DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: 始動不良
投稿日: 2006/11/23(Thu) 00:25
投稿者: kazuhiko

こんばんは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。

> 私の車も始動不良の症状が出てきました。
>
> 単純にグローかとも思って、そのうちに交換も考えていたのですが、
> 今朝も掛が悪くて、10秒程度のクランキングを数回やっているうちに
> セルの勢いが無くなって止まりそうになってしまいました。
> その後、掛りはしたんですが。
>
> そこで思ったのですが、この程度でセルの勢いが無くなるのは、
> バッテリーも寿命でグローの発熱が充分で無いってこともあるんでしょうか?

ご質問には、始動不良となる外気温や、バッテリー交換の履歴が書かれておりませんので、
どのような使用環境であるのかがわかりませんし、始動不良には幾つかの原因がありますが、
とりあえず、バッテリーについて。
元気なバッテリーなら、インターバル(一定時間休ませて使用し、連続負荷を掛けないようにする)
をある程度間隔あけて、セルをクランキングすれば、10秒程度のクランキングを、30回以上
繰り返したことがあります。(115D31R、2500DTのSWにて 12月の午後)

私自身、色々なトラブルに見舞われていますが、残念ながら、グロー交換が必要になった
経験がありません。きちんとプリグローをかけた後にクランキングを開始すれば、寿命が
短くなることはないと思っています。

始動不良で、グローを疑う人が多いのですが、よほど寒冷時でない限りは、予熱を掛けなくても、
実はエンジンは掛かるのです。(雪の降る北海道でもエンジン始動可能です)

SGの4M40では、燃料噴射ポンプのトラブルが非常に多いです。
エンジン始動不良時に、エアーを噛んでいないか? 点検してみると、すぐにわかります。
燃料フィルターの頭についている、エアー抜きポンプを押すだけです。プラグを緩める必要はありません。
ただ、手動でポンプを押して、数回~10数回で、押している抵抗が変化したら、内部に
エアーを噛んでいた証拠です。

※燃料フィルターのシール不良でも起こります。

予熱を疑う前に、燃料が来ているかどうか? を疑ったほうがいいと思います。

参考までに、初期的な点検項目としては、こんな感じでしょうか。

(1)燃料系統…燃料が来ない
・燃料ラインの詰まり
・燃料ラインにエアーを噛んでいる
・燃料フィルターの詰まり
・燃料に水が溜まっている
・燃料噴射ポンプの不良

(2)グロー関係…予熱が掛からない(電気が通電しない)
・グロープラグ
・グロープラグのコネクションプレートの接触不良
・グロー配線の劣化や断線・接触不良
・グローリレーの作動不良
・水温センサーの不良

(3)その他
・低温進角装置の作動は?


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