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こんばんは。平成７年ＳＧに乗っています。 > いつも楽しく拝見しているH8・V6・ロング乗りのテツです。 > 実は・・・以前にも皆さんに相談したのですが、どうしても走行中に左に大きく寄っていってしまいます。 > ディーラーからは原因は解らないと・・・ただ右と左の車高が違うのでそれが気になるとだけ告げられました。 車高が左右で違っていて、車が傾いていれば、まっすぐ走らないのは当然です。 車がまっすぐに走らなければ、車検時にサイドスリップでアウトになります。 ディーラーさん、何を教育しているのでしょうか？？ （新車販売ディーラーでは、古い車は相手にしないで、新車への買い替えを勧めます） > 確かにその場で計測してもらうと左右で3、4ｃｍ車高が違っていました。 測定した場所が平らであったならば、かなりの異常値ですが… ロアアームブッシュが引きちぎれても、その半分も狂いません。 ※車両の積荷が片寄っている場合は、測定時の誤差が大きいかもしれません。 > 他の工場で念のためアライメントの調整をいれ、何とか運転席側の車高が（地面からフェンダーまでのタイヤの中心を通した計測）フロントで84ｃｍに対し助手席がわが83ｃｍ、リヤの運転席側が85.5ｃｍにたいし助手席側で83ｃｍまでもどりましたが、リヤがまだ傾いています・・・ 車高の狂いは、足回りのパーツの損傷や劣化によるものですから、アライメント調整では、 本来修正できません。 アライメント調整は、足回りパーツの交換＆調整、タイヤ交換後にされるのがお勧めですね。 足回りパーツを新品に交換したら、再びアライメントの調整が必要になってしまいます。 アライメント調整で、どの部分に手を入れたか？ を見ることで、狂っている箇所が ある程度特定できると思います。 > やはりこれが左に寄ってしまう原因なんでしょうか・・・？ > そろそろサスなど足回りのヘタリですかね。 足回りのへたりという以前に、完全に、損傷していると思っていいかも知れませんよ。 参考までに、画像は、フロントのロアアームですが、見事にブッシュが引きちぎれています。 これで、１ｃｍほど車高が下がってしまいます。 ショックに関しては、我慢できる許容範囲に、かなりの個人差がありますが、 日本人の大部分は、サス抜けた車に我慢して乗っていると思います。 （古い車のショックを交換すると、どのメーカー品でも、驚くほど体感が変化します） 新車時から、初回の車検を迎える頃には、新車時の走行性能は失われている車が多いで しょう。その後は、５年・７年の車検を迎える頃には、徐々にへたったサスに体が慣ら されていき、１０年を迎える頃には、それ以上劣化しないほどまで、完全に逝っています。 徐々に慣らされていくので、本当は何年も前から逝っているのに気がつかずというケース が多いのかもしれません。 ショック４本のうち、１本ないし２本だけが極端に抜けていた場合は、ショック交換 だけで、かなりまともに復活するでしょうが、恐らく、ショックを交換しただけでは、 車高は元に戻らないかもしれません。 その他の足回りパーツ、かなりくたびれているでしょうね。 ショック４本、フロント＆リアのロアアーム、スプリング… どこまで交換するかは、 オーナーさんの予算と、今後何年乗るかによって、考えてください。 必要経費と割り切るには、桁外れな金額がかかりますので… |