DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: オイル漏れについて
投稿日: 2007/01/04(Thu) 09:42
投稿者: kazuhiko
URLhttp://heartland.geocities.jp/kazuhiko0521/delica/delica.htm

おはようございます。平成7年SG(2800DT)に乗っています。

> 症状は、帰り道に高速道路を速度120キロ~140キロで距離250キロ程度走行したときにオイルの量が2ℓ程減ったのですが(行き道のときはオイル量を確認していなかったので分からないですが、200キロ程度でオイルランプが点滅し始めたのでGSでオイル補充したところ3ℓ入りました)外部からは漏れてる箇所が確認できません。
> 100キロ=1ℓ漏れてるような計算になるのでものすごい量のオイルが消費されてます。

新年早々かなりショッキングな症状のようですね。ご心中を察しもうしあげます。

これだけオイル消費をすると、エンジン内で燃焼して排出されているとすれば、白煙を吐き
ませんか?

ディーゼル車の場合、使用環境やオイルメンテにもよりますが、3000回転超を継続して
使用すると、異常摩耗の傾向性があります。通常のディーゼルオイルでは、潤滑不良気味となり、
油幕切れを起こしたりすることもあるのです。

速度域から察すると、3000~3500回転をキープして長距離走られたようですが、
走行21万キロのディーゼルエンジンの使用環境としては、かなり過酷な試練のように
思われます。

私も4000回転まで平気で回しますが、高回転での負荷は、できるだけ短時間でとどめる
ようにしています。

エンジン本体からの漏れの他に、タービンが損傷している場合もあります。
異常にブーストが上がった状態が継続して、エンジンの内圧が上がると、タービンからの
オイルの戻りを、戻しきれなくなり、タービンが潤滑不良を引き起こすこともあります。

いずれにしても、エンジン側の異常摩耗や、タービン損傷であれば、異音や白煙などの症状が
見受けられると思いますが、そのあたりの症状を伺わないと、何とも言えないでしょうね。

エンジンのメタル損傷を引き起こした場合は、ものすごく大きな異音が出ます。
タービンが完全に死んでしまうと、恐ろしいほど白煙を吐きます。

ボンネットを上から眺めてオイル漏れがない場合も、エンジン後方(ボンネット側からは見えない)
エンジンオイルの漏れで真っ黒になっていることが多いです。

もしかしたら、どこか下廻りからオイルが垂れているようなことはないでしょうか?
経験談ですが、三菱以外の某ディーラーでオイル交換して、40日後に、あるとき突然ドレン
プラグが脱落したことがあります。
M社ディーラーでオイル交換したら、異常に多く入れられてしまい、クレームで1リットル
抜いてもらいましたが、それでも多くて、次回オイル交換までの間にオイルを吹いたことが
ありました。

メーター内のオイル警告灯は、油量の減量を警告するのではなく、オイルプレッシャー(油圧)
警告灯ですから、このランプが点灯した場合、既にエンジンはかなりのダメージを受けている
可能性があります。


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