DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: オイルキャッチタンク取付けミス
投稿日: 2007/04/05(Thu) 23:36
投稿者: うまづら

ブローバイガスの出口が詰まると、オイルが入っている箇所、
 クランク室
 ロッカー室(ヘッドカバー内)
 ターボチャージャのカートリッジ内部
 等など
の圧力が上昇します。
すると、オイルをシールしている箇所から、オイルが吹き出す可能性があります。

具体的には・・・
 ①クランク後端のオイルシール → ベルハウジング(クラッチorトルコンが入っている場所)へ
 ②クランク前端(クランクプーリ側)のオイルシール → 外部へ
 ③ロッカカバー → 外部へ
 ④バルブステムシール → 吸排気ポートへ
 ⑤ターボチャージャ(略してT/C)カートリッジ → タービンハウジングへ
                      → コンプレッサハウジングへ
 ⑥ピストンリング → シリンダ内部へ

他の影響としては、ブローバイガスによるオイル劣化

白煙を噴いた原因としては、④⑤⑥でしょう。

詰まりが解消したので、オイル噴出しは止まったはずですが、
次の様な後遺症が考えられます。
    燃焼室内のカーボンデポジット
    ピストンリング周りのカーボン堆積 → リング膠着 → オイル消費大

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対処法として次をお勧めします。
 ・オイル交換
 ・ケミカル剤 RMC-3Eでのポート&燃焼室の洗浄
  http://www.hokkaiseiki.com/ 日本ジープセンターでも扱っています。
 ・MTの場合、クラッチの滑りが発生するかもしれません。


とりあえず、「自分ならこうする」という項目をかいてみました。
参考になれば幸いです。

質問、ツッコミ等あればよろしく。

        
 


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