
そうなると、今乗っている車を失ってしまうか、或いは、保険会社から格安で、買い取ると
いうのでしょうか、いくらか支払って、所有権の移転をしないで済むようにしてもらうか。
で、今回の場合はかなり特殊なケースでして、全損扱いという結審が出る以前に、既に修理に
取り掛かっております。
そうなると、車は失う、修理代金は、保険会社からは支払われずに、自分で支払うことになる。
直しかけの車を手放して、修理代金を支払うのでは、私の立場は??
結果的に、今回は、修理工場の社長さんが、保険会社のアジャスターに掛け合ってくれて、特例と
して、今回に限り、所有権の移転は発生しないこととし、それに伴う私の負担も必要ないとのこと。
言い換えれば、壊れたSGを、保険会社がタダで私に譲ってくれたという格好になります。
SGは手放さなくてもよくなったので、任意保険は、このまま継続して掛けることが可能です。
面白いもので、保険会社というのは、契約を取る部門と、保険金を支払う部門がそれぞれ独立していて、
まるで別会社みたいな組織なので、全損で支払っておきながら、保険契約を継続することは、
可能なんですよね~