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ナベ@福岡さん
>しかし、会社が傾いてしまっては、新型の開発は望むべくもないですし、すんなり信用する事もできかねますね。
D:5BBSの方にも先ほど書いたのですが。
野村証券の試算によれば・・ 今回の燃費誤魔化した4車種において、ガソリン代の補償(1台4万8000円~9万6000円) やエコカー減税の返還額(1台当たり1万~2万円と試算)などを合わせた 対策費用は 425億~1040億円となるようです。
現時点での三菱自動車工業の手持ち資金は、4800億円程のようです。 4車種だけにとどまれば、おそらく凌げるとは思いますが、燃費を水増しして いた車種が今後さらに増えたり、海外まで及ぶ可能性もゼロではありません。 生産販売ストップが、長期化すれば、日産とのからみや、他の営業補償なども これから出てくるでしょう。 三菱自工のブランドイメージは失墜、株価暴落、等々考えると、経営は厳しくなるでしょうね。
年間800億程度?(ホンダなどの1/10程度)しかない三菱自工の開発費、経営が苦しくなれば 益々「弾」を絞られる可能性があります。 D:5の新モデルのプロジェクトがどの程度進んでいるかわかりませんが、なんらかの影響 は出るでしょうね。
>嫌味ではないですが、他社にはできるのですから、新型戦闘機を作る技術を回せばどうにでもなりそうです。
民間旅客機や、F2、最近ではステルス戦闘機さえ作るくらいの技術の三菱ですが、 同じ三菱でもあれは「三菱重工」ですからね。 同じ三菱とは言え、別会社、自動車業界に人材を回すうまみはないのかも知れません。 PS: 三菱重工、豪華客船作りに失敗、何度も手直しで特損累計2375億円とか。 三菱自工を支援するような状況ではなさそうです。
4ALさん
交通インフラ関連も少しづつ復旧してきているようですが、あの阿蘇大橋の崩落は ショックでした。あのあたりは年に数回は通ってましたから。
>本社・開発部門の中堅以上は全員、全国の各販売店に行って直接謝罪に回るべ >きではないでしょうか。世間のそしてユーザーの声を直接認識する必要がある >と思います。間接的ではもう見込みないのでは? >厳しい言い方ですが、燃費結果のいい数値に「改ざん」を指示をした人間はも >ちろんですが、それを追認し、おかしいと声を発しなかった人間もまた、ほぼ >同罪です。
>うその数値を出してでも売れればいいということに対して、 >メーカーの、そして技術者の良心はなくなったのかと聞きたい・・・・
同感、おっしゃるとおりです。
>今日、私のSWの定期点検の日程を決めに、ディーラーへ行ってきましたが、 >すべての車種について、販売自粛としたようで、サービスフロント以外はほ >とんど人がおらず、広告ののぼりや垂れ幕、店の前に置いてあった展示車な >ども裏へ片付けているところで、まさに閉店直前の状況でした。 >サービスフロントマンも、「今後どうなるかは、まったくわかりません」と >言っていました。
宮崎市内には、二店の三菱営業所(同系列)がありますが、たまたま一店の前を通り かかった方は、昨日、いつのまにか閉店してたと告げてました。 展示車やディスプレイを下げたので、そう思ったのかも知れませんね。 今回の、日産まで巻き込んだ波は大きそうです。
昔読んだ、「空飛ぶタイヤ」という三菱リコール隠し事件を扱った、池井戸潤さんの小説の一節 を思い出しました。
自社製品の欠陥を隠しリコールを行わずにいることに気付き、告発すべきか、思い悩む (ホープ)自動車の社員(沢田)へ奥さんが告げた一言。
「もし会社が倒産するようなことになったとしてもそうするべきよ いちばん大切なひとに嘘をついてはだめ 会社にとってそればお客さんでしょ」
逮捕後、取調べ室で、刑事の(高幡)は、往生際の悪い(狩野専務)へ言った。
「ホープ自動車っていやあ、名門企業じゃねえか、いいかよく聞け、 名門を汚すのは、リコールじゃない、不正なんだ。それがわかんねえのかよ!」
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