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「熊本地震」 お見舞い申し上げます。 余震がまだ続き、大変だとは思いますが、頑張ってください。
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三菱自動車は本日20日、軽自動車の「eKワゴン」と「eKスペース」、日産自動車向 けにOEM生産する「デイズ」と「デイズルークス」の計4車種で、実際よりも燃費を 良く見せる不正を行っていたことを発表しました。 上記車種の生産販売を停止。
対象台数は、合計62万5000台に上るとか。
リコール隠し事件(https://youtu.be/z7DYc5xTLmI)後、良くなったようにもみえましたが、 国土交通交通省からの指導、監査、その際の内部告発者の左遷とも思える報道番組 (https://youtu.be/9D-qdpvc37s)などを見るたび、大丈夫かな?と、気になっており ましたが、変わってなかったようです。
今回の件、「内部告発ならまだしも、日産自動車からの指摘での発覚」とか。 日産自動車の指摘は昨年11月とのこと、内部調査に時間がかかったとは言え、偶然重なったとは言え、 記者会見がこの時期(熊本地震後)というのも・・。
今回は、リコールやサービスキャンペーンみたいに、単に車を改修すればいいという ものではなく、対ユーザー個々との交渉、補償、日産との関係、大変大きな厄介な問題です。 燃費というとで環境基準が変われば、税金問題もあるかも知れません。(燃費基準で減税基準が変わる)
発表内容(三菱自動車サイト) http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/corporate/2016/news/detailg420.html
>“その他の国内市場向け車両についても、社内調査の過程で、国内法規で定められた >ものと異なる試験方法がとられていたことが判明しました。”
今回、発表のあった4車種以外にも出てくるのでは?と・・気になるところです。
現行デリカD:5含め、他社と同じような車を作っても、技術・営業力(ブランド力含) はかわないのだから、PHEVとか、三菱にしか出来ないよな車作りに特化するなど、 抜本的組織改革が必要なのかも知れません。
ブランドは失墜、三菱自動車はさらに売れなくなるでしょう。
先日、修理(ブレーキ固着)で行った近所のディーラー、ふと天井を見ると、 雨漏りの跡が・・・。隣接する他社ディーラーのような華やかさもありません。 リコール隠し事件以来、地道に頑張っている、地方の三菱ディーラーがかわいそうです。
写真は、修理の際、代車で借りた「ekスペース」です。 燃費メチャクチャ良かったのには感激しましたが・・この車も対象車両の一つなのでしょう。
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【追記〕4月22日 参考リンク追記
日経BPの会員登録(無料)が必要ですが、今回の件について、書かれた結構参考になる記事です。
やり切れない三菱自動車の燃費偽装 事業構造の抜本的な再構築が不可避 鶴原 吉郎 2016年4月22日(金) http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/264450/042100029/?n_cid=nbpnbo_twbn&rt=nocnt |