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管理人さん、こんばんは。
> やはりフレームの腐食が一大要因でしたか・・・
デリカの納棺師と呼ばれている、 デリカに詳しいお友達の手にゆだねましたが、 車体を解体していく中で判明したのは、 フレームの一部を除き、思っていたよりはきれいな状態であったこと。 エンジンその他、車としての機能には、ほぼ問題がなかったこと。
おそらくは、多忙で放置してきた4年間、 この間の放置がなければ、もっと早くに手を打っていれば、 あと数年は廃車にはならなかったかもしれない、という結論。
20年を過ぎても堅牢なデリカという車、 ただただ、驚くばかりです。 > 次の車はお決まりなのでしょうか? > 燃費のいい車でしょうかね。 > 興味あります。
廃車を決定した当初、次の車は決めておらず、乗り換え希望の車もなく。 とにかく、次回はあわてて探して、腐った車体だけは避けたい意向。 気長に探そうと思っているので、デリカにこだわるのは無し。
廻りは、どうにかして探してくれそうな勢いなので、 ここで、あり得ない条件を提示。 ・フレームが腐っていないこと ・まともな四駆で四角い車 ・今風の丸い車は嫌 ・ディーゼル ・MT ・5ドア
そんな、あり得ない条件を提示したにもかかわらず… 偶然というか、必然というか、なんというか… 見つかってしまいました。
平成7年式 V46WG 三菱パジェロ ロング 2800DT 5MT
この車、21年も経っているのに、下回りは腐っていないんです。 ワンオーナー車で、東京の三菱で整備されていた記録があるので、 規制対象外の地域、奥多摩あたりで使われていたのかな?
納車前に、ゴム関係を始め、徹底的に手を入れ、 燃料タンクまで下ろして、防錆処理を行いました。
笑ってしまいそうなのは、車両本体108万円の車に対して、 整備費用総額135万円…
エンジンルーム・下回り洗浄・錆止め塗装 → スリーラスター施工(燃料タンク脱着) ドアミラー左右交換 バッテリー2個交換 バッテリーマイナスケーブル2本交換 フロントスタビライザーリンク左右交換 グロープラグ4本交換 エンジン&ミッションマウント交換 噴射ポンプ脱着 オイルシール交換 タイミングチェーン交換 クランクシャフトプーリー交換 前左右ハブベアリング&オイルシール交換 タイロッドエンド左右交換 オイルフィルター交換 ヒューズボックス蓋交換(印字劣化) エンジンエアークリーナー交換 フューエルフィルター交換 ワイパーゴム3本交換 メーター内4WDランプ交換(玉切れ) クラッチレリーズシリンダーオーバーホール ミッション脱着クラッチ交換(滑り気味) トランスファ分解オイル漏れ修理 4輪ブレーキホース交換 フロントショックアブソーバー交換(ガタ) → <持込み>コニー ハイエース用 リアショックアブソーバー交換(オイル漏れ) → <持込み>コニー パジェロ用 発炎筒交換(期限切れ) LEDへ 前左右ブレーキキャリパーオーバーホール 後左右ブレーキキャリパーオーバーホール ブレーキパッド前後交換 → <持込み>プロジェクトμ Bスペック ブレーキマスターシリンダーオーバーホール ヒーターホース交換(エンジンルーム内) グローリレー交換 フェンダーモール交換 ETC車載器セットアップ・取付
気になる燃費は、すばらしく。 フレーム車の為、モノコック構造であるスペースギアよりも重量があり、 265幅の重たいタイヤで、ギヤ比はスペースギアよりも低く。
なのに、平均で10キロ近く走ります。 5MTと、燃料噴射タイミングはほぼ新車並み。 ハブベアリングを、グリスにもこだわり、極限まで調整した結果。 9~12キロ程度走りますので、 92Lの大型タンクの為 例えるなら、1回の給油で静岡から青森まで走れてしまうくらいです。 |