DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: エンジンオイル交換について
投稿日: 2006/10/05(Thu) 18:54
投稿者: kazuhiko

こんばんは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。

> H7SG2800DTに乗っていますが、新車時から現在(220000KM)まで
> 3000~5000KMごとに交換して2回に1度のエレメント交換をしています。
> オイルの銘柄は何度か変わっていますが、鉱物ベースで10W-30CF4を使ってきました。

上記から、年間の走行距離はおよそ2万キロ、年間のオイル消費量は40リットル前後と推測します。


> 最近の燃料費も考えて、CF4をCD級に変えて節約しようかと思っています。

4M40の開発された年代を考えると、CD級オイルが主流だった時代ですから、適合しない
ということはないと思います。
(一応、高負荷ディーゼルエンジン対応ですから、ターボ付エンジンでの使用可)

今から十数年前、当時のディーゼルエンジンに対しての見方としては、3000回転以上の
高回転を持続すると、油膜切れを起こして潤滑不良になるとの見方が一般的でした。
現在のCF-4級オイルに比べると、分散性の低いオイルですから、このあたりの、高負荷運転に
対して、考慮して運転してあげれば、特に問題はないと思います。


ところで、CD級のオイルを使うことで、年間どの程度節約になるのでしょうか?

私自身は、CF、もしくはCF-4級オイルを、鉱物油であれば、4リッターあたり、1000~1600円
程度で入手しています。
(部分合成油であれば2000円前後を目安に購入)

トヨタ純正のCF-4でも、20リットルのペール缶で6000円程度で出回っていることが多いです。

長く乗るのでしたら、距離に応じて、交換サイクルは少しずつ短くしていったほうが、エンジンのためには
優しいかと思います。(エンジン内部も距離に応じて堆積物が多くなってくるでしょうから)

CDでもCFでも、洗浄効果的には変わらないかな。多分。



余談ですが…

設計の古いディーゼルエンジンは、クリアランスが広いこともあって、高級なオイルを使用しても、
エンジンによいとは限りません。鉱物油は、距離が進むにつれて熱ダレしやすいのが欠点ですが、
ディーゼルとの相性は、合成油よりもいいかもしれませんね。
また、流通しているオイルの大半は、OEM生産されたものですから、市販価格の大部分は流通コストです。
なので、流通量が少なくて値段の高いオイルと、流通量が多くて値段の安いオイルでは、内容的には
殆ど差はないでしょうね。

大量仕入れ大量販売で流通コストを下げているディスカウントのオイルでも、特別に悪いオイルと
いうのにはあたったことはありません。
SGの2800DTは、エレメント交換しない場合、総量の66%しか抜くことができませんから、
常に古いオイルが3割以上残ったまま、新油と混ざってしまいます。
オイル銘柄を変えても、すぐには全量入れ替わらないので、オイルの良し悪しがわかるまでには、
20リットル缶を1缶使いきった頃、はじめて客観的に判断できるかもしれませんね。


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