DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルハブの締付トルク
投稿日: 2018/09/21(Fri) 15:33
投稿者: kazuhiko

ハブの締付トルク PE8WからV46WGに乗り換え、3年目になります。

> 『ハブの締め付け最適トルクと計測方法』
> が知りたいのです。

既に原本は手放してしまいましたが、
整備書のページのコピーです。

> 目的は
> ハブの締め付けトルクを最適化させ、
> 転がり抵抗減少及び
> 燃費向上させたいと思っております。

許容範囲のうち、最小値に収めることにより、燃費は向上します。
但し、緩みに拠るガタつきの可能性は否定できない為、自己責任というか、
タイヤのローテーションや、夏冬履き替えでジャッキUPした際は、
タイヤをゆすってガタつきのないことを確認願います。

現在私が所有する、2代目パジェロV46WGは、納車前整備の時点で、
整備を担当したディーラーにお願いして、最適値に調整して頂きました。
グリスは、デリカ寒冷地さんに教えて頂いた、コスモのロードマスター(2番)

おかげで燃費は良く。5MTということ、若いころに比べて速度は控えめですので、
2800DTで、平均燃費は10Km/Lを超えます。
先週末は、静岡県~愛知県往復で、新東名を平均80Km/L以下で走り、
D:5のクリーンディーゼルが、13.5Km/Lでしたが、
パジェロと比較して、どうということのない燃費。(パジェロでも12キロ超えは可能)
自重がドラム缶1本違うし、幅広の265タイヤ装着を考えると、
D:5のディーゼルはパジェロより1キロ程度良いくらいなので、あまり感動しません。

実は、昔の車はハブの整備具合で個体差が生じるのですが、
現代の車は、ベアリングがユニット化されているため、このような微妙な調整ができなくなっています。
某社(三菱ではない)が燃費偽装で会見した際、ベアリングによる個体差を口走ったことがありました。
しかし、今時の軽自動車が、古いメカニズムを採用していないのは自明の理で…

> 現状では、
> 町乗りしただけで、
> 前輪ハブがかなり熱をもつ状態です。

正常な状態であれば、高速走行直後に触れても生暖かい程度。

> 測定方法は、
> Kazuhikoさんがされているように、
> タイヤをはずした後、
> ボルトに紐を巻き付け、
> バネ秤りで、
> トルク及び回転し始める力(重量)を測定する
> が、最も簡易な方法でしょうか?

私のお友達で、ただ1人だけ、整備書に出てくる特殊工具を所有している人がいます。
トルクレンチで締付け可能です。

私自身は、自分で組む際は、ラジオペンチの先端で軽く締め付けるだけ。
昔、近所の整備工場のベテランメカニックに教えてもらったのですが、
軽く、の意味合いを手探りで見つけるまでには、何度も試行錯誤。
最初は発熱を経験しました。

デリカ寒冷地さんに至っては、何度もバネ秤でトルクを試して、
手の感触で判るというくらい精通されています。
しかも、ロックナットの穴位置に不満があり、最適値に調整できるように、
別途穴あけ加工を施して…
私が最後に乗っていたPE8Wもデリカ寒冷地さんに手ほどきを受け、
調整後はAT車でも9Km/L程度まで燃費は改善。
(ATの変速パターンは、低回転で走行できるよう、別途改善済)
廃車にした時点で、潰すのは勿体ないくらい滑らかに走行していました。


> 私にとつて、
> この方法は画期的で、
> バネ秤さえ安く購入できれば、
> 取り組みやすい方法に思えます。

詳しくは、整備書の画像を確認願います。


- 関連一覧ツリー (◆ をクリックするとツリー全体を一括表示します)