DELICA BBS Part2 (10000以降の過去ログ保存)

タイトルRe: ブレーキフルードリザーバータンクのキャップ
投稿日: 2017/10/09(Mon) 19:54
投稿者: kazuhiko

久しぶりに書き込みます。元デリカ乗りです。

> そこで疑問1、純正のキャップですが、空気を吸う必要等で、わざと密閉が弱く作られているのでしょうか?
> 疑問2は、マスターシリンダーについてですが、フルードのラインにチェックバルブはありませんよね?
> という事は、ブレーキペダル(ピストン)をある程度押し込むまでリザーバータンクに正圧がかかり、あるところからリザーバータンクとの通路が遮断され、タンクには正圧がかからない。逆に、ある程度戻るまでは、ブレーキラインに負圧がかかり、ある程度戻ったら今度はタンクに負圧がかかる。
> これなら、多少空気の入れ替えがあるので、フルードが吸湿するのもわかります。

ご指摘の通り、息をします。
構造上の必然であり、吸湿性の高いブレーキフルードが、外気の影響を受けるため、
フルードの定期交換(おおむね、車検ごと)を推奨しています。

その為、ブレーキラインを分解すると、垂れ流し状態となってしまいます。
ブレーキホースを、バイスグリップなどで挟んで潰しておくのが一般的ですが、
手軽に漏れを止めて分解作業するには、キ
ャップ部分をビニール袋か、食品包装用のラップなどで
蓋をして、輪ゴムで密閉してあげることで、流失を抑制します。

まあ、完全に抜けてしまっても、後から補充すればいいだけなのですが。

補充して、エアー抜きを一人で作業するには、
チェックバルブ(逆流防止弁)があったほうが楽ですが、
なくてもかまいません。

ペットボトルなどの排出容器に、ホースの先端が完全に隠れるくらいフルードを入れておくだけで、
逆支弁がなくても、多少息をしてもエアー抜き作業が可能です。
私も、20年位前はこの方法で作業をしていました。
10年くらい前は、逆支弁を使うようになり、
今では…仕事の多忙、怪我や病気で作業困難なこともあり、三菱ディーラー任せですが…


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