DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: 2インチUP=約5センチですか?
投稿日: 2005/07/29(Fri) 18:08
投稿者: kazuhiko

こんばんは。平成7年SGに乗っています。
さとやん@大阪さん、郡上ではどうも~です。

> 2インチUPキットはショック→ランチョRS9000X、2インチUPコイル、ジャオスアシストキット、強化アンカーアームガイドを使用しようと思っています。
> 当方05型エアロルーフボディで、タイヤは現在ノーマルです。宜しくお願いします。

ここまで天井のクリアランスが狭いと、非常に厄介です。というのも、まっ平らなところでは計算上の高さでもOKでしょうが、進入速度、ブレーキの掛け具合によっては、フロントは沈み、リアは持ち上がります。一度沈んだフロントは、バネの反発により瞬間的に持ち上がります。2cmが、2cm確保できない状況もあるわけで、なんとも言えません。
また、2インチは約5cmですが、正確に言うと、PF8Wさんの言うように1インチ=25.4ミリ。2インチだと、5.8cmということになります。
実際に、2インチキットを組んだとしても、正確に5.8cm上がるとは限らないので、その前後だと思ってください。
車検についても、4cmを超える分については、記載事項の変更が必要になったはずです。

私的にお勧めは、4cm以内でのリフトアップです。
1.5インチコイル、若しくは純正コイルにスペーサーで上げる。これなら、後日欲が出てきたときに、スペーサーで上げることも可です。リアコイルの交換やスペーサーを入れるのは、ひとりでは厄介ですが、2人以上いれば、DIYでも可能な作業です。

フロントは、強化トーションバーとアンカーアームを補強するパーツを使って、1.5インチ程度の絞り上げで様子を見る。もし2インチまで上げるのであっても、これなら、ナットを締めこむだけで持ち上がります。

注意点は、たとえ1.5インチ程度であっても、ブレーキの干渉と、タイヤの取り付け角(キャンバー)には、細心の注意を払った方がよいでしょう。
天井までのクリアランスが狭いという状況では、一度に無理して限界に挑戦するのではなく、コツコツと作り上げて言ったほうが、よいのではないでしょうか?

ちなみに、天井(屋根)を傷つけてしまうと、リセールバリューは底値に転落します。通常、ドアやボンネットなどと違い、屋根は交換できない外板パーツですから、屋根に傷のある車両は、査定の上では事故車扱いになります。私も以前、ひょう(氷)害に遭った事があり、査定は半値に落ちてしまいました。(今では開き直って、荷物の積み降ろしでボコボコですが…)
事故車扱いになると、国内での転売は難しく、輸出用に回されるのだそうで…

尚、2インチ上げて、ノーマルサイズのタイヤでは、ちょっと見た目、不自然かな? なんて考えて、大径タイヤの装着もやりたくなると、後戻りできませんので、少しは余裕を見ておいたほうがいいと思います。


- 関連一覧ツリー (◆ をクリックするとツリー全体を一括表示します)